
大方の予想通り、昨日Super AGURIの2006年F-1への参戦が認められました。これで日本人がF-1を見る興味が倍増した事は否定できません。日本人オーナーによる日本製エンジン、日本人ドライバー、そしていずれは日本製シャーシーのオールジャパン・パワー。大昔のマキF-1を思い出します(マキのようになってもらっては困るが…)。
しかし浮かれてばかり居られないのも殆どのファンはわかっている。
第一に、どうみても戦闘力が低すぎる2002年アロウズ製シャーシでスタートせねばならない点。予選通過さえおぼつかないと考えるのが常識。
第二に現時点ではまだ不鮮明なスポンサー。お金が無ければやっていけないこの世界、具体的なスポンサー名を聞くまでは安心できません。
第三に佐藤琢磨の存在がチームの存在意義になっていないか、という点。琢磨をHONDAから結果的に追い出した事が、今回のチーム誕生のトリガーになっている事は周知の事実。でもそれがチームの存在意義であるならばこのチームはすぐに淘汰される。それがF-1の世界。
他にもいろんな不確定要素が多すぎるこのチーム。初年度からの活躍は期待していませんが、まずはF-1の世界の一員として他チーム、ファン、そしてFIAに認められることを第一目標として、じっくりと、着実にステップアップして欲しいと願っています。
勿論、我々ファンも長い眼で観てやらねばネ…
Posted at 2006/01/27 23:27:12 | |
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