
ご存知のように、LEXUS GS450hが発売になりましたね。
スペックをおさらいすると、エンジンは「GS350」にも採用されている「2GR-FSE」型3.5リットル直噴V6。スペックは純ガソリンエンジンより若干抑えられており、最高出力は218kW(296ps)@6400rpm、最大トルクは358Nm(37.5kgm)@4800rpm。電気モーターは最高出力147kW(200ps)、最大トルク275Nm(28.0kgm)。
でもハイブリッドの難しいところで、システムの合計出力は345psで単純な足し算ではないところがミソですな。
空車重量1890kgという、このクラスとしては重量級のボディながら、0-100km/h加速は6秒以下。純ガソリンエンジンのGS350の公称スペックは0-100km/h加速7.2秒、0-400m加速15.5秒であることから、GS450hの0-400m加速は14秒台前半近辺になるものと予想されます。
興味ある燃費は14.2km/lと発表されており、これならば謳い文句の、“4.5リッター並みのパワーを2リッター並みの燃費で実現する”というのも嘘では無さそうです。
たぶんZ33よりも一回り速そうですが、1.9tのボディはスポーツ走行には不向きで、直線番長となりそうですね。
価格は、ベーシックな「GS450h」が680.0万円、上級装備を盛り込んだ「GS450h “version L”」は770.0万円。GS350比で160.0万円高、4.3リッターV8搭載「GS430」と比べ50.0万円と思わず引いてしまうお値段。
燃費フェチな私にはとても興味ある車ですが、どんなに頑張って走っても車輌価格差をガソリン代で取り戻す事は不可能そうです。LOHASなリッチマンにはいいクルマでしょうね。
何度も書いてますが、大排気量車はアイドリング時にそれなりのガソリンをどうしても消費してしまいます。例えば3リッター以上のクルマにはアイドリング・ストップ機能を義務付ける、みたいな法規制も今後考えていく必要があると思います。(以前あったクラウンの、マイルド・ハイブリッドみたいな機能)
※アイドリングストップだけで市街地燃費は3~5%は確実に向上します。
関連ページ:
LEXUSからのDM
Posted at 2006/03/18 08:56:56 | |
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