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お茶犬おじさんのブログ一覧

2007年04月15日 イイね!

F1バーレーンGP。コントロール・レース。

F1バーレーンGP。コントロール・レース。2007年F1は全17戦。3戦目のバーレーンの位置付けを考えるとこのGPを理解し易いと、レースが終わった後に考えた。
今シーズンがフェラーリとマクラーレンの対決に終始するであろう事は最早決定的。4週間後にいよいよ始まるヨーロッパ・ラウンド。ここバーレーンではポイントを落とさないディフェンシブなレースをする必要がある。主要チームはそう考えたのだろう。
顕著な例がアロンソ。次戦が母国スペインGP。エンジンを温存して次戦に備えるのをレース前に予想すべきだった。精彩を欠いたライコネン。でもレースが終わってみれば、マクラーレン・コンビと並んでポイント・リーダーだ。マッサは勝つ必要があったが、ライバル勢が保守的なレースをしてくれたせいもあり楽勝だった。ハミルトンも前回のようなドラマも無く、史上初のデビュー直後の三連続表彰台。全てが丸く収まったか。

長いシーズン、全レースにチャレンジングな展開を望むことが出来ない事は理解している。ある意味、今回のようなコントロールレースも避けられないだろう。わかっちゃいるが、何か喰い足りない。
計算してみた。3レース終わって、与えられる全ポイントは107ポイント。その内マクラーレンが44ポイント、フェラーリが39ポイント、合わせて83ポイント。77.6%である。上位2チームだけで3/4以上を荒稼ぎしている。ポディウム前に赤/銀のマシンが並ぶのも見慣れた光景になってしまった。

ドライバーズ・ランキングではどうか?前述したようにアロンソ/ライコネン/ハミルトンが22ポイントで首位に並び、17ポイントのマッサが追う。3戦連続4位のハイドフェルドが15ポイントでこれを追うのが唯一の救いで、残りのドライバーはおまけのようなものだ。トップ2チーム以外のドライバーがポディウムに上るのは何時?

ここで思い出すのが1986年シーズン。プロスト/マンセル/ピケ/セナの四天王が最終戦までチャンピオンを争ったあの年。フジテレビがTV中継を始める前年なので、コアなファン以外はご存じないと思うが、あの年もこの4人以外でポディウム頂点に立ったのは第15戦のベルガーのみ。インターネットなんて無かったこの時代、私も雑誌でしかこのバトルは知らないが、とても熱く燃え上がったシーズンだった。でも今年は何か違う。時代背景も違うのだが、予想も付かないドラマが起きる可能性を感じない。メーカーが深く介入しているからでもあるのだが、結果までもが品質管理されているように感じる。こういうのを予定調和っていうのか?

これを突き崩すのは、ハミルトン、君だけだよ。
暴れに暴れまくって、ガツンと僕等の目を覚ましてくれ!!
Posted at 2007/04/15 23:54:08 | コメント(5) | トラックバック(0) | 2007年F-1シーズン | クルマ
2007年04月15日 イイね!

中嶋一貴、いきなりファーステスト! (バーレーンGP2)

中嶋一貴、いきなりファーステスト! (バーレーンGP2)平手晃平と中嶋一貴は、GP2デビュー戦でいきなり洗礼を受けた。
平手はフォーメーションラップで、中嶋はスタートで、どちらもクラッチのフライバイワイアの誤作動でエンジンストールを喫したのだ。

GP2のエンジンから後ろの部分はプロストF1の2000年用マシンであるAPO3をそのまま使っているのだが、このフライbyワイア・システムは、現在のF1のような調整機構がついていないもの。

 例えば、スタート練習をやるとクラッチが熱くなって切れなくなる。F1のシステムは、クラッチのバイクポイント(切れる位置)が、自動調整機構で同じ間隔に保たれるようになっているが、GP2のそれは、手動による調整しかできない。この古いシステムのため、2人の他に、フォーメーションラップとスタートで、6台が同じトラブルに泣いている。

 レースはポールポジションのフィリッピが逃げ切り、上位にほとんど変動はない結果となったが、中嶋一貴は、そのトラブルで周回遅れになりながら、レース中にはぶっちぎりのベストラップを記録。7、8、9位のマシンを抜く場面に対して、「周回遅れなので遠慮せよ」、という警告を受けるスピードをみせ、平手もベストラップでは中嶋に次ぐ2番手。クラッチの癖を“勉強”した2人の明日のレースを楽しみにした。

 一方、山本左近はそこをうまくこなしてしぶとく1台抜いて11位。まずまずのデビューレースを終えた。
(F1 Kinder Gartenより)

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結果、左近11位、一貴17位、平手18位。厳しいデビュー戦でしたが光明は見えたようですね。
注目のグロックは7番グリッドから追い上げて2位、ブルーノ・セナは4位だそうです。

本日の第二戦ではフライバイワイアの誤作動を克服して光るところを見せて欲しいものです。

明日のF1ドライバーを育てるこのGP2、今期もフジテレビ739で放映されると思うのですが、出来れば全戦のカバーをお願いしたい。マシンの運搬経費が掛かるので難しいことは百も承知してますが、日本にも遠征してくれればF1観戦の楽しみが増すってものなんですが…
Posted at 2007/04/15 12:02:17 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2007年F-1シーズン | クルマ
2007年04月15日 イイね!

恒例! F1バーレーンGP予選分析。

恒例! F1バーレーンGP予選分析。例によってF1バーレーンGPの予選第2ピリオドと第3ピリオドのタイム比較を分析してみた。

今回は今までの2戦と全く違う傾向が見える。タイム差が均一なのだ。前戦までは、上位ほどタイム差が少なく、下位に行くほど第2ピリオド脱落勢(ガスをたくさん積んでくる)に対抗するために同様に燃料積載を多目にし、結果としてタイム差が広がる傾向値が見えた。
今回はどうだ。見事に1.2秒~1.3秒に収束している。
敢えて言うならば、9位,10位の二人が重いかな、というところか?

さて、判らなくなった。この分析はドライバーが両ピリオドともにマシンのパフォーマンスを100%発揮していることが条件になるが、それを前提に分析してみると…

 ①アロンソは軽いのか?となると今回のアロンソはハミルトンと比較して明らかに遅く、セッティングが思うようにならなかったのだろうか?それとも、第2,3ピリオドともにロングランセッティングで走ったのか?まさかね…
 ②マッサ/ライコネン間のこのタイム差も合点がいかない。フレッシュエンジンを得たライコネンの筈だが、0.4秒のタイム差は実力差か?まさかね…
 ③予選後の記者会見で、メルセデスのノルベルト・ハウグは「ハミルトンは普通の燃料量を搭載しているよ。彼の作戦は見せかけではない。フェラーリよりも第1スティントは長く走れると思う」とコメント。って事は今回の本命はハミルトンか?まさかね…

ということで疑念はますます増すばかり。
今回のスタート位置のグリップはフェラーリ優位だから、前回のような訳にはいかない。スタートで2台のフェラーリに先行を許す結果になるかも。でもそこはブレーキングが深いハミルトン、何か魅せてくれると信じて、夜の決勝を楽しみに待つ事にします。
Posted at 2007/04/15 08:37:05 | コメント(2) | トラックバック(0) | 2007年F-1シーズン | クルマ
2007年04月14日 イイね!

バーレーン予選。もう驚かないよ。

バーレーン予選。もう驚かないよ。フェラーリが復活しマクラーレンをちぎるかと予想したバーレーンGPでしたが、意外にマクラーレンが健闘している、というのが第一印象。例によってハミルトンが凄いが、3戦目にもなるともう驚かない。こうなったら優勝でも何でもして、世間をあっと言わせて欲しい。
川井氏がCS放送の中で言っていた。『ハミルトンはスタート直後の第一コーナーで、他のドライバーがブレーキを踏むタイミングが早いのに驚いていた』

昨年のGP2トルコでも感じたことなのだが、ハミルトンの特徴はコーナリングラインがコンパクトでブレーキングが深いこと。F1でもその特徴を思い切り生かしているようだ。

気になるのはライコネン/アロンソの両雄がマッサ/ハミルトンの後塵を拝していることだが、単純に決勝戦略が違うだけでは無い様な気がする。このトップ2チームのドライバーの序列、微妙なバランスになってきた。この辺りが今シーズンの見所なんでしょうなぁ。

あと感じたことを思いつくがままに幾つか。
●予選第2ピリオドは面白いね。トップ2チーム+BMW以外は皆必死。コントロールタイヤで性能差が少ないから大混戦。
●サヒールのコースは単調で何か面白くないなぁ。高速コーナーがないからだろうか。
●琢磨、今回は精彩が無かったね。第一ピリオドでデビッドソンに大きく差をつけられた。セッティングが決まっていないんだろう。
●ウェバー、頑張ってるじゃないか。文句ばっかり言ってないで走りで頑張れば見てる人はちゃんと見てるよ。
●明日もトップ2チームの争いで決まり。ライコネン/アロンソが何かやらかしてくれそうな気がする。←期待
Posted at 2007/04/14 22:35:08 | コメント(2) | トラックバック(0) | 2007年F-1シーズン | クルマ
2007年04月09日 イイね!

舎弟コンビの絶妙なコンビネーション・プレイ

舎弟コンビの絶妙なコンビネーション・プレイマレーシアGPのオープニングラップ、第一コーナー。
トラクションに優れたイン側スタートのマクラーレンがマッサとライコネンのインを刺して1位と3位に上がり、大きく右に回りこむ第一コーナーに飛び込む。ハミルトンはマッサよりも僅かに遅れて、3位のポジションで続く左回りの第二コーナーに。インべたで回るコーナーだから、ここは圧倒的にイン側のマッサが有利。と思われたが、ここを2位で立ち上がってきたのはハミルトンだった。

この攻防戦、どうやってハミルトンが2位に上がったのか不思議でならなかったので、何度も何度も再生してみて判った。アロンソがハミルトンを援護していたのだ。

右から左に回りこむ第2コーナー、マッサの左側は縁石、眼前にはアロンソ、右隣にはハミルトン。ここでアロンソは状況を瞬時に判断し、一瞬アクセルを緩めたのだと思う。行くところのないマッサもそれに付き合う。この間隙を利用してハミルトンはマッサの前に出た。というのが私の分析。
見事なチーム戦略。現2年連続チャンプとスーパールーキーの絶妙なコンビネーション・プレイ。これやられちゃったら、たいていのドライバーは降参ですね。

今季私が応援する“Young Tiger”たち。末恐ろしい存在になってきました。

さて明日は、マッサにとって因縁の第4コーナーを分析してみたいと思います。これも実はハミルトンがマッサに仕掛けた巧妙な“罠”だったんですねぇ。
Posted at 2007/04/09 23:49:56 | コメント(3) | トラックバック(0) | 2007年F-1シーズン | クルマ

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9歳の時に国産主要車種のスペックを全て丸暗記。スーパーカー世代なんかにゃ負けないよ。初めてレース観戦したのもこの歳、以降40年レースは私のお友達。1976年富士...
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