
色々とガタのきていた32スイスポからの乗り換え。
双方とも前席重視で運転性に重きを置いた設計のコンパクトカーなので乗り換えに当たっての車格としての違和感はほぼありませんでした。
各所はコンパクトカーらしからぬ豪華さで室内外共に質感よく仕上がっています。いや、パッと見てわかる高級感っていいものです。
この車の最大のトピックは既に製造中止となった1.5Lディーゼルエンジン!
煤だとかリコールだとか排ガス規制だとかで散々話題になっていましたが、排気ガスに含まれるPMを漉し取るフィルターの前後にそれぞれEGR通路があり、PMが大量に含まれる未処理EGRが吸気系で悪さをするらしい。
つまり運用上の注意点は、ガバ開けしない・暖気状態で長く運転する。
そもそもここ1年は、週末にしか車を動かしてなかったんですよね。
スイスポ乗っときながらスポーツ走行はしないし、もう軽自動車でもいいよなぁと思っていたが、週末はいつも往復150kmくらい走るので、自分に丁度よさそう!ってことで購入しました。
ただ、ディーゼルエンジンの特性がガソリンエンジンのそれと違ってちょっと戸惑いがありました。
一番困ったのがエンジンブレーキが効かないこと。効きにくいとかいうレベルじゃなくてマジで効かない。
街中でいつも通り走っていると明らかにオーバーランしていくので、アクセル自体を踏まなくなった気がします。
つまりは車間を広めにとって必要な速度を補いつつ、前走車についていくような走り方になりました。
搭載されるミッションは6MTなのですが、街中では4MTって感じ。70km/hくらいから5速へ入れることができて、6速は高速道路での巡航専用。
ミッション車の利点であるギヤを自分で変えながら意のままに車を操るという感覚はこの車にはなく、タコメーターと睨めっこしながらギヤを選んでやるといった感じで、感覚としては「操る」より「お世話」に近い。
そんな私の運転で2500km程度走ってみての燃費は満タン法で21.5~26.0Km/L(DPF再生200kmくらい)
。流れの良い街中を走っていれば燃費計は25Km/L程度をキープしている。ただ、街中だとエンジン負荷が一定でない為に煤の発生が多く、DPF再生が頻繫に入るようになって結局20Km/L程度となる。
それでも燃料代を基準にして考えれば、同じ金額でスイスポの2倍以上の距離は走れる経済性は素晴らしいの一言です。
因みに高速道路で速度を上げれば上げるだけ燃費が悪化するので、これもスピードを出さなくなった一因かも。
一番不満な点はハンドルの応答性。遊びが全くないので、ちょっとフラフラしがち。
高速道路に入るとハンドルが重く設定されるのでマシになるかと思いきや、真ん中だけ固められているのでジワジワ切り始めると急に軽くなったりで非常に扱いにくい。このハンドルのおかげで長距離運転はかなり疲れます。車両の性格と全く合っていないと言わざるを得ない。
内外装の仕上がりもよく装備も充実しているので、ディーゼルエンジンの特性を分かった上で乗る分には良い車だと思います。ただ、手放しで褒められない点がハンドルの他にもあり、非常に癖のある車であると言わざるを得ないです。