
ますは異音の原因を探るべく、サスを見てみたいと思ったのでジャッキアップ。
タイヤをはずしてホイールを見てみると、なんと脱輪したと思しきホイール内側のリムが変形していたのだった。外側からしか観察していなかったので気付かなかったのだ。
加えて車検時に何も言われず、タイヤ・ホイールに問題がないと結論づけていたのだった。
試しに前後を入れ替えて高速道を走行したところ、内装がビビる程度の振動は発生するもののハンドルがぶれることはなくなり、大幅に快適性が向上したのだった。
これなら4月まで我慢して現状維持で乗って、安心で安い有名店に作業を任せられたのになぁ。
嘆いても始まらないので、次はギョリ音の原因究明へ。
転舵時にギョリ音が発生しそうな箇所は、私調べではアッパーマウントかリバウンドストッパーのどちらかであった。
MSE強化アッパーマウントに付属しているスラストベアリングの作動不良も疑ったが、走行時の操舵では異音が発生していないことから候補から外れる。
ネットで調べても同様の事例は見つけられなかったのでレアケースなのかもしれない。
だいたいアッパーマウント周辺から発生する異音は「ゴトゴト」または「コトコト」で相場は決まっているようだ。まぁ、コトコト音はしているんだけどね。
ギョリ音は恐らくゴムと金属が擦れる音であること、ストラットタワー上部から発生していること、異音の大きい左側のストラット上部が右側より綺麗だったことから目をつけたのはリバウンドストッパー。
トップナットとストッパー金属部がかじったような跡があったことも決め手でした。
据え切り等の足回りに大きな負荷がかかる状態では、車体に密着していなければならないリバウンドストッパーが擦れて音を出しているのではいかと予想した。
その解決には密着度を上げるか?逆にオイルで滑らせるか。
恐らくオイルが切れたらまた異音が発生することは目に見えていたので、スペーサーで密着度を上げる方法を取った。
自作等色々迷った末に選んだのがシリコン製のマジカルサスペンションリング。
Amazonで購入して\3300。失敗してもまぁ許せる範囲の出費です。
取付の結果、ギョリ音を抑え込むことに成功!
さらにダウンサス取付時からつきまとってきたコトコト音まで抑え込むことに成功したのです。
リバウンドストッパーが少し浮いた状態=ガタがあり、コトコト音の原因となっていたようだ。
ということでかなり回り道をしてしまったが、フナムシ号の足回りにまつわるドタバタがある程度片付きました。
今回の教訓としてはショップに丸投げするのでない限り、余計なヤキモキと出費を抑えるには面倒くさがらずに異常の原因はしっかり確認して究明しなければならないということですな。いい勉強になりました。
Posted at 2023/03/07 14:21:19 | |
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