デッドニング4回目、Aピラー加工2回目
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
前回取り外したスピーカー周りの吸音材がもったいないので、さらに外周に捲くことにしました。
また、3回目の施工後も低音部での音の濁り、内張のびびりが若干残っていたので、デッドニング手直しも行いました。
2
写真;右ドア
ドア内側の肩のあたりのレジェトレックス施工箇所に、穴を開けると音場が豊かになると前回ご紹介しましたが、あれはスピーカーにもよることが分かりました。カロのスピーカーTS-C1710AとケンウッドナビMDV-313の組み合わせ(オーディオ的には非力)では効果がありました。一方現在のシステム、DLXーF17Sではスピーカーのドライブ力が数段上回っています。むしろドア内部からの音は閉じ込める方向で施工しました。あえて開けていた穴をリアルシルトで塞ぎ、上部にも数センチ角の長方形に切ったリアルシルトを貼ります。
スピーカー周辺にも同様に施工します。
1,2回目の施工がレジェトレックスで、3回以降が青いリアルシルトです。
また、ビビリ音は樹脂パネルが原因のようですので、波型のクッションテープを要所に貼っていきます。(前回はきっちり施工したら内張が嵌らなくなったため)
3
ビビリ音対策として内張にもリアルシルトを貼りました。
ドアの施工も含めた結果は、ビビリ音は解消し、低音部の濁りもほぼ解消しました。
いいスピーカーでは、制震はきっちりやった方が良いという結果です。吸音材は使いすぎて失敗した初回の教訓から内張には追加していません。
4
Aピラーのツィーターの角度付けを行います。
外してしまうと上下左右がずれてしまうので、取り外し前に車内でマスキングテープを細めに切ったものを持って行き、水平、垂直ラインをとります。
ツィーターを当てて削る箇所を確認しながら、ホットナイフでざっくりと広げては確かめるという作業を繰り返します。
5
高音部で細かなビビリが発生したことがあったので、Aピラー裏側にもリアルシルトを2枚貼りました。
6
まだ十分ではありませんが角度が付きました。
ターゲットはルームミラー裏あたりへ左右ツィーターが向くことです。
7
ツィーターの外周のアルミ部分ですが、フロントガラスへ映り込みます。そこでテサテープでボディ部分を巻き、Aピラー装着後に映り込みそうな部分にだけ銀色の箇所に細く切ったテサテープを貼りました。
ツィーターには黒塗装を全体的にやっておいて欲しかったですね。
カロのはちゃんと黒塗装されているんですがねぇ。
8
若干上を向いていますね。向かって10時の方向へ押して反対側を浮かせています。固定はテサテープとクッションテープを裏側に貼って仮押さえしています。
後日、長距離通勤で試したところでは、音がスピーカーからかっちり出ているのが分かりました。内張りの振動もぐっと抑えられているのがわかります。その分音場感が減ったように思いますが、これはMZ80側の設定でカバーできるレベルです。
顕著な違いは音が小さくなったことです。アンプ経由ですが、音量レベル20でけっこう大きな音だったのが、おとなしく感じます。
これもゲイン調整や音量を上げることで解決すると思います。
そして音質面では、音の解像度が上がったことです。
低音チェックとしてバッハの無伴奏組曲を鳴らしたのですが、チェロそのものの響きに演奏者の衣擦れの音も聞こえるようになりました。
スピーカーをグレードアップして、デッドニングを基本パターンでしっかり制震すると、ヘッドユニット側での設定が少しの数値で聞こえ方が変わることを実感しました。
曲によってはへんなエコーのようなサラウンド感が嫌だったのですが、タイムアライメントでウーファーの距離を2レベル(2cmくらい)離したら解消しました。
施工と手直しと調整の連続でもうしばらくは遊べます。
アンプのグレードアップはそれが完了したあとのお楽しみです。
カーオーディオの沼”にはまらないように気をつけながら、縁のあたりで遊びます。
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