
本日の映画は
「ラスト、コーション」です。
監督は「グリーンデスティニー」「ブロークバックマウンテン」のアン・リー。
太平洋戦争下の中国を舞台にしたチャン・アイリンの自伝的小説を映像化したラブ・サスペンス。
米中香と製作にたずさわり、制作費もたくさんかけた大作です。
主演は新人タン・ウェイ、そしてトニー・レオンです。
個人的評価:星
★★★★4つですね。良い!!
ストーリー
1940年の香港。上海から脱出してきた女学生ワンは、学生同士で抗日運動に参加するようになる。彼女はある親日グループのイーに接触して彼を暗殺しようと近づくが・・・
なんとも、これは見ごたえある映画です!
新人女優タン・ウェイですが、役柄を巧く演じてます。トニー・レオンは登場が少ないですが、うまい雰囲気があっていいです。
騙してたら惚れちゃった(笑)という単純なモノではなく、
表には出さない心の表情を目で語る姿は見ごたえありました。
衣装もよく。そこはハリウッド的だったのかなw
要所要所に心に滲みるシーンがあります。私的には、日本風の座敷で二人きりになり、中国の民謡を主人公が詠って踊る場面、美しくもあり、切なさもあり、なんとも・・・
お金をかけて製作をしているだけのことはあり、セットは完璧、そして占領統治下の日本の文化なども、ほぼ細かいところまでも完璧に表現してます。驚き!
ただ・・・なんとも最後はちょっと寂しかったかな。。。
時のツナガリがもう少しスムーズだったら。
HなシーンもあってR18指定です。。。ていうかそんなシーンがなくても(映画的には必要不可欠な描写でしたが)大人にしか分からない内容かも(爆)
Posted at 2008/02/15 02:25:48 | |
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