
本日の映画は
「硫黄島からの手紙」です。
「
父親たちの星条旗」はアメリカ側から描いた作品でしたが、今度は日本側を描いた作品です。どちらも監督はクリント・イーストウッドで、製作はスピルバーグです。出演は渡辺謙、二宮和也です。
個人的評価:
★★★★★満点にしときます。
評価するか迷いましたが、私的主観ですものね。
ストーリー
いわずもがな・・・
まずハリウッド映画なんですが、全部日本語なので驚きました。
「父親たちの星条旗」では戦争に対する悲惨さと、メッセージ色を感じましたが、今回の映画は、その敵(日本軍)の中味を忠実に再現していたのではないでしょうか。
それはフィクションな部分も多いと思いますが、兵士たちの様子や心情はホントのさまであったように感じました。
戦争映画で戦闘シーンも多少はありますが、それよりも兵士を一人一人映してます。
そして、今までの日本の戦争映画では描かれてない部分もたくさんあったと思います。それは言葉であったり、思想であったり。そしてまた小道具であったり。。。
日本人にしか分からない気持ち的、宗教的な部分も忠実に描かれていて、ホントに日本映画のようでした。
涙が出る映画ではないです。けど、今の自分を考えさせられる・・・そんな映画でした。
ふと、日本人は考え方や風習も戦争に負けてアメリカンになっていたんだな~と・・・
けどまあ、俳優の名演技もあってこそのこの映画でした。もちろん渡辺謙しかり、そして
二宮和也は凄かった!いままでも演技的な評価はありましたが、この映画がアメリカで興行的に成功すれば、なにかしら賞を授賞しそうな、そう感じました。
Posted at 2006/12/19 02:45:55 | |
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