もう九月になり季節が変わると2週間前の事でも随分と前に感じますが、お盆の時の出来事を少しだけ書いておこうかなと今更ながらであります。久しぶりに1000km浪漫で今回は瀬戸内方面から走る事にしました。途中まで国道八号線をひた走り、買い物等をしながら気ままな旅です。勿論長旅の際は燃費・安全運行で基本的に加速時は1600回転以上は使いません。エアコン掛けて・早々と5番にほり込み・AP60使いもって走るのが至福の時です。ビバンダムの困ったタイアも随分とひび割れが出てきたので今シーズンで退役と思いますが、相変わらずのバランスの良さと転がり抵抗の少なさで快適に車を進めます。
金津から北陸自動車道に乗り舞鶴若狭道へと走りこの写真は小浜当たりのPAでのものです。時速は80-85km/hでAP60をセットし大型車に抜かされる速度ですが駆動系の振動や車体の動揺やエンジンの状態等全てに余裕が有り余っているので時間が有る長丁場には体力・燃料の温存に最高です。のんびり演歌など掛けたり、ブルースにしたり、奥三河御大から以前いただいた音源等を効きながら走ります。過給圧と排気温度が刻々と変化するのでアップダウン等が有るのでしょうが右足はそれを感知しないので極めて平穏な状況であります。
24時を過ぎ頃合いも良いので春日ICで下りました。ここから和田山までトンネルを走り国道9号へ行こうか、このまま国道175で明石方面へ下りていくかETCゲートをくぐると直ぐに判断。右ウインカーで9号、左ウインカーで175号を下りる直線まで悩んで頭の中で到着時刻や諸々の事を考え出した結論が左ウインカーでした。日付を越えているので早めに休まないとこの年齢になると翌日堪えます(苦笑。街に向かって走るので出来るだけ早朝に市街地を抜けたいので車を進めますが、あんまり市街地に入ると道の駅も無く寝る場所がないと少し不安に。そのうち道の駅の看板が出てきてほっと一息で「北はりまエコミュージアム」という道の駅でエコでない大排気量の実験号はその日の運行を終了です。後に展開してある寝台にウォークスルーで移動し、アイスバッグに入れておいた恵比須ビールを飲んで就寝です。ご近所さんに気を使って機関停止していたのですがリアゲート、荷室の窓、後席窓を少し開けると涼しく気が付いたら何時もの起床時刻5:00。洗顔を済ませ早々に出発です。
この175は学生の頃に明石大橋目指して走ったルートで懐かしい随分と走っていなかった道です。夜間しか走った事が無かったので随分と印象が違います。この播磨の辺りはのどかな景色が広がり毎度ながら良い場所と思います。前回岡山へ向かった際は尾根一つ西の国道312号でしたがこちらは天空の城で有名な竹田城がある谷ですがこちらも好きですね。暫くすると西脇市で日本のへそという言葉が目につきます。東経135度・北緯35度が交わる場所で日本標準時子午線でもありますね。
途中から雨が降り出し窓を閉め再びエアコンを入れて走ります。途中から国道372号へ乗り換え対角で姫路を目指します。早朝の地方国道なので車の流れがスムースで8/13のお盆期間ですが距離を稼げました。
確か7時頃に姫路城に到着。春の賑わいは無くしかも雨模様で霞む向うに天守閣を望む事が出来ました。昨年しっかり天守閣以外は見学したので今回は適当に歩き回って足の血液を循環させた後にいよいよ本格的に国道2号で西へ走ります。携帯端末で時折ご報告しておりましたが、岡山の若者が僕の動向に気が付いた模様。お盆の初日で予定も有るだろうから連絡をどのタイミングでしようかと思いながらいました。
国道2号のバイパスに乗ると対向では乗用車が横転していて救助が開始されたばかりの模様でした。御無事で有ると良いのですが、、、対向は当然ながら猛烈な渋滞が始まりその車列をしばらく眺めておりました。龍野バイパスを下りいよいよ兵庫県も終わりに近づきました。
特に大きな渋滞に嵌る事も無く順調に車を進めます。何やら出るとか出ないとか聞いた事が有る国道2号の岡山県との境界のトンネルを抜け備前に入ります。TD42は順調に燃焼を続け吉備路を走ります。この辺りは備前焼の窯元が多いのでしょう。焼き物の里と言う風景が広がります。結構よく通る岡山ブルーラインの入り口も出てきました。岡山の若者はどうやら山へ行く感じなのでブルーラインに乗ろうかと思いましたが、今回は国道2号で走るかと其のまま走る事にしました。
大きな渋滞も無く吉井川へぶつかりもう少しで岡山バイパスです。若者は山へ行くから後で連絡でもしようと思いながら車を進めます。渋滞は無いけどそれなりに車の量は増えてきました。出発してから500㎞弱。燃料は半分以上は残っており給油もう暫く走り広島に入ってから行えば良いでしょう。
いよいよバイパスの高架が始まり巡航速度を流れに伴い少し上げて走っていると対向に何やら気合の入ったJ7#が見えました。そっかあの若者もこんな感じの車に乗っていたなぁと思いながら運転しているとそのJ7#の運転手が盛んに手を振っております。まさかと思い目を凝らすとまさに彼でした(笑 流石に対向の高架のバイパスなのでそのまま必死であいさつのクラクションを鳴らすのが精いっぱいでしたが再会できてよかったです。ブログで見る彼の愛機はなかなかのキワモノぽい感じですが、実際にすれ違って感じたのはなかなか端正な感じの車でした。また若者も社会人になり日々社会で揉まれ以前あった時に比べると好青年になっているのが一瞬ですが感じる事が出来ました。
その偶然に驚き後程携帯で連絡を取ろうとすると、どうやらメッセージで2回ほどアプローチを試みた感じでした。僕ははなから山へ行くと思っていたので落ち合おうという計画を捨てていたので確認していなかったのが今回の敗因。申し訳ない!しかし一瞬でしたが会う事が出来て良かったです。その後電話で急いで連絡を取りしばし話しました。その後倉敷の手前のマックで急速充電を行いました。
この辺りまで来ると北陸と蒸し暑さの感じが違う事を痛感。西へ向かっているのだと思うのでありました。
Posted at 2015/09/03 09:56:18 | |
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