あれ⁉ いきなりこれかい?(爆
昨日関西からあの有名な青いBJ44天幕仕様がやって来ました。陸船乗りならずとも1HDFT仕様のトゥループキャリアからこのBJに乗り換えたという兵はぐらい堂メンバーのウルトラマン号船長とタメを張る変○さんと認定せざるを得ません(爆
おさらいですがウルトラマン号船長もHZJ76を新車で購入し、衝動買いでHJ47を買い(
増車!)パワステ・クーラー・黄緑・仕上げにジョンターボまで行い二台とも処分して改宗でウルトラマン号へと、、、、これも一般的にはかなりヤッチマッタゼ!
しかしHDJ78からBJ44天幕も甲乙付けがたいヤッチマッタゼ!いやはやな愛すべき人達であります。 さてこの様な凄い人がぐらい堂へわざわざお越しになるのですから、御出迎えしない訳にはいきません。普通のオッサンサファリ三段腹天守閣仕様に乗る私のところへ来ても私も希少なお車を見せて頂くぐらいしかできませんけど(笑
どんなおっかない人が天幕の青いドアを開けて出てくるのかとドキドキでしたが、お会いしてほっと安心の好青年でした。さてこの青いBJ ですが、聞くところによると後期と前期の過渡期のモデルらしく構成が面白いです。エンヂンは後期2Bでありながらラジエーターは前期のパワステなしと同じ取り回し。フリーハブが無いので常にぐるぐるとデカキンタマのデフオイルをかき混ぜ、リアの小さなオーバーフェンダーも無し。 でもフェンダーミラーでシートベルトは2点式などなど。
元普通のBJ乗りの目から見ると健康な個体で、適度な経年劣化からくるやれ具合は有りますが距離はまだ13万キロで素の健康さが残っているのであります。ところどころの錆はありますがまだ浮錆程度で嘗て僕のBJの様にボディーサイドに切り取り線が入ったり、雨の日は車内で雨が降るなど無いですね。しかしゲテモノ改造していない素の雰囲気が有るBJ4#は誠に良いものであります。
運転してみますか⁉ と嬉しいお申し出がございましたが、生ハンドル、生クラッチの車なんて僕に運転できるだろうか?とドキドキしましたが、この懐かしい景色を見て頑張りましたよ(爆 天気は上々、気温も心地よい適度な湿度の正にBJ日和。こんな日ならBJでご近所を徘徊するのも良いかもしれません。
キーをひねるとちょっと前のヤマトさんの配達ダイナと同じセルの音がして懐かしい後期2Bのサウンドが響きます。太ももでクラッチを踏み細身の大径ステアリングを小指からの三本で握りしめ脇を締め引き落とし、反対は送りながらステアリングを切ります。
MT2バリ山の7.50-16のタイアは思ったよりハンドルが軽くこれならば町乗りでも大丈夫だと思いますが、山に行くとオマーンの魚屋トラックの船長にどこ行くのと?いぢめられるなどと言う話も(爆 久しぶりのニューマチックガバナの2BはカチカチシフトのH41の1番にほり込むとクラッチを繋いだ時からしっかりと車を押し出します。
外径の大きなタイアを履いていますが、短尺と重量がほぼ同じ1700kg台の天幕仕様は確かにFRPの船の蓋のバン仕様と比べると加速は軽やかです。2B独特のトルクバンドに入ると車がすっと前に出る感じで段付き感が少ないのはやはり車両重量の差ですね。
ノーマルのバネですが乗り心地は良好。新品MT2のサイドウォールのしなやかさの貢献度は非常に大きい気がします。作り直した天幕はばたつき等なく静かで、一番気に入ったのが頭の軽さ。中尺バンだとどうしても曲がるとリアが沈み込むような感じでぐらっっと傾きこれが嫌だったのですが、天幕仕様はそれが殆どありません。直進でも同様で頭が降られる感じが無く落ち着きのある短尺という感じです。
こりゃいい!と思いながら向かったのはご近所にお住いのこの有名なBJ46のお方のお宅。生憎ご不在でしたが、希少な中尺天幕仕様のツーショット。これを見ると仕様の違いがお分かりいただけますか?アンテナの位置、リアのフェンダー、フリーハブの有無などなど。
サファリ乗りの僕にはこの二台のジープが興味深いです(爆
その後御大のところへ行き富山の旦那衆が鱒寿司と言ったらこれやちゃ!という駅で売っている所とは違うお店の鱒寿司を用意して頂いたのを受け取り、暫し歓談。その後ぐらい堂社屋へ戻りぶつの引き渡しを行いました。 またトンボ返りでのご帰還なので途中まで実験号をお楽しみいただきながら私がBJで先導し途中で解散しました。
色々とお話していると基本的にノーマルベースで変な改造は車に負担を掛けるのでしたくないという玄人なお考えをお持ちで好感が持てます。この写真の後ろの国道は僕が20代の頃は白いBJで良く通った道で久しぶりにBJで走ると懐かしい気分になりました。
今は実験号でまったりとAP60とジョンのトルクに甘えて怠惰な運転を行っていますが、嘗てはBJで遊びの大きなステアリングを上手に手名付け車と身体の動きを分離し乗りこなしていたものでありました。その後エンジンとミッションを載せ換え、ボディーも交換し30代となりBJを下りました。
寄り目から離れ眼へと改宗した自分ですが、久しぶりに懐かしい感覚を思い出した貴重な時間でした。有り難うございました。
※翌日は筋肉痛でした(爆
Posted at 2015/06/05 14:59:08 | |
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出逢った車達 | 日記