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GQDTのブログ一覧

2013年07月23日 イイね!

プロのはなし


静岡の友人が昨日のセレガとふそうの記事を読んで面白い感想をくれたのでご紹介したいと思います。セレガの新開発の先進性と完成度を上げる為の課題、ふそうの完成度と固有の癖が興味ぶかいです。バスというのは乗降用のドアや座席のアレンジや掃除のしやすさ等自家用車などと違う世界が有りこれに関して各社ノウハウが有り使いやすい、そうでないということがあるようです。乗車のエントランスは今回のエアロエースの広くて緩やかなスロープはセレガより優れていると感じました。さてプロドライバーの意見はどうでしょうか?

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先ほど記事を見ました。

運転士の間では、「腐ってもふそう」とか言うことがあるほど、ふそうのバスのイメージは、その性能の良し悪しの程は別にして、ある種固定的なものが一人歩きしている感があります。その反面、ふそうはハンドルの切れが悪い(ホイールベースが長く、前輪の操舵角が少ないから等と言われている)といって扱いにくいという声も聞かれます。

現行のふそうの高速バスに乗ったようですが、次回目にする機会があったら現行モデルと先代モデルの車体中央部分を見比べて下さい。

フロントとリアの部分だけイメージチェンジしただけで客室部分のボディはそのままであることに気が付くと思います。トランクドアや客室窓ガラスの窓枠、天井左右のR部分の形状など・・・。
まあ、つまりそれだけ以前から洗練されていたとも言えます。

乗車した際に、車内の様子に旧態依然たるイメージを抱いたのもまさにそれです。乗降口や車内通路最後部の壁面デザイン、それに内装材やシート生地、床材のデザインなどでごまかされますが、実際は殆ど変っていないのです。

Jバスのエアコンユニットは従来型のように床下ではなく天井についています。これによりトランク容量が2本から3本になり飛躍的に増大しました。が、エアコン用のサブエンジンが無いので、乗用車のようにメインエンジンで、エアコンコンプレッサーのベルト駆動、送風用のモーターに必要な電力を賄う必要から大型のダイナモの装備などで走行出力はダウンします。

Jバスは人気車種ですが、電気系統に完成度と洗練が足りず、新車でありながらエアコンが故障したり、その他の深刻なトラブルの話題には事欠かないモデルです(Jバスは会社に無いので、私は運転する機会はありませんが、そういった声は出先でよく耳にします)。

一方、ふそうのバスの悪評の代表はエアコンだと思います。他社バスがデンソウバスエアコンを軒並み採用している中、三菱重工のブランドにこだわり、自社開発のバスエアコンを採用し続けてきました。左右の日射量の違いによる前後左右独立車内温度管理等を先駆けて導入するなど先進性に対し意欲はあるのですが、故障も多く乗務中や工場での整備の際にも何かと話題に上るバスエアコンです。

補助ブレーキも他社がリターダなのに対し、ふそうはパワータードです。パワータードはスイッチを入れておくと、アクセルオフ時のエンジンブレーキ時の気筒の膨張行程でバルブを解放し、エンジンをまさにエアコンプレッサーとして作動させエンジンブレーキ力を増大させる仕組みのようです。

以上、ちょっと思いついたところを送ります。真偽の程は定かではありませんが、こんなことが時折話題に上るのです。

ではまた。

Posted at 2013/07/23 07:58:42 | コメント(3) | トラックバック(0) | 出逢った車達 | 日記
2013年07月19日 イイね!

この様なトラブルも有ります

内燃機屋に入庫していたトヨエースのポンプトラブルが珍しかったので紹介します。エンジンは2.8L直4の3L(エル)型走行距離は20万キロと良くあるケースで、燃料は良質な物を常に使用していたにも係わらずポンプを開けてビックリの状態でした。エンジンの調子がイマヒトツだが、かといって年式と距離を考えるとこんなものかと乗っていたそうです。ある日やっぱり調子が良くないと色々調べ最後にポンプが原因か?と入庫したそうです。外観等では先ず判らない感じだったとか。

いざポンプをばらすとカムディズクの表面が金属疲労で剥離し、その破片がポンプ内部を傷つけ進角タイマーがポンプケースに噛み込み動かない状態。つまり進角をしないので力もでないのです。シャフトも傷が入りカムに当たるローラーも同様に表面に剥離が生じ酷い状態です。これは話によると3Lはカムディスクの山が高いのでローラーとの接触圧が高くそれで剥離したケースだと言うこと。良質の燃料を使ってもこのような事があるという例です。







まだこの時点で気が付いたのでポンプが全損にならず部品交換で修理できたと言うことですがもう少し遅かったら全損だったという事。また粗悪燃料を使っているケースではこの手のトラブルは珍しくないそうです。今回は良い燃料を使っていたのにも拘らずおこったというのが珍しいという事でした。





新式ディーゼルは燃料の質に特に寿命が左右されますが、エンジンオイルも大切だそうです。というのは燃圧を上げるのにエンジンオイルを用いるのは有名ですが、燃焼過程で燃焼の最後に一噴きするらしくこの燃料がエンジンオイル内に残るそうです。その為にメーカー指定のエンジンオイルは軽油がエンジンオイル中に混入する事を前提に交換サイクルと性状を指定しているという事であり新式ディーゼルほどメーカー指定に対する遵守が求められるという事です。





と思うとやはり1VDなどは荒野で使うには適していないという感じはします。ZD30も初期の高圧噴射のタイプはトラブルメンテナンス共に大変で、後にコモンレイルになって少しマシになったそうですが、このエンジンの整備はディーラー、内燃機屋共に嫌がられるそうです。

今回も更にポンプが溢れ大変なことになってました。。。

【業務連絡】:工場長 例の物は廃盤が相次ぎ追跡が困難な状況ですが、良い方法を教えて頂きましたよ♪

Posted at 2013/07/19 10:31:07 | コメント(5) | トラックバック(0) | 出逢った車達 | 日記
2013年07月19日 イイね!

まさかという個体

何気なく内燃機屋に行ったら非常に珍しい車がいました。それはいすゞ117クーペで恐らく手直し無しのコンデションのようです。非常に程度が良い感じが伝わりこれだけでも価値が有ります。角目四灯ですから後期型でしょうか。実走行距離が4万キロ後半で内装・外装共に素晴らしいの一言です。極め付けがリアエンブレムの“D”の文字。2.2L、直列4気筒ディーゼルC223を積む固体だったのです。初代ビッグホーンでは非力と評されたこのエンジンも軽量なこの車体には、話によると非常にトルクフルで町乗りではガソリンと変わらず燃費も14km/lほど走るらしく高速では更に伸びるとの事。ただ余りにもコンデションが良く希少価値が有りおいそれと走る気分になれないのが悩みのタネだとか。残念ながら写真は有りません。
Posted at 2013/07/19 08:13:43 | コメント(1) | トラックバック(0) | 出逢った車達 | 日記
2013年07月05日 イイね!

遠い存在

とある親しい方から突然「今日時間有りますか?もし良ければアレ運転してみますか?」というお話しが有り後学の為にと運転させて頂いた次第です。型番は良く知りませんがBMWの現行の5シリーズ直6、3Lターボ、8A/Tだとか。勿論ガソリンですよ(笑
お値段は総支払額が1100諭吉(驚 庶民の私には一生買う事ができ無い高級車ですね。

大柄なボディーサイズはy60LWBを扁平にしたサイズが有り重量は1800kg、18インチの扁平なタイヤを履き僕の感覚ではゴム無いじゃん(爆 車内に乗り込むと広々とし全てが高級でゴキン・バキンなんていいません。バふっとドアが閉まるとポチッとSWを押してエンヂン始動。静かですが競る塩の様な感じでなく何となくエンヂンの鼓動を感じるのが日本との違いでしょうか。

剛性感たっぷりですが、ブレーキペダルはポルシェの様に圧倒的剛性感ではなくいたって普通は踏み心地ですが勿論200km/hでも踏めるブレーキでしょう。ウインカーが反対な事以外は普通の車で購入価格にびびりながらそろそろと車を進めます。このボディーサイズ、重量を考えるとちょっと固めの印象で路面の情報が良く判ります。ですからサファリを運転している感じ(爆 こんな事言ったらおこられますが黄緑のy60はそんな雰囲気です。

街中を制限速度では走っている限りではいたって普通でシフトショックなど皆無でタコメーターが小刻み同じ回転域でチョコチョコと動き車はスッと走ります。この車にしてみたら実力を殆ど出さない速度域なのでしょうね。300馬力オーバートルクが1500回転ほどから直線的に44kgが広く出るという今時のトルク特性だそうです。でも1800kgに3Lは走るけどこんな物かと言う調教された感じでこの速度域ならジョンが面白いですね(爆 そこからちょっと踏み込むとタコメーターが小刻みに動く帯域が上にシフトしエンジン音が車内に飛び込みぐわっと加速し慌ててアクセルを抜くというしまつで車も人も欲求不満になりそうな感じです。

ガンガン踏んでくださいと言いわれても踏めません。でも300馬力出してみるかとサファリではお得意の床までアクセルを踏み込むとタコメーターは一気にレッドゾーン手前まで跳ね上がり猛然と加速をしますが60km/hでアクセルを抜きおしまい。知人は短パンにTシャツ首にタオル、僕は普通の格好とどう見てもこの車とは不釣合いな格好です(爆 傍から見ると何処のだらあんま達や!と言うところです。

余裕とポテンシャルを盛大にもてあまし一回300馬力を一瞬だけ出し試乗は終了。んんんなんとも肩がこる瞬間でした。やはり僕には縁の無い世界の車で車庫にしまった後二人でTDの音とドアバッキンが良いねと合点した次第です(爆 




Posted at 2013/07/05 17:05:39 | コメント(5) | トラックバック(0) | 出逢った車達 | 日記
2013年06月17日 イイね!

運転手

昨日は会社の行事でこの車両を運転しておりました。原動機は2.7Lの直4ガソリンエンヂンと大丈夫なんかい?という印象でした。いざレンタカーで借りて走り出すと2tワイドを運転している車両感覚ですが、セルは回すと車格に見合わないチープなクランキング音と目覚めのざらついた音です。このアンバランスさに慣れるのに少し時間がかかりました。リアはリーフで柔らかめのリーフどくどくのポヨンポヨンとした感じで先代の方が脚に関しては凝った作りですね。アイドリングは安っぽい音ですがガソリンらしく静かで1KZのこもった音に比べるとマシか。送迎へと走り出すとやはりと言う感じの線の細い加速、よく言えばズムーズに速度を上げる感じです。勿論KZとは比べるまでも無くスムースにするすると速度を上げるのみで面白とは無縁ですが、車両の性質を考えるとこれでも良いのか。リアエアコンはこの空間を冷やす為に天井部分にも付いておりこれは良いですね。シートも正にマイクロバスと言う感じのフレームに上質な生地のシートはリクライニングもしてこれはなかなか快適に過ごせそうであります。運転手にはそれなりですが、乗客には良い乗り物です。さて満席状態10名では走り出すと先程の線の細さは其のままにスルスルと速度を上げ今度は良く走る感じにかわります。A/TもY60のと違い賢く乗車した時には好印象に。広大な床の四隅に小さなタイヤがつき車体を支え大きな周期で揺れるので個人所有の車とはまた違った世界でマイクロバスに近い感覚です。ただバネ下が軽い分衝撃は小さくそういう意味では快適かもしれません。そんな感じで一般道を60km程走り給油すると約9L、もう一台は7Lでしたので燃費は6-8km/Lという感じです。待機時にエアコンでアイドリングなどしていたのが燃費のばらつきになったと思いますが80km/hぐらいまでだと静かでスムーズに走る感じです。 大勢で出かけるときはいい車かもしれません。 22R(2.4L)のコースターに比べると走りは別物です(笑


Posted at 2013/06/17 18:45:17 | コメント(3) | トラックバック(0) | 出逢った車達 | 日記

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「TEINのフロント電調化奮闘中。フロントのスペースが無いのでメーカーは適応にしておりません。」
何シテル?   08/28 11:03
“ぐらい堂”でございます。豪州の安心・安全・楽しいターボ屋の頑固親父ジョンとの出逢いから、日々ノーマルのサファリの足の良さと、ターボのトルクを楽しんでおります。...
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