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2012年10月11日 イイね!

すすき

Posted at 2012/10/11 19:05:17 | コメント(5) | トラックバック(0) | 写真箱 | 日記
2012年10月11日 イイね!

まだ気分だけ


わざと違う所につけました。
Posted at 2012/10/11 16:55:24 | コメント(2) | トラックバック(0) | GQという名の漁船 | 日記
2012年10月11日 イイね!

待機

リアブレーキを引きずりながらこの燃費はまずまずですね。と言うのもリアがフロントの様にブレーキダストで汚れが酷いのです。図書館で調べ物をしている際にディーゼルエンジンの開発の本をちょっと立ち読みしていると日野自動車は過給器を使っている時代からNA電子制御に移行しその後可変バルブ、インタークーラー ターボディーゼルへ進化し燃費を3割ほど改善し、その後にコモンレイル式のエンジンへと移って行ったらしいのですが、嘗ての時はギャレットのタービンを使用し、その後はIHIのタービンで高圧縮エンジンへと移行したらしいのです。何故タービンを変更したのか、それは日本の道路状況があり発進加速多い日本では燃費を稼ごうと小排気量ターボにすると過給がえられにくい低回転ではタービンを回す為の排気抵抗で吸入空気圧が減少し高速走行では良いが低速走行では却って燃費の悪化を招くと言うのが原因で、そこでこの抵抗を上回る効率にすればよいと高圧縮化へ移行したようです。しかしこれもベースの排気量の選定と慣性吸気など様々な物を用いてようやく出来上がった様で、この時ふと思ったのがTDのボルトオンターボはどうなんだろうかと。元々排気量があり低速でのトルクも有るので小振りなマイルドターボなら問題ないか。今回那須で貴重な弐号機のポンプも寄贈頂いた事だし一つ内燃機屋の社長と相談してくるかと夜に出かけることにしました。



電話をすると丁度名古屋から戻ってきた後で4.4L、V8の1VD見てきたよとの事でした。早速お邪魔すると懐かしいいすゞジェミニ ディーゼルターボ65000kmが待っておりました。学生の時にディーゼルでもこれぐらい走ればいいなと思った車でして、久しぶりにこのお宝である車庫に保存の65000km車を乗ると懐かしい走りです。しかし思ったのが昔ほど感動が無いのはその後自分が乗ったトルク型ディーゼルの為でしょう。正直今のY60がトルクフルに感じもしかすると速いかも。。。。人は変わるものです。



さてお次に登場がルノーカングーでした。この車は乗ってみたかった車で誠に興味津々。金属むき出しの車内はj7#LXグレードのようですがさすがオフランス車で椅子の座り心地、室内の感じは広々として誠によろしいではないですか。相当高感度アップです。ところが走り出すと。。。ジェミニよりもかったるい線の細さで空間は良いけど走りが寂しいのです。一回りして乗り心地と、空間には大満足ですがその分走りには落胆。社長にいうとこれ1.4Lしかないもんとの事で確かにフロントドアに1.4の文字があります。1.6Lとばかり思ってたら1.4Lのモデルの有ったんだ。1.6LMTモデルかディーゼルターボモデルだと本当にいい車だろうと思った次第です。

あっそうだ!社長お土産のいつものこれと渡すと、それじゃお礼にちょっとサファリのボンネット開けてご覧と奥へ工具を取りに行きました。ゴソゴソ10ccかなとか言いながらなにやらやっております。ホイ乗ってきてご覧、アイドリングが40回転ほど上がったかな?と言われ先ほど走ったコースを走ると。。。。
いやはやこれは線の細さがふっとんで鋭い加速をします。2番で一気に吹け切り、3番でも力強く加速します。参りました!那須でこの状態を乗ってもらったらまた印象は違ったろうと明らかに感じます。一気に吹けるので却って乗りにくいぐらいです。戻って社長に話すと匙加減がいるんだよね。ただ増やせば良いと言うものでもないんだ。空ぶかしして黒鉛濃度は20~25%と言う感じでした。 



 

丁度この時3Cが載るエスティマ・ルシーダがポンプOHで入庫してました。タービンからオイルが回ってこのブーコンのダイヤフラムにエンジンオイルがべったり付いていたそうです。しかしさすが日本製のゴムでその状況で20年たっても破れておりません。英国車だと直ぐに破れるそうです。ここで注目して欲しいのがこのブーコンシャフト良く昔ショップがこれをいいお金で売ってましたが、ご覧のとおりこの様に偏心しております。つまりこれのコントロールラックとの当たりを変えるだけでもフィーリングは全然違うのです。ただコントロールラックの動きが渋かったり(磨耗、さび、変な軽油以外の油での固着)、この部分の段付きがあると正常に作動しません。この車も段付があり研磨してこの状態にして有ります。

 

光って見にくいですが、これ等が今回OHの際に交換した部品たちです。まだ良い軽油を使っていたので磨耗が少なくケース等の交換が不要で安く上がったケースです。それでもこんなに交換部品があります。リビルトもこんなに交換しているのですか?と聞くと安いリビルトはまず交換しないだろう。掃除してパッキンを交換して少し調節してオシマイ。酷い所は封印さえ切らずに其のまま再利用と言う所もある。
 
 


これが交換されたプランジャーとタイマーのスプリングです。見た目に分かりませんが上のプランジャースプリングも下のタイマースプリングも変形していて再利用しません。これも交換しないところが多いとか。

 

下の2つが新品、一番上が交換する部品です。変形しているのが分かりますか?この様にスプリングが変形したりレートが落ちると噴射などのタイミングがずれてきて正常に噴射できなくなります。

 

これが交換するOリングたちの一部です。ボッシュ分配型はこの様にOリングが沢山使用され熱や油に接するのでどうしても劣化が起こります。 これがボッシュ分配型のお漏らしの原因ですが、良い軽油を使って、きちんとオイル交換をして、無茶をしない運転だと20万キロぐらいは持つかなと言う事で、中には50万キロ持ったカローラも有ったとか。ただメンテがきちんと行き届いていた車だったそうです。

 

これが噂のカムディスク。

 


こんな風にポンプのハウジングに納まります。これは綺麗ですが、燃料が悪かったり、軽油以外の油を使うと傷が付いて使用不能になります。

 

ポンプ下部にポコッと蓋をしてある中身がこれでタイマーです。両サイドからスプリングで抑えて回転が上がっ時の進角具合を決めますが、これも燃料次第で段付を起こします。するとスムーズに吹けなくなり途中で加速が鈍ったりするのですが、今回那須で3速で息つきを起こすと言う話を聞きましたが、この事を社長にいうともしかするとこのタイマーが引っかかっている可能性が有るねとの事でした。

 


それでもって弐号機のポンプを見せこれを付けたいと話したら、きっちりと直してからつけないと必ず漏れるからと言うことで気が付いたらこの様に工房の隅っこに置いて行くことになりました。

 

とても忙しいのでいつ分解されるかはわかりませんがOH、セッティングされ再び燃料をTDに送り込むのはいつの日でしょうか。正直今の状態でも相当良くなってしまったのでこれをつけるといったいどうなるのだろうかと少し不安になるぐらいです。





Posted at 2012/10/11 07:58:41 | コメント(3) | トラックバック(0) | GQという名の漁船 | 日記

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