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2012年12月26日 イイね!

論より証拠で乗ってごらんよ

昨晩は悪オヤジ二人で夜遊びしておりました(爆。お相手はHJ47帰国熟女オーナーのtom4200君(以下トム君)で彼とは何かとこの変態ぶりな選択に嗜好が合うと言いますか時折夜な夜な夜遊びをしております。何時もは専らHJ47であても無くぶらぶら2Hサウンドと粘りを楽しみJ4#の雰囲気を忘れないように!?しておりますが今回は彼も気になるビルシュタインの装着したy60の変化振りを体感して頂こうという企画であります。仕事が終ると待ち合わせY60に乗り込んで体験試乗会開始であります。

このビルシュタインの独特の世界は口では上手く表現できないので乗ってもらうのが一番ですが、勘が鋭い人だとタイヤを少し転がすと直ぐに分かります。先ず車に乗り込む段階で僕は気がつきますが、純正ダンパーでは自分の80kgの体重が運転席に掛り僅かに車が揺れますが既にこの時点でこの感じが殆どありません。シートベルトをしようと上体を動かしますが殆ど揺れす、大人二人でわざと車を揺らそうと車内で動いてもy60特有のゆさゆさ揺れる感じはなく直ぐに押さえ込まれているのを感じます。

さぁトム君出発だ!彼は僕のy60色んな仕様に乗っているのでその変遷はハンドル・アクセル・ブレーキで知っております。駐車場からそろそろと走り出すその時点でY60の変化に気がついていた様子です。前回乗った時はウインチ無しスタッドレスでしたが、今回はウインチ装着スタッドレスにフロントビルシュタインが今回の仕様でフロントヘビー、若干の前下がりと重量バランスは前回よりも悪くなっております。しかし微速前進の時点で車両が僅かに左右に揺れる感じがないのに気がつきハンドルがしっかりしていると言います。

本線に合流速度を上げまると「あああ全然違いますね」と感想が。「この感じ好きだなぁ」と気に入っていただけた様子でがその一方で「リアのくたびれを感じる」との評も。ごもっともでフロントがしっかり絞まった分、抜けているリアの挙動の大きさに余計に気がつきます。まるでピックアップトラックのようでフロントがささっと走りぬけリアがボヨンボヨンとお釣りが着ます。今までだとフロントもリアも双方ともボヨンボヨンと船のように車全体がうねっている感じでしたがフロントが地に脚がついた感じです。

「道が荒れている旧道の方を走ってごらん」とわざと道が荒れていて車が暴れがちな所を少しペースを上げて走ってもらうことに。「これも良いけど、純正の感じも捨てがたいですね」そうなんです。船のように走っていた車がいきなり欧州車でも少しスポーティーな感じに変化してしまい双方によさを感じるのは事実。正直優劣つけがたい感じで好みの問題です。下水道工事の継ぎ接ぎや道路中央の融雪装置の盛り上がりなどを乗り越える時にダダン!とバネ下の重さを感じる衝撃は有りますがそれはフロントアクスルだけの問題で横に乗っていて嫌な感じはしません。

運転している時以上に助手席に乗っていて不用意な揺れが少ないので非常に楽です。道路左側の路面の荒れでも投げ出して座っている足元がタイヤが踊る衝撃が伝わる程度で上体に力を入れて身構える必要はなくウインチ無しで前回横に乗ったときよりも明らかにこちらの方が良いですね。今思うと常にゆっくりと大きく車がうねっていたのが分かりました。ハンドルをこじってもノーズがすっと向きを変え元々Y60は低重心で回頭性は良い車ですがこのクイック間はフロントにウインチが付いているのを感じさせません。

道が左右に大きく曲がるケースはゆっくりとロールしていたのでそれに合わせて速度調節が必要でしたが殆ど左右にロールする感じを受けないので自然とコーナリングスピードが上がり、今までは車の挙動で限界を感じその後タイヤが滑り出しましたが、今は先にタイヤの限界が来る感じでタイヤを滑らセながらアクセルコントロールで走る感じになってしまいました。2.3トン、フロントウインチの巨漢ですがその巨漢振りを感じさせない挙動にトム君も「車が小さくなった感じで1.5Lクラスを運転しているようだ」と一言。

途中缶コーヒーを買いぐるっと一時間ほど走ります。トム君どうもお気に召したようでエナペタルで製作すると16万と言う高額な物ですが普段乗るHJZ76に投資する価値有りと判断したようです。BJ44にビルシュタインを組んだときもリーフ車らしからぬ挙動に驚きましたが、HZJ76の場合リアを乗り心地重視で以前発売されていたHZJ7#系用のリアを減衰力を若干緩めてセッティングすると落ち着いた感じになると思います。

今朝方雪道を走っていて感じたのが「ロールしないってこんなにコントーラブルなんだ!」と言う事です。
雪道は唯でさえステアリングの反応が遅くなり気を使います。特にウインチをつける前はそうでも有りませんでしたが、ウインチをつけるとフロントがロールで逃げていっているのか雪で滑っているのかその具合がつかめず非常に緊張感を感じる場面が有りますが、今はハンドルを切ればそれが殆ど全て車の挙動として感じられるのでタイヤと路面とのグリップ具合が明確な情報として感じられるので安心して運転できます。これは良いです。

このダンパー非常に悩ましい物であります。Y60の純正ダンパーは言うまでも無く素晴らしい物であり言うまでもありません。お値段もなかなか立派に育っております。はたまたビルシュタインは更に立派なお値段ですが、この点を置いておいて於くと車のイメージを一新するような変化があります。クロカン走行などではこの強制力の強さが裏目に出ることは大いに考えられますから普段使いとダートまでと考えた方が良いと言う制約はありますが。両方の性質とも優劣つけがたく悩ましい。。。。

国内廃版になったと言うことがもっとも悲しいですが。。。








Posted at 2012/12/26 11:41:53 | コメント(3) | トラックバック(0) | GQという名の漁船 | 日記

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