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2014年12月29日 イイね!

2014年もありがとうございました。


2014年もぐらい堂をお楽しみ頂き有りがとうございました。

 
この記事を持って本年の営業を終了したいと思います。先にクイックレビューで2014年のおさらいを行いましたが、今年も良く走り、良く分解し、良く変更を行った年でありました。 豪州の板でも細々と交流を続ける傍らに興味深い情報を得てそれに準備に入った年でもありました。先にも書きましたが、ぐらい堂のこれからの楽しみの種を幾つか見つけ育てだしたので其れに付いてご紹介して本年の締めと致します。



それではみな様良い年をお迎えくださいませ。


                                   ぐらい堂


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●その壱:吸気量の増大

これはエアボックスの加工により行う作戦でありフィルターは純正、若しくはK&N等を用いても良いです。ポイントは純正を用いてもフィルター無の状態よりも吸入空気量が増える点だと思います。使用する部品も海外大手エアフィルターメーカーの物を使用するので信頼性、供給体制等も安定しているのが魅力です。TD42の場合は吸気の律速はインマニの形状がありますが、それでもこの加工を行うとタービンレスポンスが上がり、A/F比の改善にもつながるのか排気温度も下がる傾向にあります。勿論大がかりなエアボックスへの変更には敵いませんけど、スペース的制約が多い24V車のバッテリーの状況からしてもその中で得ることが出来る最大級の変更ではないかと思います。価格も比較的お手軽で送料含めて200㌦程度で出来ます。


●その二:吸気ハイブリッド

これはメルマガで配信している内容ですが、そろそろ解禁しても良いのかな??今現在スペース的な制約により一旦中断し作戦の仕切り直しで、春以降に再開しようと情報を集めている状況であります。その後も米国の総本山のHPを見ていると海外では一部で盛んに活発に行われ、大型トレーラー、重機、バイク、船舶に至るまで様々な部分で取り組まれています。やはり興味深い事象であります。今現在燃料価格が一旦下がっておりますが、今後上がる事は遅かれ早かれ有るでしょうし、環境保護の観点からも炭素税等の導入も有り得ない話ではないかと思います。お金の問題だけでなく、僕は単に平均燃費が10-20%改善され航続距離が延び、黒煙等の排出が減る事が目的です。

今現在の問題点を書いてみると一番はスペースの問題でY60のエンジンルームは特に24V車ゆえに狭くバブライザータンクを設置するスペースに余裕が有りません。Y61や現在の乗用車にはラジエーターからバンパーまでに空間が有るのでそこに簡単に設置できますが、Y60ではそうはいきません。車内に設置しましたが、気体生成時の音がボコボコとうるさく却下。そこでどうするか? 春以降にフレームの下に潜ってまた考えます。

これに伴い循環するための電動ポンプは必須です。この循環が悪いと放熱や不純物生成の原因となりますのでY60にはセットで考える必要が有ります。このポンプも独特の低周波の音が出るので車外に設置がの必要です。

あともう一つの問題が振動によりバブライザータンク内部の溶液が吸気ホースへ流れ込む事です。特に四駆の場合は乗用車よりも振動が大きいのでこのリスクはありますが、豪州でこれらを防止するセパレータフィルターを見つけたのでこれを設置すれば問題ないでしょう。価格も60ドル程です。

まだ稼働させていませんが、CCPWMも大きく前進です。ハンガリ-から輸入したこの機構はこのプロジェクトを更に簡便にし実用性を上げるキーマンでした。これによりいろいろ抱えていた懸念事項が一気に解決されます。あと強いて言えばドライセルの温度管理を行う機構です。設定温度でリレーが作動する機構の物は海外で安く発売されています。70度辺りが最も効率が良い温度のようなので冷却ファンを作動させ機構を付ければ良いでしょう。

純正ウインチが無ければフロントバンパー内部に全て収めることが出来、強いて言えばタンクのキャップ部分のみバンパー上部をカットして上げれば良いでしょう。純正ウインチ付きの場合は少し考察が必要です。

しかし大よその全体像の青写真が出来てきました。何とか形にしたいです。


●電磁ポンプ

これも非常に興味深いテーマで、ディーゼルの場合電磁ポンプは必要ないと言うのが一般的なイメージですが、ポンプ生みの親のボッシュでは追加が望ましいと書いているそうです。これは非常に衝撃的な事でしたが、海外では別に珍しい事ではない様でそれ用のポンプ等も多く発売されています。RD28,TD42、TD42T、ZD30DI、ZD30CRD何れでも行われていて、コモンレイルのCRDではもともと高圧ポンプで燃料に圧を掛けるので必要ないかと思いましたが、これにも取り付けたところ明らかにエンジンがスムースになったと言うレポートが出ていました。VE型のTD42、RD28では言うまでもなく低回転、高回転域、高負荷時に大きな差が出ている様です。理屈的には確かに理に適っています。燃圧を4PSI以下にしないと進角特性に影響を与えるので注意が必要と有りました。つまり燃料供給が噴射ポンプの噴射特性に影響を与えると言う逆説的な見方でもあります。これらポンプもフィッテイングも米国の有名自動車ショップで購入出来る事も確認済みです。送料含めた総額で200-250㌦程度でしょうか。

●インタークーラー

これは言うまでもない事ですが、充填効率を上げ熱負荷軽減と出力向上とディーゼルターボには必須アイテムかもしれません。やはり夏場の熱ダレを減らしトルクアップは魅力です。熱負荷が減るとエンジン本体や、オイルや冷却系にも全てにプラスに働きます。最大の難点は配管の取り回しです。出来るだけヘッドライトワイパーを生かしながらフロントマウントでグリル内部に全てを収めたい、外観からあまり判らないようにしたいそんな希望が有ります。水冷も候補に入れてます。

●排気管

TDには国産でメインのサイズでは本領発揮が出来ていない様です。ダンプパイプからメインパイプを含めて3吋が基本の感じです。彼の地ではストレートスルーが多いようですが、流石にここ日本ではそれは出来ませんので太鼓(マフラー)付のを考えます。今現在純正でも驚くような値段と廃番ラッシュですから豪州からのお取り寄せも決して法外な値段とは言えない状況になってきました。決して安くはありませんが、純正も同じ価格帯に上がっているのが現実です。

●タービン

これはつい最近の異音騒動からのですが、同じサイズでも新世代の物へ交換し更なる向上を目指すと言うのも一つです。今現在ハイマウントですが、先に書いた通りでエンジンルーム内部への架装が増えるとスペースの関係でローマウント化も必要になりかもしれません。その際には今のギャレットか若しくは国産の三菱ベースに海外のハウジング等のハイブリッドにより新たなぐらい堂ターボキットを製作する事も視野に入れています。取り敢えずボルトオンターボの道筋は付けましたので後は細部変更で行っていきます。この時にもう一つのポイントが燃料系でもあります。単に燃料を弄るのでなくできれば先に書いた電磁ポンプ化を行い既存のポンプの能力をきちんと発揮したうえで考慮したいですね。トルクの目標は35kgを出来るだけ低い回転で出すことです。

●ホーシングのOH

この度SWB用のフロントホーシングとステアリングギアボックスを入手しました。キングピンからリンク類全て含めてOHを行いきちんと塗装を来ない今使っている28万キロの物と交換したいと思います。LWBとSWBではキャスター角が違います。そこで若干フロントが上がっても標準のキャスター角に近い状態が保持されるのでY61コイル等で1インチほど上がってもノーマル並み、それ以上上げても其の被害は少ないでしょう。これをひそかに狙っておりました。というのは長距離、雪道を走るとステアリングの安定性は疲労軽減に非常に大きな要素を持ってます。

●FS5R50B化

これは妄想的な部分でもありますが、まだ新品で買える可能性が高いと言う点が魅力です。Y60へこのミッションを入れるには実は色々と問題が有ります。しかしまだ新品で買えるかも?1・2・3速シンクロ、ターボ用のギア比が、ミッションの容量増大が興味をそそります。これは目下のところ対策情報をリサーチ中です。






Posted at 2014/12/29 12:15:39 | コメント(2) | トラックバック(0) | GQという名の漁船 | 日記
2014年12月29日 イイね!

南九州から



陸船販売センターでは御座いません(爆






先日13BTの公認を取った彼からインパクトの強い写真が届いたので急遽号外としてご紹介します。ここは南九州のとある場所で、私の大学時代の同郷の先輩が経営する陸船販売会社というのは嘘でして、ここは薬局であります。

先輩には僕がBJ病を感染させてしまいその重症化が進み今現在も正に重症クランケ状態でありますが、当の感染源の僕はと言えば(爆 この日はよりどりミドルのBJのみが集いここへ急襲したという事であります。どの個体も写真で見る限りですが綺麗に手入れが行き届いている物ばかりで、ゲテモノ的な改造が行われていないのが好感が持てます。どの子も愛されてますね。

偶然にも昨日の午後は別件で先輩と久しぶりに電話で話したのですが、正にこのようなきな臭い状況であったとは僕はつゆ知らずであります(笑。




画面で確認するに7台のBJが集った様ですがこのインパクトはかなりで、ご近所様も驚かれた事でしょう。まぁY60が集まるよりかは随分と民主的かとは思います。学生時代からこれに似た光景は行っておりまして、当時はこの先輩のお導きにより留年生の館という一軒家に住んでおりました。

今風に言うとシェアハウス、現実は吹き溜まりと言う感じでしたが、楽しくやっておりました。東京から友人がBJで乗り付けだすとその仲間たちもやっていてその一軒家の前には陸船が溢れたのでありました。ジャンケンして勝った方が右側のナックルOHで負けた方が左側でという感じでナックルのOH競争を行ったり、粉々に割れたフロントガラスを交換したりと良く遊んでました。

この光景を見てふと20代の頃を思い出しました。

PS.写真ありがとね
Posted at 2014/12/29 09:07:28 | コメント(4) | トラックバック(0) | 陸舟他 | 日記

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「TEINのフロント電調化奮闘中。フロントのスペースが無いのでメーカーは適応にしておりません。」
何シテル?   08/28 11:03
“ぐらい堂”でございます。豪州の安心・安全・楽しいターボ屋の頑固親父ジョンとの出逢いから、日々ノーマルのサファリの足の良さと、ターボのトルクを楽しんでおります。...
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