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2017年11月08日 イイね!

すぐり化


さてお待たせしました。
無事に実験号退院しすぐり入りブッシュを装着しダンパーとスタビ以外Y61化完了です。ブッシュは前回同様右側の痛みが酷く、特に右フレーム側はデフの重さか、トルク反動の影響かこの様に亀裂が入っておりました。7年25万キロでの様子です。




でもってこちら側が例に漏れず打ち抜くのに苦労します。結局、ちさいコマで内部のゴム部分を打ち抜き、スリーブをこの様に曲げ打ち抜きました。今思えば中からエアーソーなどで切るのも一つかもしれません。





取り付けの方向はこの様にすぐりの部分を直交させた感じで打ち込みます。前方が上下、後方が前後方向に非線形性の弾性を持たせるのでしょう。すぐりは穴が2個でなく、楕円に肉抜きがなされそれにバンプストッパーが真ん中に存在する感じです。





フレーム側の串刺しブッシュも交換し準備完了です。


さてごく一部の方はとっても気になると思うすぐり入りY61前期ブッシュの御味は如何でしょうか?今回は抜けビルシュタインから超熟純正ダンパーに交換したのも加味されるので一概にどちらがどう??という感じですが、過去の経験から記憶との比較でレポートします。

一言、別の車になった!

基本のそれは確かにサファリですが、フロントからの入力全てにおいて角が取れ、以前嫌だな、苦手だなと思っていた路面の障害物による第一撃のハーシュネスがぐっと也を潜め、終始マイルドで時折17吋のバネシタの重さがのぞくと言う感じです。記憶をたどると以前Y61最終型のノーマルを試乗させて頂いた際のフィーリングに通じるものが有ります。

マンホールの大きな飛び出しに片側乗り上げた時、田舎道で左側のわだちが大型車で陥没し大きく連続でうねる道、橋の継ぎ目で角が立っている場所、コンクリート舗装の国道バイパスの有れている部分などなど  どうしても楚々が露呈していた部分でその粗さがかなり改善されぐらい堂的には狙った通りでした。



その一方でデメリットは勝手にフロントホーシングが細かく動いている感じがしてダイレクト感が希薄になった、ステアリングの反応が僅かに遅れる、急に切り始めのフロントの沈み込みが僅かに大きい事でしょうか。

Y61がステアリングギアボックスのギア比を変え、ステアリング径を410mmから390mmに変更した理由が何となく実感として理解できます。この微妙な遊びの修正をする際にステアリングの当てる量が増えているので、正にこのステアリング径の差程がダルさとなって出ている気がします。

ただこれらを差し引いてもこのフラットライド感が増し荒れた路面でもマイルドな感じはオジサンには捨てがたくクッションが良くなってクラウンの様だ(爆 

若社長も一言、とても良い車だと感じるフィーリングですねとの評でした。リレーロッド、ドラッグリンクを新品に交換するとダイレクト感は戻ると思うので今後の課題です。

ただこれナローにはお奨めできません。リンクからのタイア接地面の距離が短いので微妙なアクスルステアが発生し直進安定性は悪化すると思います。ワイドトレッドの方で乗り心地重視の方にはお奨めできます。またフィーリングも中立状態での微妙なホーシングの逃がしを作っているのが実感で、これはフルストローク時のストロークを稼ぐ性質の物ではないですね。


現在仕上げとしてY61の純正ダンパーもオーダー掛けております。


Posted at 2017/11/08 16:42:31 | コメント(3) | トラックバック(0) | GQという名の漁船 | 日記

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「TEINのフロント電調化奮闘中。フロントのスペースが無いのでメーカーは適応にしておりません。」
何シテル?   08/28 11:03
“ぐらい堂”でございます。豪州の安心・安全・楽しいターボ屋の頑固親父ジョンとの出逢いから、日々ノーマルのサファリの足の良さと、ターボのトルクを楽しんでおります。...
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