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2012年11月16日 イイね!

始まりました今年最後の整備大会 3

話は前後します。
リンクから硬化したくたびれブッシュがこの様に8個摘出され新しいブッシュが打ち込まれ1本づつリフレッシュしていきます。気持ちの良いものです。


 

取り敢えず仮組みしておいて後でタイヤを着けてから0G荷重でで本締めを行ないます。今ふと思ったのですが、リフトアップした時も一旦全てのリンクを緩めて静止状態で締めなおすのが本筋ではないかと思った次第。リフトアップした時点でブッシュには下に捻る力が加わり伸び側に抵抗が加わる状態で締め込まれていると言うことになりますね。

 

話をデフロック配管の進捗に戻します。北の大将と連絡が再び付き予め送って頂いたメールを見ながら自分の物と見比べます。そこで大将と同じ位置から見て配管を辿って疑問点を確認していきます。すると冴えている北の大将がTV電話で見ましょうとご提案が!なるほど!というわけで車両の下で油まみれの顔でご挨拶を行い状況を確認していきます。すると自分がブラケットをつけていた場所が間違いである事が判明し、固定はクロスメンバーにネジが切ってありそこに直接止める形でありました。スクリューも一緒に頼んでおいて良かった。。。

 

このように先ほど間違えて取り付けたブラケットの後ろを配管が通る感じです。

 

アッパーリンク ブラケットの直ぐ上のあたりにネジが切ってありこのような感じでバキューム配管は開口します。ビニールを被っている物と、口が開いているのがそれでどちららがON/OFFで有るかは不明。これも聞かなきゃ

 

お陰様で配管の取り付けが完了し復旧に入ります。マフラーのガスケットを新調し、ネジを磨き新しいナットに取り替えます。

 

外は錆びていますがしっかりしていてまだまだいける純正マフラーであります。

 

お次に忘れずに取り付けるのがクラッチ・レリーズシリンダーの遮熱板です。金属疲労で割れておりマフラーの配置が換わり熱の影響が大きかったので一様の対策は取っておりますが欲しかった部品です。

 

この様に遮熱ラップを巻き、本体にも遮熱テープを巻いておきました。ところが、取り付けようとすると遮熱ラップでただ出さえ太くなった物が更に太くなり、位置も近づいたので遮熱板が干渉します。弱った。。。。

 

曲げちゃえ~
ガツンガツン叩いて何とか装着完了。

 

さて粗方取り付けが終わり核心の部分のチェックを行ないます。 

 

それはデフロックの可動の可否です。
シリンジで思いっきり引いても作動する気配なし、頭に来て口で思いっきり吸ってやりました。すると吸い付く感じがするので多分ダイヤフラムは破れていない感じがします。しかし皆が言うように軽く吸ったらカコンて入るよ。。。そんなこたぁ無いよお前さん。スリーブの爪が折れているかどうか!?それ以前の問題だとロディオさんの助言を思い出し配線を外して検出スイッチを外します。



ヒートアップしていて写真は有りませんが、この中にシフトフォークロッドの先端が見えます。そのロッドがこのスイッチを押すことで検出をしているのです。つまりそのロッドの頭を押せばダイヤフラムが破れていてもシフトフォークが動きデフロックが作動するという事です。もし入らなければスリーブの爪の破損の可能性が有る言うことです。で僕のはどうだろうか? エイや!??? 動かない(爆 
スリーブの爪以前の問題の様でシフトフォークその物が動いていない、原因は?錆びている感じもないし、下から良く見ていると僅かに後から押されてセンターがズレている気もします。もしかすると押されてケースが変形してシャフトのクリアランスが無くなり固着状態になったのか?外観の際立った変形が無いので気が付きにくいのですがその様な気がしてなりません。 外して修理できるか? いま現在メーカー在庫無し。アクチュエーター、スリーブ共で製造廃止には成っていない感じだが値段が¥47200、¥18000と言うことです。。。。サンタさん僕にクリスマスプレゼントこれ下さいませんか(爆

Posted at 2012/11/16 17:23:54 | コメント(5) | トラックバック(0) | GQという名の漁船 | 日記
2012年11月16日 イイね!

晴れ


今日は暖かく空が綺麗です。
このところの冷え込みで立山連峰も雪化粧をしておりました。
富山でも綺麗に山が見える日は少なく貴重な一日です。

冬ももう其処まで来ているのを感じます。。。

Posted at 2012/11/16 14:49:02 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日々の徒然 | 日記
2012年11月16日 イイね!

始まりました今年最後の整備大会 2


作業は日々進行中であります。「作業は現場で起こっているんだ!」と言う感じでy60はリフトの上に居り、上昇・下降を繰り返しゴソゴソとされております。先ず取り掛かったのはデフロック配管の取り付けであります。入庫した後下回りの洗浄をして頂きリフトアップで準備万端で待っているY60の下に潜りこみ何処から手を付けるか見ながら考えます。

 


クロスメンバーを見るとこの様に何かを取り付けるブラケットが付いておりこの様な物の何れかに配管を取り付けるのかな?などとイメージを膨らませます。北の大将がこの日彼の愛機の配管の様子をメールで教えてくれるとの約束があり、これを待ちながらできる事を始める事にします。

 

先ずはアンダーガードを外します。するとジョンの素晴らしい継ぎ手式マフラーが顕になりますが、この様にすすけております。過給が掛るとシュウーって音がするのはもしかしてこれかも知れません。振動は全てこの継ぎ手で逃がしているので削れて緩んで来るでしょう。後ほどゴムハンマーで叩き込み締めなおします。

 

図太いリアペラシャフト中に入り込んだマフラーなど作業効率が悪いのでこれ等大物を取り外す事にします。

 

マフラーのフランジナットは錆びていましたが、騙し油をシュッと一噴きであっけなく緩みました。20年放置状態で舐めることなく緩んだのには驚きです。マフラーも特に大きな腐れも無く表面がうっすらと錆びているだけでY60のマフラーの材質の良さには何時もながら驚きます。この様にペラとマフラー(タイコ部分)を外すと広々と作業スペースが出来ました。

 

ロディオさんに「配管結構大変ですよ~」って聞いておりました。確かに知恵の輪でしかも長さが長く形状も若干違うのでどちらがどうなのかが判りません。北の大将に予め送っていただいた画像を元にクリップ位置のポイントを紙に書いていた物を参考にしながら配管のカーブとその文字を頼りに暫らく悩みます。

 

後から見た感じです。このフロアとクロスメンバーの隙間に配管を通すのに苦労します。ライン上ではフレームに配管を取り付けてからボディーを乗せる行程でしょからこんな事想定していないでしょうね。またボディーマウントゴムも使用の課程で縮んだりと。。。ブツブツ言いながら何とか通す事に成功です。しかしこの位置が間違いの元でこのステーに先日注文したブラケットを取り付けるとどうも気持ちが悪いのです。。。。。

 

とりあえず大まかな配管の位置が出たのでクリップやブラケットを取り付けていくことにします。これだけで¥3000円程はしております。

 

これが部品図Aの物です。樹脂部品はメーカー似在庫が有りましたが、この金具が無く作ってもらいました。やっぱり部品が出るのはこういう作業をしているとスムーズに進みいいものです。たかが金具、されど金具で¥300円ほどの部品ですが、大きな差が有ります。

 

この様にクリップ達は使われておるようです。上がフロントで一番上の物がひっくり返っているのは吊り下げるのではなく抱え込むようにフレームに取り付けるからです。クロスメンバー加えて吊り下げる感じです。

 

この様にクリップをつけていきます。配管がフレームに干渉したり間隔が異常に狭くなったりしていないか、配線との関係などを見ながら調整していきます。先ほど示したクロスメンバーの取り付け位置が間違っていて2箇所止めるところが1箇所しかしっくり来ずに暫らく悩みます。丁度その頃北の大将から連絡入っていることに気がつき連絡すると今Y60を見に行く所なので暫らく待って欲しいとのことでその間
別の作業をすることにしました。

 

それではその間にリアのリンクのブッシュを打ちかえる事にします。22mmのメガネとインパクトを使って8箇所全てを先ず緩めてから1本ずつ打ち換えていくことにします。

 

このロアリンクは元々僕の車の物で無く、海の近くで使われていた車両の物を実験的に交換したためこの様に錆が出ております。磨いて塗りなおすのでブッシュを打ち換えて使用することにします。ロアリンクには方向性が有るので外側にペイントでマーキングしておきました。

 

たっぷりと騙し油を振りかけて適当なソケットをなん個か持ってきてプレスで打ち抜いていきます。

 

新しいブッシュと古いブッシュです。古い物はゴムがプラスチックのように硬い感じがします。これ等がリンクの位置決め、捩れによってストローク、振動の吸収、遮断などを行ないます。

 

こんな感じで打ち抜いた後にペーパーやすりで内部やエッジを磨き錆を落とします。

 

今回一番具合が良かったソケットがこれです。内径にピチピチで余裕が殆ど無い感じでしたが騙し油を振りかけながら強引に打ち抜きました。

 

打ち込むときは最初が肝心です。位置決めを慎重に行い軌道にのったらどんどん押し込んでいきます。

 

このような感じでどんどん打ち換えていきます。

 

そして取り付け

 

アッパーリンクも同様に



ブッシュの打ち換えの途中で北の大将から連絡が入り配管の位置を教えていただきます。ありがとうございます。この模様は次回に。


Posted at 2012/11/16 08:09:49 | コメント(1) | トラックバック(0) | GQという名の漁船 | 日記
2012年11月15日 イイね!

始まりました今年最後の整備大会


一昨年までは3月が車検月でしたが、昨年から11月の比較的リフトが開いている時期に車検を移し冬場に備えると言う方向へ変更し今年がその2回目です。昨年はAT→5MTとちょっとだけ変更を行い重かったけど大人しかった車検でした。今年は先日ご紹介したメニューを執り行う予定であります。そこで届いた部品たちをご覧下さいませ。


 

リアリンクのブッシュ8個です。1個約1600円也でアッセンだと大体1本1万ですから手弁当だと半額ほどで打ちかえ出来ます。コイルリジットはブッシュが命で特にフロントは走安定性、リアは乗り心地と直進安定性に効きます。


 

ハブ周りの定期メンテ用のフロントハブのグリスシール、リアハブのドライブシャフトオイルシールとホーシングとハブ間に入るOリング、とグリスです。ハブベアリンググリスは40.000kmの定期交換指定の油脂です。リアハブは流石に出来ませんがフロントは比較的簡単に出来るので車検ごとに行ないます。というのもy60のフロントハブベアリングのグリス量が少なくランクルはドロドロになるぐらい沢山入っているのに慣れていると、これで大丈夫かと!?ベアリング、スピンドルを長持ちさせる為に。


 

ブレーキ関係はマスタシリンダーのOHキット、リザーバータンクのOリング、フロントキャリパーへのホースと銅ワッシャーです。これ等いずれも定期交換指定の有る部品たちです。あんまり変えていないんですよね。皆さん。特にこのホースはY60の鬼門でフルードが漏れますのでお早めに。


 

デフロック配管を取り付けるためにマフラーを外す必要があるので錆びたナットと交換用にとナットとガスケット。ランクルは石綿の様な物ですが、y60はメタルでマフラーに関してはy60はランクルよりも数段持ち驚きました。材料が良いのでしょう。


 

ラジエーターの交換用にロアホース、マウンティングゴム、ドレンコックです。この様な時でないと交換できないので。。。リザーバータンクも中古ですが程度のよいものを交換します。


 

バックドアのガラスのゴムです。ひび、亀裂が入っているので交換です。特にリアゲートを交換した際にそれについているガラスのフィルムが汚いので以前使っていたガラスに交換するついでです。


 

以前から少しづつ滲んでいたインマニのガスケット。やはりターボをつけてからにじみが酷くなったので交換しましょう。


 

場合によってはデフロックの修理の為にキンタマを下ろす必要が有るので念のため用意しておきました。Oリングはアクチュエーター用です。


 

最後にクラッチのレリーズの遮熱板が割れていたので交換します。特にマフラーが以前よりも近くなったので特に必要です。


 

このような感じであらあらと取り寄せましたが今後整備の状況次第でシールキットも必要になるかもです。作業は進んでおりますがその状況は追々ご報告します。


Posted at 2012/11/15 09:48:06 | コメント(2) | トラックバック(0) | GQという名の漁船 | 日記
2012年11月15日 イイね!

入手


国内在庫2個のうちの一個という貴重品で、最後の一個は北の大将が押さえるでしょう(笑  デフロック無しはもはやメーカー欠品で燃料計のトラブルなどを聞きますので良い時期でした。



 ご対面です。




ほほう ちゃんと書いてあります。


Posted at 2012/11/15 09:30:07 | コメント(3) | トラックバック(0) | GQという名の漁船 | 日記

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「TEINのフロント電調化奮闘中。フロントのスペースが無いのでメーカーは適応にしておりません。」
何シテル?   08/28 11:03
“ぐらい堂”でございます。豪州の安心・安全・楽しいターボ屋の頑固親父ジョンとの出逢いから、日々ノーマルのサファリの足の良さと、ターボのトルクを楽しんでおります。...
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