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A/Tトラブルの話題ででポールや豪州のメイトと遣り取りして思うのが彼らは構造を理解し使いこなしている点です。操作感でM/Tの優位性はありますが、とりわけターボディーゼルでは却ってA/Tの方が具合が良いということもさにあらん。センサートラブルで出てくるのがTPS（スロットポジションセンサー）、ATF温度センサー、A/T本体の回転センサーですね。TPSはシフトアップタイミングやロックアップ異常など、温度センサーは3-4速のシフトアップ異常、回転センサーはスタート時のシフトアップ異常と確かに言われて見るとそうなんですよね。タコメーターのセンサーが壊れてメーターが動かなかった事例が身近にありますが、A/Tの各種センサーが壊れても一向に不思議でなく、また断線もありえない話しではないのです。



A/Tトラブルと言うととかく内部のソレノイパックの異常や多板クラッチの磨耗などを日本では考えがちですが、向こうでは先ず最初にセンサー類を調べます。その次にソレノイドパックを交換と車載状態で自分達で修理してますね。それでもダメならA/Tを下ろしてクラッチなどの交換を行ないますが、向こうの修理書にはその方法も書いてあります。日本ではA/Tはブラックボックスのイメージで故障はアッセン交換が普通の感覚ですが彼の地ではそうではなく修理対象の機械の集合体と見ている感じが面白いです。こう色々見ているとA/Tもそれなりに付き合い方が分ると面白い機械だと思えてきます。また向こうではA/T任せにするのでなく積極的に制御系に自分の意思を指示を出しコントロールしているのも印象的です。例えばヒルダウン時にロックアップを掛けたりしてますね。




勿論それと同時に積極的にA/Tの情報も管理しています。特にATFの管理には気を使っている感じでATFフィルター、ATFクーラー、ATF温度計などは当然付いてますね。

sacn gauge

ECU talk

先ほど部販へ注文へ行って来ました。今回は以前話題に出たパースの近くのTim殿のシフトレバー周りのブーツ類です。4点の注文ですがうち2点はメーカー欠品で生産予定日が12/10と12/12日でした。それから直ぐに送ればクリスマスまでには赤道の向こう側に届くだろうか。送金で数回失敗があり先方には損失を出させてしまい大変申し分けなく実質ミラーは友人と協議の上、進呈する事にしました。EMSで送りますが重量が5ｋｇほどになるので送料は8000円強となります。カナダのポールの部品も送らないといけないなぁ。それと北海道に2点（笑

今日トラックに乗っていると対向車線になにやら気配がして目を凝らすと白のY61前期型が走って来るのですがなにやらボンネット前方中央に変わったステッカーを貼っています。なんだろう？と思いながらいるとすれ違う際にそれが赤十字である事に気が付きます。ボディーサイドには日本赤十字と書いてありました。

今日は一日時雨模様で雷が鳴り時折り芯が入った雨が降り山ではきっと雪でしょう。今年の冬は早いかなぁ。幸い今週末は天気が良く気温もそれなりなのでタイヤ交換をしようと思います。ゴマ騒動でｗ969はゴマの中に飲み込まれてしまいました（爆　まぁいいや後にぶっといテールのマフラーに7.50-16に黄色の単等では益々変態になるからミーハーに今の太い265/70R16で過ごす事にします。昨晩は勉強会の前に富山の御大の所へ少し顔を出した際に「ぼぼぼぼ言ってますよ」とご指摘がありました。この天気だと鰤が沢山獲れそうだ。

アイドリング時足元、メーターの下あたりからシューっと音がします。まるでファンヒーターの燃焼音のような感じですがクラッチペダルを踏み込むと音が変わります。最初は何か音がする？気のせいかな？と思いクラッチに足を乗せ踏み込みむととその音が変わり→消え→再びと言う感じでどうも稼動部分が係わっている感じです。

先ず最初にケースの合わせ目から漏れているかと思いましたが、その場合は持続的に漏れる筈ですからバキューム不足によるブレーキ動作時の動作不良など起こるはずですがそのような事はありません。またケースの密閉はダイアフラムの10ｍｍほど有る耳で行ないますので新品の弾力の有るゴムを使用しているからこの可能性は少ないと思います。


となると何処か？一番の相違点がピストンの形状の違いです。ダイアフラムが付くケースの径は同じで、ピストンの頭も同じ径で問題ないのですが強いて言えばシールの位置と形状がちがいます。此れが何らかの問題を起こしているのではないかと。



もともとのペダル位置（ストッパーが最短）では最も音が大きく少し足を乗せると音が小さくなります。そこでストッパーを最も長くしてやると若干音が小さくなり騙していましたがやはり根本的解決で無いので、修理工場のこれからの状況、季節を考えると腰を据えて原因の追究が出来ないので不本意ながら新品を導入する事にしました。



付け替え当初からペダルの遊びが大きいとエア抜きをやり直し気泡が一個出てきただけですが、もしかするともう一つの可能性がピストンのストッパーの位置が間違である可能性もあります。ピストン本体に横からストッパーを差し込む構造ですがピストンロッドを固定するキリカキが有ります（多分ここではないかと思う）が、この山を一個飛ばしてもストッパーは入ります。クラッチが奥で繋がり、切れ不良気味になるというのが最初の試走の後で起こった現象でもありましたので、もしかするとここの組み付け間違いの否定できず、可能性が高いと思うのです。









この2枚がその可能性の高さを示しています。一見同じ位置にスプラインが来てますが、これを見て僕は安心してました。しかし此れが今となると怪しいのです。





と言うのはもう一度この画像を見るとスプラインの位置が新旧で違います。つまり同じ位置に見えるということは内部では固定位置が違うという事か！



今後OHされる際の注意点はこのストッパーの位置の確認です。何処に此れが挟まっていたか、再度組み付け後ピストンロッドの頭の位置が同じ位置に来ているか、稼動ストロークが同じか寸法を測定する等のデーターが必用です。反省点としてそれらのストローク、ストッパー作動時の位置の寸法の測定がなされていなかったのが自分の考慮不足と言う結果です。

という事での授業料ですね（爆

あ！
僕転んでもただでは起きない性格ですからハイ！