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GQDTのブログ一覧

2014年11月25日 イイね!

復帰


リフトの上のジョン一号が路上に復帰し30万キロを目指し再び出航です。リアヒーター内部のヘドロをばぶっと吐きだしたら熱い風が吹きだし、オニギリに履き替えると17吋よりも軽やかに走り出しました。意外だったのがリアをY61のコイルにしましたが、トレッドとの相性か以前の様にレートが高いなぁという感じは全くなく、寧ろしなやかに感じ懐が深くなった気がします。Y60のコイルがヘタリ細かいところでの緩衝性が落ちていたのかもしれません。

レートが上がったにもかかわらず柔らかいと感じるぐらいであります。何れにせよ乗り心地が良い事は良いものであります。また尻が1吋ほど上がり燃料が空付近では完全に前下がりで傾向ですが、それでもリアが蹴り上げる感じ等は有りません。満艦号に比べると20万キロ余計に走っているので低回転でのトルクが痩せているのでターボっぽい段付き加速に感じますが、一呼吸置きながらシフトアップしていくと気持ちよく巨体を前に持って行きます。

ミッション・リアデフのオイルは良好でしたが、トランスファーは負担が掛るのか黒いのが出てきました。A/T時代の残りのペール缶のマチックフルードDを使い補充しました。ブレーキフルードは全交換、汚れやすいクラッチフルードも全交換。各種グリスアップ、フロントハブベアリングのグリス詰め替え、リアハブベアリングのグリス補充などなど軽めの整備ですが満身創痍だった入庫前の感じからまた快調に復活した感じです。毎度ながらのこってり下回り塗装で黒光りする下回りはいつ見ても気持ちのいいものですね。




Posted at 2014/11/25 11:43:04 | コメント(1) | トラックバック(0) | GQという名の漁船 | 日記
2014年11月25日 イイね!

満艦号への道 29


連休中日に満艦号無事にドンガメ号より盛トルク号へと生まれ変わりました。お昼過ぎの作業前に御大曰く「先日takanzさんがいらっしゃった際に、彼がああこの生のフィーリング良いなぁ。。。とおっしゃっていた意味がペラを入れ替えてから最近分かる気がします」との事でした。確かにあの咆哮や穏やかなトルク感は生の真骨頂ですが数時間後にはぐらい堂が新しい境地へお連れ致しましょうと執刀開始です。





夕刻頃には芸術的な生キットが摘出されいよいよ豪州の頑固おやじのジョンの気合が注入されます。見てくれや細かい事を気にするな!おれの自信作に乗ってから言え!と言わんばかりのジョンの作品をこれから取り付けます。





21時ごろには満艦号この様に変貌を遂げました。見た目の雰囲気もさることながらやはりトルクアップの恩恵は論より証拠で過去のジョン兄弟のオーナーたちの喜び様を見れば一目瞭然です。それでは早速試験走行に出ましょう。




最初はタービンにオイルを回すために暫くアイドリングを行い、そろそろと過給をあまりかけない様に走り出しますが、横に乗っている御大も直ぐに車が軽く前に出ることを体感している様子でした。暫くゆるゆると走りその後少しづつ速度を上げますが3・4・5番と1000回転程からシフトアップを行っても生とは違いエンジンが暴れることなくスムースに盛り返してきます。


御大に感動のハンドルを渡しますが、車が20年以上若返った気がする!自分の車だけど自分の車でない気がするぐらいでもう生には戻れないと感動のご様子でした。一旦基地に戻りオイル漏れ等各種点検を行い御大が所要で開けている間にぐらい堂はちょっと仕上げの儀式を(笑

御大が復帰後再び試走に出ますが走り出して直ぐに盛りトルクに驚きながら過積載号が5番でぐんぐん速度を上げていく様に完全ににやけてしまいます。もちろん名物の黒いやつは後続のライトで見ても也をひそめました。

さて御大ここで質問。

「お昼頃の御言葉通り生をご堪能しますか⁉ 」

「いやぁ(汗 ぐらい堂さんがターボ外す時はサファリ辞める時という言葉の意味が分かりました!」


作業の様子などの詳細は後程アップいたします。


Posted at 2014/11/25 08:12:36 | コメント(7) | トラックバック(0) | ターボぐらい堂日記 | 日記
2014年11月22日 イイね!

2014年の大(プチ)整備 2


引き続き行ったのはウォーターポンプの交換です。この車両の問題点の一つが水の管理が悪かった事で、随分と悩まされました。毎年交換して漸く普通のクーラントが出てくる様になりましたが、一旦コンディションが悪くなったものはダメですね。それと20年超の時間もありヒーターのコンディションが良くありません。 今回はヒーター内部の洗浄とウォーターポンプの交換を行います。

アッパー、ロアホースも交換しようかと思いましたが、コンディションはそこまで悪くないのでこれは次回にします。リアヒーターは昨年から詰まり気味だったのでユニットごと交換しようかと思ってましたが、二人がかりで注水しながら流量調整レバーを動かしていたらドバっとヘドロが出てきたので今年はこれで様子を見ます。

ただ問題点が発生します。メインヒーターとリアヒーターに分岐するTチューブが錆びてホースを外したのち漏れだしたので、ホースも含めて部品を発注しましたが全て廃番でした。ホースは汎用品のヒーターホースに交換する必要が有ります。リアヒーターに関しては雪国と言う環境と、LWBハイルーフであるためにこれは必需品です。撤去という選択は有りません。何らかの対策を講じます。

さて15万キロほど走ったウォーターポンプを予防整備で交換します。何ら特別な作業ではありません。まずシュラウドとクーリングファンを外すところから始めます。車の下からシュラウドの下部の固定ボルト3本を外そうとすると以前新調した下側のシュラウドが無くなってました(爆 

上側のネジ3本を外して上から引き抜きます。その後クーリングファンを外してこの状態です。




パワステベーンポンプとオルタネーターを緩めてベルトを外します。ふと気が付いたのが、右側にある以前交換したタコセンサー周辺からオイルが少し滲んでいるのか埃とオイルの混ざったものがべったりと付いていました。元々のセンサーは2本のボルトで留めますが、後対応品番は片持ちタイプに変更となりしかもOリングの位置がケースの厚みと合わないと言う状況です。そこで僕はガスケットをフロントカバーに残しておき対応してました。

よく観察するとブランクになったネジ穴に留めておいたネジが無くなり、センサー側も緩んでいたのでここからオイルが漏れていた可能性があるのでしっかり洗浄後液体ガスケットを用いて塞いでおきました。





ファンカップリングを外します。この状態でウォーターポンプを確認するときわめてスムースに回り、ガタもほとんどありません。全く問題ない感じです。ただ距離が5年弱15万キロという現実があるのみで非常に悩ましいです。若社長にも見てもらい二人で悩みます(笑 キャラバン等のTD27でしたら25-30万キロほど持つことも珍しくないので大丈夫と言えば大丈夫ですが、ここまでバラして、部品もあるなら交換しようという事になり過剰整備を行います。





一回交換しさほど時間が経っていないのですんなりと外れます。しかし冷却系のコンディションが良くないのでこの様に内部は錆色になっています。下回りと冷却系が汚い車はダメですね。毎年クーラント交換で付き合うかエンジン含めて全て交換するしか方法はありません。溜息です。。。





某オクで買ったアイシン製のウォーターポンプコストダウンは見られますが、物としては良いのではないでしょうか。比較的短時間に15万キロ走ってガタや漏れ等はありません。A/TからM/Tに換装しターボ化したのと、ベルトの張り具合をわざと緩くしているのもありますが。





この様に内部には水垢、錆ともつかない物が堆積、こびりつき黒っぽく変色しています。いやだねェ






新品との比較でインぺラーの色の違いに注目。結局冷却系全体にこの様な堆積物が付いているという事です。定期的なオイル管理、水の管理の重要性が良く判ります。





ダブルナットでスタッドボルトを取り外し移植します。





アフター物は通常の紙のガスケットで純正品はこの様なメタルっぽいガスケットが付いてきました。





フロントカバーには2本のスタッドボルトが有り、これにガスケットを合わせてからウォーターポンプを取り付けました。





プーリーに少し傷と塗装の剥げがあったのでヤスリで磨き塗装しておきました。ファンカップリングと共締めで取り付けた様子です。





順次復旧していき作業を完了しました。





なんてことのない交換作業でした。


Posted at 2014/11/22 09:08:31 | コメント(3) | トラックバック(0) | GQという名の漁船 | 日記
2014年11月21日 イイね!

2014年の大(プチ)整備 1


今年は非常に控えめな車検整備となりましたがざっと僕が行ったのはたったこれだけのメニューであります。ますはリアコイルの交換。上がY60純正コイルで下がY61純正コイルです。若干線径の太さに違いが有るのが判りますね。レートで5%程高くなりますが、軸重で見るとリアに積載をしているので気持ち固いけどこんなものか問う感じになります。今までのy60純正がくたびれてきて燃料を満タンにすると若干リアが下がったように感じるのでこの機会に交換することにしました。またリアのトレッドを拡大している関係上もy61のコイルにすることによってダンパー以外完璧にY61化したことにまります。 まぁだから何やねん!ですけど(爆

取り外したコイルをまじまじと見ると錆が増え、コイルどおしが当たる部分が摩耗していたりとy61のコイルと見比べると20年超の歳月を感じます。





次に行ったのがリアハブの掃除・オイルシール交換・塗装・バックプレートの新調です。既にローターは外していたので今回は簡単にぽろっと外れました。豪州から出戻りのドライブシャフトとベアリングケージはこの様に大陸の土が付いております。前回掃除しなかった理由は外した状態でこの泥をこすると内部に侵入する恐れがあるので組んだ状態で掃除して大まかに落とした方が良いかと思って見送りました。ワイアーブラシとドライバーとエアブローでこれらをこすり落とします。




写真で見るとあまり変わり映えしませんが、実際に見ていると地金が見えてて作業前とは全然違います。ただこの乾燥した泥が舞い上がってせき込みながらの作業でした。磨いてエアーブローの繰り返しで仕上げにパーツクリーナーで洗いふき取りました。清掃後ドライブシャフトを引き抜きます。





これが変形金属ドーナッツであります。グリス塗布しているのでホーシングにピタッと貼り付き丁寧に引き抜かないと取れません。工作精度はそれなりの高さが有るようですが、それでもホーシング側にはOリングを用いる事は避けたようです。





豪州帰りのドライブシャフトです。Y61はABSがあるので黒いリングがそれに関する部品でこの分25mmのトレッドの拡大が行われています。いずれOHする際には尾の黒いリングは撤去します。





右側は以前シャフトを抜いた際にトヨタのグリスを詰め込んでおいたのでこんな感じでまだ残っておりました。オイルシールもしっかりしてますが、今回は塗装もするので交換しておくことにします。





レバーを用いて取り外しました。マイナスドライバーで破壊して外しても良かったのですが(笑 レバーが近くに有ったのでこれを使いました。





オイルシールを打ち込みます。気持ち小さい感じでしたがこのコマを使い打ち込みました。きちっと合わせないと直ぐに逃げようとするので簡単だけど気を使う作業です。均一に入れないと編摩耗の原因になりますからね。





全外周確実に奥まで入っている事を念入りに確認しておきました。シャフトのシール当たり面は特に摩耗している感じもないのでこれで良いでしょう。HZJ73の時のリアハブはスピンドル部分が1mm程削れて溝が有ったのでこのシールの打ち込み位置をずらして対応しましたが、気持ち悪かったですね。。。




SSTが有ればこれを引っこ抜いてグリスを詰め替えるのですが、、、今回はこちら側から指定日産グリスを詰め込んでおきました。この状態で回すと何ら引っ掛かり・異音・違和感等無いのですが、、、、





日産(サファリ)お得意のOリングです。ベアリングケージをドーナッツの間はこれを用いて密閉しておきました。





密閉性が高いので空気が抜けずに苦労しますがピタッと合い組み上げました。良い感じであります。





念入りに脱脂後塩害対策用の塗料でしっかりと塗装しておきました。黒々している下回りは非常に良い眺めであります。ここはブレーキローターで隠れる部分ですが錆は嫌なものです。気分スッキリ(笑





乾かしている間に反対側も同じ作業を行います。これは錆と言うより大陸の赤い土の色です。鉄を多く含む為にこの様な色になるそうです。





こんな感じで磨いているとどんどんと下に大陸の土が落ちていきます。まだこれ磨き始めです。まだまだ出てきました。




反対側の作業が塗装まで終わったら右側に新しいバックプレートを取り付けました。何するか役目が今一つ不明ですが新品は良いものです。




反対側もバックプレートを取り付け、これも塗装しておきました。






これにてリア周りの作業は終了です。この後のブレーキはプロに任せます。

Posted at 2014/11/21 09:13:08 | コメント(2) | トラックバック(0) | GQという名の漁船 | 日記
2014年11月19日 イイね!

BJ事件簿 【追記有】


今日は久しぶりにBJの話をしてました。僕の人生で深みにハマッタ車ですが、95000kmから445000kmまで走る間に色々有りました。20代はこの車と過ごし車の事を少し勉強をさせてもらった気がします。燃料も安く年間走行距離は軒並み50.000km。その楽しかった事件簿を項目で書いてみます。
それぞれの項目でドラマが有り物語が書けます(爆



●納車当日の左後輪の離脱事件

●山形旅行中にエンジンルームをクーラントで高圧洗浄事件

●大雪の中のクラッチマスター抜け事件

●バルブ摺り合わせ後ヘッド復帰事のコンデンサ破壊事件

●真夏の帰省時のエハポレータ破裂事件

●早朝エンジン換装作業中、地震が発生事件

●真冬の秋田からの帰省時に高速道路上でのウォーターポンプ破裂事件

●晩秋の飛騨の山中で方向変換時にリアが埋没し熊に怯えながら孤軍奮闘事件

●木曽の山中キャンプから帰還時のバキュームタンク穴あき事件

●ゴールデンウイーク旅行前日にフロントガラス破壊事件

●ナナマルを買った事件

●ヨンマルとお別れした事件

などなどその他沢山(笑)

主な整備記録

●2Bエンジン3基 (後期・前期・後期)

●13BT+H41F →H55F

●J7#フルフロートリアホーシング

●ボデ―換装 (後期LX → 後期STD)

●パワステ脱着




この様な事は二度と繰り返すまじとY60へ乗るも。。。。。(爆

Posted at 2014/11/19 23:22:40 | コメント(5) | トラックバック(0) | 陸舟他 | 日記

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「TEINのフロント電調化奮闘中。フロントのスペースが無いのでメーカーは適応にしておりません。」
何シテル?   08/28 11:03
“ぐらい堂”でございます。豪州の安心・安全・楽しいターボ屋の頑固親父ジョンとの出逢いから、日々ノーマルのサファリの足の良さと、ターボのトルクを楽しんでおります。...
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