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2015年01月17日 イイね!

【第十八話】分解君日記


それでは分解君Ver2に向けてシステムの概要を決めたいと思います。興味深く感じた情報をご紹介します。


先ず最初にやはりこれでしょう。救世主の回路図です。ハンガリーの電気エンジニアが作った分解君様のPWMです。定電流、インジゲーター、液量センサー、ディレイタイマー、電流計内蔵とポイントが非常に高いです。安定的・利便性の高い一般運用に向けた付属品を減らせます。




お次は豪州からです。やはりアウトバックを走る豪州ならではのドレイン+ドライヤーの設定でこれで振動からの液面のブレや、負圧からの吸気への液体の吸い込みを防ぐことが出来ます。




次は米国の総本山からで、循環不良対策に電動ポンプを用いてシステム内部の汚染を極力防ぎ、異常な温度上昇低減にも一躍買うと言うものです。





最後にやはりそうだったかと思ったのが米国の業者にありました。リザーバータンクを見てほしいのですが、チェックバルブが有ります。タンクやシステム中に外気を取り入れるチェックバルブは私が調べた範囲では東南アジアの業者とこの業者のみです。実はVer1実験後半でタンクと配管の途中にチェックバルブを入れた実験を思いつきで行っております。




分解君Ver2はこれらの要素を取り入れたシステムとする計画です。


Posted at 2015/01/17 11:04:10 | コメント(3) | トラックバック(0) | 分解君 | 日記
2015年01月17日 イイね!

【第十七話】分解君日記


分解君のプラントを荷室から一旦撤去し、仕切り直しでを行いVer2の構築を目指します。前回は電気系に救世主が現れぐっと分解君が実用的になる気配がしてきました。これと同時にもうひとつの懸念事項がこれです。



ちょっと走っただけでトラップにこんなに溶液が流れ込むのは頂けません。またディーゼルは吸気に液体が混入するのは致命的なダーメジを与えるので絶対に改善が必要な項目です。

旧モデルはここに小さなトラップのタンクを用いてましたが、このT型分岐にチューブを付ける方法に変更になっています。という事は正常ならば特に問題ないとも考えらえます。

これは仮説ですが、分解君が作動時のドライセルとタンクの溶液と気体の流れを見ていると動画での正常な流れとは違います。これが一つの原因ではないかと。実験時にタンクを見ると負圧でタンクが凹んでいました。この吸気の要求に対しての供給不足が一つの原因ではないかと思いました。

東南アジアでこの分解君設置業者の動画を見ていると配管途中に米国の総本山にはないチェックバルブを一つ余計につけていました。もしかするとこれは負圧が大きくなった場合に外気を導入しているのではないかと。

あともう一点。これは豪州の分解君の業者ですが、オフロード四駆にはこのフィルターが必須と書いていましたが、なるほどと思った次第。これはまだ手配してませんがVer2には導入したいアイテムです。マニュアルドレイン付です。





これをプラントに組み込むと液体がエンジン内部へ侵入するリスクは殆どなくなると思います。設置場所以外の大きな懸念事項がこの様に解決される目処が立ってきました。






Posted at 2015/01/17 09:38:12 | コメント(0) | トラックバック(0) | 分解君 | 日記
2015年01月16日 イイね!

【第十六話】分解君日記


オソロシイ事になっている分解君の状況で有ります。煮詰まって、しかもキャップからこぼれて阿鼻叫喚の模様で近づきたくもありません(爆。しかも車内なのでこれをこぼすと大変なことになるので如何にリカバーするか暫く考えておりました。

色々考えた挙句作戦行動に出ました。




先ずはシリンジでタンク内容物を出来る限り撤去することから始めました。良い色にこんがりと色がついております。恐るべし循環不良と過大電流による汚染の模様です。






バケツに回収すると御覧の通りの色です。作業開始までは中々気が進まなかったのですが、やりだしたらイケイケどんどんで作業を進めます。





車両からドライセルを漸く摘出することが出来ました。車両から取り出せば後は徹底的に洗浄するのみです。





ぎょえ!(爆





流水で徹底的に中を洗浄します。





何とか中の沈殿物を追い出すことができました。





一先ずこれにて洗浄作業は終了です。この後システムにホワイトビネガー(蒸留酢)を入れて電気分解をなえば良いとの事でアマゾンで取り寄せました。




取り敢えずこれがメルマガで配信してきた昨年の分解君の全ての経過で漸くこれから現在進行形のお話に繋がります。




Posted at 2015/01/16 17:17:57 | コメント(0) | トラックバック(0) | 分解君 | 日記
2015年01月16日 イイね!

マスコット




これが分解君の姿です(笑




Posted at 2015/01/16 12:50:00 | コメント(1) | トラックバック(0) | ターボぐらい堂日記 | 日記
2015年01月16日 イイね!

【第十五話】分解君日記


暫しの休息期間の後、再びリサーチを開始した分解君です。いきなりぶっ壊れた中華製米国経由のPWMでしたが、これのおかげでPWMに付いて俄然興味がわき、今度は非中華路線で検索を開始です。

その中でいろいろ調べているとPWMを使っても溶液温度が上がったり、濃度が濃くなると反応性が高まり電流を調節しなければならないと、半自動的な要素が有る事を知ります。メンドクサイ(爆

これを一定に保ってくれるものが無いかと調べていると有りました。最初に見つけたのがカナダの分解君業者の物で定電流型PWMというものでした。これは予め規定値に設定するとそれをずっと維持してくれると言う優れものです。

これは良い!この分解君業者にはこのほかにも電子制御ディーゼル、ガソリンリン車にはECUと連携して分解君をコントロールし、またECU側のA/F比を分解君に合せて調整すると言うものもありました。スマートでこれは良いです。


分解君様に発売されているPWMは殆どが中華、その他で米国、豪州、欧州でありますがそれなりに価格がしてまた空冷ファン等が付いていたりと仰々しくなります。しかも12Vがメインなのでこれを駆動するにはまた別電源と。。。。。


更にリサーチを進めたところもっと興味深いものを見つけました。これはビビっときました(笑 痒いところに手が届くと言うのはこの事を言うかと言わんばかりの救世主です。

先ず下の回路図を見て欲しいのですが、この救世主にはいろんな機能が有ります。3つのLEDで分解君のご機嫌を教えてくれます。ボイコット・ご機嫌・空腹度合と三色で知ることが出来ます。また通常はフロート式で空腹度合を知らなければなりませんが、これはタンクにステンレスのビスを一本打ち込みそれに流れる微弱な電流で感知します。

また彼らが自信を持って言うのが我らは電気技術者集団で、分解君を簡単に運用する為にこれを作った。一般のPWMは回路構成が悪く無駄に発熱するがこれはMOS-FETを持ちてほとんど発熱しない回路構成にしてあるので55Aまで対応できる。そんなメンドクサイPWMは辞めてスマートに行こうぜ!(爆

よし乗った!






気が付くとハンガリーからこの様なシュールな切手と共にその救世主はやって来ました。





3mm厚のアルミケースに色あせたLEDのインジゲーターが無造作にダンボールに包まれて入っておりました。回路構成やコンセプトは素晴らしいですが、この辺りには気が回らない様です(爆



実のこの救世主がもう一つ優れているのがIGNからの電圧が入ると5秒後にスイッチが入ると言うディレーリレーも内蔵されていて、オイルプレッシャーSWで悩んだ問題も一気に解決です。

しかも内部に電流計が内蔵されているので起動させて電流を決めたら蓋をして放っておけば万事OK 。素晴らしき機械であります。






これを用いて運用可能になると分解君は非常に現実的になります。まず予め程々の濃度の溶液をモノタロウで蒸留水を買い作っておき、ウォッシャー液の空容器などに入れて車に積んでおきます。

落としどころを見つけた電流値に設定しておくと、IGN-ONの5秒後からこの救世主が温度変化、濃度変化が有ろうとも調整可能な範囲内で一定に電流をコントロールし分解君を動かします。その時はインジゲーターは緑色のLEDが点灯です。

分解君が腹減ったら青色のLEDが点灯し、溶液の濃度が異常に濃くなったり、システムエラーが有ると赤色LEDが点灯しシャットダウンします。

腹減ったら分解君に持参した溶液を飲ませて上げれば良いのです。

素晴らしい!

僕はこれに更に追加したいのが、サイドブレーキでIGN電源をカット(電動ポンプは動かす)、ドライセルの温度上昇でIGN電源カット、電動ファンONと言うギミックです。


という感じで一気に分解君が実用に耐えるシステムになる足掛かりができました。


Posted at 2015/01/16 10:48:14 | コメント(0) | トラックバック(0) | 分解君 | 日記

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「TEINのフロント電調化奮闘中。フロントのスペースが無いのでメーカーは適応にしておりません。」
何シテル?   08/28 11:03
“ぐらい堂”でございます。豪州の安心・安全・楽しいターボ屋の頑固親父ジョンとの出逢いから、日々ノーマルのサファリの足の良さと、ターボのトルクを楽しんでおります。...
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