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2015年01月15日 イイね!

【第十四話】分解君日記


さよなら分解君。。。。

いきなりこんなに汚してしまってごめんよ。




な~んて事は有りません!(爆 

ぐらい堂は転んでもタダでは起きないをモットーにおりますのでこれらの教訓を活かすべく一連の問題点を洗い出す事にしました。陽気な米国の総本山に画像添付で教えを乞う事にしました。

其れと自分が感じた事を合わせて総括をしてみたいと思います。

●濃度調節

まずこれが失敗の最初一歩で過大電流流したことによる異常な加熱も溶液の劣化速度を早めたと思われます。

●設置場所

エンジンルームに付けることが出来たら違ったでしょうが、仕方なく荷室に設置ました。これ以上に総本山からの指摘が配管が曲がりくねって循環が悪いのが問題との事です。それ故に電動ポンプを用意しましたが、うるさくて使わなかったのも敗因の一つです。

●中華製

キットに入っているものが中華製なのは仕方ないですが、安易に手を出したPWMが中華製で直ぐに壊れて貴重な資金をどぶに捨てた事ですね。


この点が僕の分解君Ver1の失敗原因です。いろいろ読んでいてプラントの洗浄や凍結などいろいろ問題点の対処が書いてありましたが、僕のはいきなり全ての悪条件を体験してしまいました。言い換えるとこれ以上の問題は無いとも言えます。

要するに過大電流を流さず、温度上昇を控え、プラント内部の循環を良くし、適正な電流値で運転すれば何ら問題のです。また実用的に運用するためには補充の簡便さが大切であると思うのです。

今流行のブルーテックもオシッコをタンクに入れるシステムが定着しているから実用になっているのであって、それが煩雑では市民権を得る事は出来ません。分解君もこの溶液の作成と補充が簡便に成る事が一番大切であると思います。

少なくとも先に書いた通り濃度調整で神経を使うのはこの時点でNGですね。ある程度の振れ幅をプラントで吸収できるのがポイントで、また濃度変化による電流の変動を自動でコントロールできるのが有ればいいなぁ。。。。と思いリサーチが始まるのです。





Posted at 2015/01/15 17:22:46 | コメント(0) | トラックバック(0) | 分解君 | 日記
2015年01月15日 イイね!

【第十三話】分解君日記


分解君のいきなりの攻撃で出端をくじかれ備前行の際の夢の燃費大作戦は中止いたしましたが、この際は何と最高燃費13.7km/lを記録し分解君要らないんじゃない?(爆

いえいえ分解君は必要ですよ。

やっと米国から届きましたわが救世主ことPWM(パルス・ワイド・モジュレーター)であります。これは何をするかというとこの捻りものを回すことによって電流値をコントロールできると言う優れものです。もうさじ加減に翻弄される事がぐっと少なくなります。

総本山はこのPWMに関しては余り取り上げてませんが(今現在はこれも取り上げてます)、他の分解君の業者はこれを使っており気になっていました。いろいろ読んでいるとこれは自分の懸念事項の解決に大きな働きを持つと思った次第です。




使い方はこんな感じでリレーとドライセルとの間にPWMを介入させて電流計を見ながら希望の電流値になる様に調整すると言う作戦です。もはやシリンジの出番は無く、いきなり過大電流を流すことも防げます。また溶液を作る際もある程度の目安で気楽に作れると言うのもポイントで、濃度調整に気を使うのは正直実用性を著しく落とします。







其処で大活躍するのがこの端子盤でしてこの部分でPWMを介入させるとOKという事ですよ。密かにこの事も考えていてこの方式を採用したのもあります。





この様な感じで運転席の下にPWMを仮設置してリベンジを行います。






さて緊張のメインSW をONにします。すると後ろからボコボコと音がしきて分解君が稼働開始です。調整しながらその適正値を探そうとしていると。。。。ボコボコ音が消えました

もしかしていきなり壊れた⁉ (爆


どうも中華の洗礼を電流計の次に浴びたようです。もはや米国の業者(総本山ではない)に文句を言って交換する気力もなく、、、、、、

傷心のぐらい堂で有りました。

季節は秋になりさびしい風が心を吹き抜けました。





Posted at 2015/01/15 15:28:10 | コメント(0) | トラックバック(0) | 分解君 | 日記
2015年01月15日 イイね!

【第十二話】分解君日記


いきなりの分解君の先制ジャブに眩暈がした実験号でありますが、ここまで来て退散する文字はぐらい堂にはございません(笑 プロジェクトを完成させて運用過程でその可否を判断したいと思います。

既に感じた問題点であるさじ加減に依存するスタンスは自分にはやはりだめです。実際に今回の様にどうしようもなくなることが有り得るという事をいきなり身をもって体験です。

実はこう言ったことも有るだろうと追加で新兵器を導入もしていましたが、到着がこの時点では間に合いませんでしたので、其れまでの間はさじ加減方で何とかならないかと再スタートです。

タンクの溶液を抜き取り3倍ほどに希釈して試してみる事にします。丁度この翌日に金沢で仕事が有ったのでその道中が良いテストコースになります。希釈後は以前の様に電圧計も下がらずに、オルタネーター負荷も随分と減ったようですが、今度は電流計が壊れます(爆

ちょっと時系列を忘れましたが、この中華製の電流計の配線が熱を持ち、煙が出てくる騒ぎです。車両火災は御免こうむりたいので電流計を撤去し再スタート。



オルタネーター負荷が減った後は気のせいか低下回転時のアクセルのツキが良くなった気がしますが、やはりリアからのボコボコ音が気になります。まるで荷室に金魚鉢を置いている気分で、この車両は鮮魚運搬車か⁉ いやいやオマーンの魚屋トラックでなくデコトラ仕様の満艦鮮魚生簀搭載車だ(爆

目的地に到着すると何やら様子が変で、タンクの周りが汚く汚れ、しかもこの様に溶液も水分と茶色く変色しております。とても半年で一回のメンテナンスで良いなんて思えない状況です。何かおかしい。





あと中間トラップのT型の分岐のホースにもこの様に溶液がたまっております。これは大きな問題点だと思った次第。課題が出来ました。総本山の連中はこういったことは気にならないのだろうか?





また到着してタンクを開ける時にタンクはエンジン停止前に分解君を停止させるのでその吸気からの負圧で凹んでおります。この負圧も先のトラップへ溜まった量に関係あるのだろうか。

タンクの精度が悪いのか熱変形したのか判りませんがキャップがしっかりと閉まらずこの様に変色した溶液がこぼれ汚くなっています。色々と問題点が噴出です。

さぁどうする分解君(爆







Posted at 2015/01/15 08:16:09 | コメント(0) | トラックバック(0) | 分解君 | 日記
2015年01月14日 イイね!

【第十一話】分解君日記


さてそれでは分解君を稼働させましょうか。分解君は蒸留水を用いますのでモノタロウで買った20Lの蒸留水を2Lのボトルに小分けしてそれにKOHを加えます。予め蒸留水をある程度ボトルに入れておき、其処に少しづつKOHを加えて希釈する手順で作ります。間違えて使わない様にボトルに落書きをしました。

米国の総本山が言うには1QTのタンクにティースプーン1杯ほどの少量から始め電流を見ながらさじ加減で調整するとあります。最初は2Lの溶液を作っておきこれをタンクに入れると言う手順でスタートです。

エンジンを始動しアフターグローが終了し電圧計が上がった段階で分解君のメインSW を入れます。すると電流計がぐっと下がり最初28V程だったのが24V程になりアイドリングが辛そうになります。 起動で表示が落ち着かない電流計が落ち着いて示した値は25A!(爆

Y60のオルタネーター容量は35Aですから実に発電能力の72%も使っていると言う状況ですからエンジンが苦しがるのも当然であります。また運転席後方よりボコボコと盛大に気体が発生する音が車内に響きアイドリングではその音が気になって仕方ありません(笑








恐る恐る走り出すと明らかにオルタネーター負荷が大きく燃費改善どころか足枷をして走ってる感じです。ライトも暗く60㎞程出すと漸く電圧計が26V程を示しいつもより随分と低い値です。これはさじ加減を間違った様です(爆


この時痛感したのがこのさじ加減方はこういった時にメンドクサイという事。そこで帰宅後おもちゃ箱からシリンジを取出しタンクの溶液を抜き取り蒸留水で希釈します。この時思ったのが結構熱を持って熱くなり、タンクの蓋を開けると湯気が出てくるぐらい。しかも通勤路を走っただけでこの様に早くも変色してきているのです。


おいおいこれ大丈夫かよ!(爆








という感じで分解君の処女航海は大失敗でありました。

Posted at 2015/01/14 16:49:40 | コメント(1) | トラックバック(0) | 分解君 | 日記
2015年01月14日 イイね!

【第十話】分解君日記


さてお膳立てが出来たのでいよいよリアに分解君のプラントを構築します(笑 これは実験的プラントなので改良、若しくは撤去される可能性が有るのが前提での構築です。色々悩んだ結果取り敢えずOSB合板に固定する方向で作業を進めます。手頃(テキトー)な端材を豪快にタッピングでボディーに固定します。もう後戻りできません。




そのボードにタンクと端子盤を取り付けここからドライセルと電動ポンプへ給電する計画でしたが、電動ポンプが思ったより五月蠅くそれこそ金魚ブクブクの様にぶぅううううんと唸っております(爆 ウルサイTD42を始動して車内騒音を確認しますがやはり気になるので却下。重力だけで供給を行う事にしました。





そこで端子盤をドライセル近くへ移動しこんな感じでベッドに下へ格納しました。この方式が後に来る困難の元凶になるとはいざ知らずです(笑 





この様な感じで実験用プラントを設置しました。益々訳が分からない状況になってきました。先に引き込んでおいたホースに元栓を付け、ホースを吸気側までは引き込みます。




吸気への導入口はこの様にエアクリーナーからタービンの間に取り付けました。本来でしたら下側が良いとの事ですが、ハイマウントターボ故にエキマニ上部への取り付けとなるので、気持ち悪いのでここにしました。







この後ワンウエイバルブとフラッシュバックアレスターを取り付け、分解君INぐらい堂実験号Ver1が出来上がりです。さてこの後緊張の稼働が待っております。


Posted at 2015/01/14 13:56:56 | コメント(0) | トラックバック(0) | 分解君 | 日記

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「TEINのフロント電調化奮闘中。フロントのスペースが無いのでメーカーは適応にしておりません。」
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