• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

GQDTのブログ一覧

2015年04月30日 イイね!

早速5


いよいよ汚れ物のの作業が本格化します。毎度ながら思うのがこのナックルの整備はどれだけ掃除に拘ったかで時間が大きく変化します。車上の場合はどうしてもこの辺りに限界が有り、ある程度で妥協する必要が有りますので今回はたっぷりとこだわっって行いたいと思います。とはいうもののベースの錆が酷いので錆対策と共にと言うのが(苦笑 

グリスやデフオイルで手が汚れるので写真も減ります。また同じようなショットが増えますが状況記録としてですのでご了承くださいまし。それではご一緒にお休み前のグリスとデフオイルの香りにちょっと錆の香りを楽しみましょう(爆


この段階で既に簡単な清掃を終えたドライブシャフトです。ぼろ布で拭いてパーツクリーナーで洗う作業を繰り返しております。




CVの切欠き部分を上にして引き抜いた後の状況です。今回はデフオイルを輩出した後なので漏れてきません(笑 だんだんと眠前作業にはシビアコンディションになってきておりますよ。





摘出したドライブジョイ、もといドライブシャフトであります。雑然とした作業環境からも汚れ物との格闘で余裕が無くなってきている様子が伺いしれますね(笑 あたりはデフオイル、グリス、錆び、パーツクリーナー、だまし油の香りが充満しとても素敵な状況になっております。





何故ナックル内部にカスタードクリームが!? 誰だこんな悪戯をした輩は! カスタードクリームを段ボールをへらにして摘出しました。




キングピンベアリングキャップを取り外しますが、錆で太っているのかなかなか外れません。騙し油攻撃とプラハンで叩いたりなだめすかしておりますがいう事を聞きません。下のボルトも外してナックルを抱えて上下に揺すり、ホーシングの重さにも協力願い何とか隙間が空きだしました。





この隙間を利用して揺さぶり攻撃を掛け何とか摘出成功。グリス定期交換6万キロ指定のを4回無視した結果の状況です。Y61でもこのキングピンベアリングは健在でした。僕が思うにベアリングの基本的な規格サイズは陸船と同じサイズの様な気がしますが、このゴムキャップがサファリの特徴でキングピンからの水の侵入を防いでおります。その分高いですけど(爆





綺麗な透明度のある褐色のMP2グリスも見事にくたびれ果てております。頻繁に回転する部分ではありませんが嫌ですね。ベアリングは遊びが大きい気がします。またベアリングのローラーにも当たり面に摩耗が見られます。





ナックルを外すためにスイベル部分を密封するシールを外します。





大きな穴はストッパーボルト部分です。





取り外したシールを抑える金具です。油汚れが酷い方が下側で、23万キロノーメンテでこの状況ですね。この車両は降雪地か冬期にスキー等へ行くのに使用されていたのかもしれません。下回りの錆が酷く融雪剤を放置し、黒を塗っていない車ですね。みなさん毎年腹下に黒は塗りましょう!





金具を取り外しゴムのシールをめくると。。。。泥と錆の混ざったものがコンバンワでした(苦笑  そうそうこれはパッキンの順番を記録する為に撮ったのでした。






実はドラッグリンクとタイロッドエンドの割ピンがきれいに取れなかったのでハンドツールではナットを完全に取り外すことが出来ませんでした。昼間にグラインダーでナットを割る事にして取り敢えず上側のキングピンベアリングが外れたので、ナックルをスイベルを滑られせるようにして取り外しました。





カスタードクリーム如何ですか? これを見ているとスイベル部分は元々地金に塗装が施されている感じですね。使用過程で塗装が剥げ地金が出た部分が錆びてきています。いずれグラインダーで磨き上げて錆止め、上塗りと進めます。





カスダードクリームと赤味噌の共演 IN ナックル(爆




錆び過ぎてる錆びスイベル






スイベルが錆びてきている方キット内部はこんな風になってますよ(爆 こんなふうになる前にお早めにご対策を。






どんな風にパッキンが並んでいるんだ?と見ている図





上側





下側





ナックル内部を観察。赤味噌がなんともな気分です。水が浸入していたのでしょう。スイベルとパッキンの隙間が錆びとパッキンの摩耗により拡がって入っていたのかもしれません。





赤味噌を撤去中であります。パッキンの当たり面を掃除していると





あれこれ取れた!





ということで、ナックルのスイベルとのシールは抑えの金具まで全て含めると、5個もあるんだ。





下側のキングピンベアリングを叩きだします。





上のベアリングより赤味噌増量中!(爆 





今晩の戦いはこれにて終了!





この個体の左下側にシムが入っておりました。









こうやって今晩の戦いは終了です。


Posted at 2015/04/30 09:43:26 | コメント(6) | トラックバック(0) | ターボぐらい堂日記 | 日記
2015年04月29日 イイね!

早速4


やっぱり油を抜かないと仕事が出来ないと思い油を抜くことにしました。このサファリのデフのフィラー、ドレイン共に四角形の凹型構造となっており四角形の凸型の工具を差し込んで開ける様になってます。 このサイズがhasさんに教えて頂いたのですが、13mmと13.5mm角だそうで早速最寄りのホームセンターへ行きましたが、流石に無いですね。 後日と思いながら何気なく12.7mmの工具をあてがい回すとすっと緩んだので今回はこれで誤魔化すことにしました。ただきつく締っている場合には工具、プラグ共に傷めるのでご法度ですね。





手ぶらでホームセンターから帰還するのもなんなので、塗装用の容器の内皿を買ってきました。108円♪ でふにゃふにゃですから融通が利くと思い敢えての選択です。こんな感じでデフにあてがい





フィラープラグを外し





デフに容器を密着させながらエイヤ!とデフを起こします。ある程度排出させたら





8L用の廃油パックに移しこれを数回繰り返します。





この状態にして出なくなった時点で取り敢えず終了です。サファリのフロントデフはハイピニオンでしかもデカいのでデフオイルの容量が5L超と涙が出る状況であります。



軽くフィラーを閉めておきました。




さぁこれで先に作業に進むことが出来ますが、これからがナックル整備の真骨頂の汚れもの大会です(苦笑


Posted at 2015/04/29 08:01:47 | コメント(7) | トラックバック(0) | ターボぐらい堂日記 | 日記
2015年04月28日 イイね!

早速3


漸く会議疲れも取れたので眠前作業に戻りました(笑 降錆(こうさ)、楚々対策で段ボールと新聞紙のオムツをしてから執刀開始です。 退縮海馬対策で記録用に意味なく大量の画像を貼り付けました。




8mmだったかな?大きなヘキサゴンでフリーハブの固定ボルトを外していきます。この状態ではクルクル回るトルクで締めつけてあるのでハブボルトにバールを通してこれを支点に緩めました。




俺のより汚いなぁ(爆 23万キロ整備なしで居るとこんな感じになります。そうそうY60の中期あたりからこのフリーハブとハブ間のOリングが廃止になってます。コストダウンだろうなぁ。。。。





簡単に掃除して様子を伺います。ハブの内側が軽く面取りしてありますが、あそこに以前はOリングが入ったのですね。



陸船時代から愛用のKTCのスナップリング・プライア―で先端が平らな物です。これが一番イライラする陸船のスナップリングを簡単に外せます。サファリでも活躍してくれました。



ドライブシャフトの軸方向のエンドプレイを調節する為に内側から銅・鉄・スナップリングの順でシムが入ってます。こういった僅かなガタの調整がシール類の傷み防止につながるのですね。




RD28ETI時代はまだY60と同じ穴数のロックプレートが使われてましたが、ZDの頃から材質・穴数の減少と明らかにがっかりのコストダウンが見られます。まだこの辺りはy60の雰囲気がありますね。しかしこのロックナットの方式はランクルの爪を曲げるタイプに比べると非常に作業性が良く気に入っている点です。国内最終型の76等だとこの方式になっているのかな?



ロックプレートはグリス等で貼り付いているだけなのでマイナスドライバーで引っ張りだしました。




これがロックワッシャーです。ステンレスぽい材質でZDのは確か生鉄ぽい感じで穴数も減ってます。




以前豪州から輸入したロックナット用のSSTです。作れそうな簡単な構造ですが比較的安価に売っていたので輸入しました。外す時はいいのですが締め込む時に有った方が気分的にいいですね。というか本来はプレロードとはトルク管理が必要ですけど(笑 




ロックナットを緩めます。工具用の切欠きは12.7mmのサイズです。





貼り付けたまま摘出します。




汚いグリスだ(爆 だんだんと眠前作業にはスリリングな状況になってきましたよ。もう一回風呂入らないといけないじゃんかよぅ。




簡単に拭き掃除をしておきました。ここまでの作業は慣れていると5分ほどで出来る簡単な作業です。今後の目標は3分ですね(笑



ここまで来るとハブとローターASSYが外せます。アウターベアリングのアウターレースを落っことさない様に気を付けましょう。さもないと寝ながらMP2グリースの香り共に寝る事になります(爆




絶句!(爆

グリスが汚い事は予想してましたが、この錆は堪りませんなぁ。バックプレートとこのグリスキャッチャーと言うカバーを新調する必要が有ります。この辺りからy60とのコストダウンの差を感じだします。





お疲れの23万キロのグリスです。このハブベアリングのグリスは定期交換指定になっており4万キロごとに詰め替えが必要です。皆さん交換してくださいよ。特に重いタイアを履いたりマイナスオフセットのホイルの方は要交換ですよ。





綺麗な褐色のグリスが見るも無残な色になってます。これを灯油を入れた容器で洗った後にグリスを詰め替えてあげましょう。インナー側はグリスシールを外して行う必要が有りそれだけ部品を発注しなければなりません。僕は毎年車検ごとにこの作業は行います。(以前はやってたけど最近はお願いしてます)。




この錆具合を見るとこの個体は一回もハブ回りはなおしてませんね。もしバラシテいて、普通の整備の感覚の持ち主で有ればこうなる前に軽く色を塗ったり、交換しているはずです。雪国の方や泥水に水没させる方はたまにハブを抜いてここの清掃、点検をしてあげてやってくださいまし。ここのボルトは10mmの六角に+ねじが有るタイプでしたが、ボルトの錆も酷かったので六角のソケットを叩き込んで外しました。





しかし酷いねぇ。。。
見えない部分とはいえちょっとこれはぐらい堂的には不可であります。要交換です。これは単なるプレスの鉄板ですがY60はダストシールの様な物が付いてます。見た感じで何でここまでしているの?という感じですが、Y61は有る意味普通の感じですね。




これがABSセンサーのピックアップです。しかし嫌になってしまう錆具合です。見ていると気分が悪いですね。さっさと撤去しましょう!




幸いだまし油をかけて回すと簡単に緩んでくれて助かりました。このボルトも交換ですね。




サビサビのバックプレートとお別れです。




やっと現場が明るくなりました(爆 




ABSセンサーを外そうと思ったのですが、錆で太っているのか外れないので後にします。





スピンドルを軽くプラハンマーで叩いて外します。





スピンドルの内側でここはY60と同じ凝ったつくりのままでした。オイルシールにニードルベアリングと念の入れようです。こう行ったことがCVから先のシャフトの振動を減らし結果長持ちするのでしょうね。




ドライブシャフトを引き抜きます。切欠きを上にすると抜けるようですが、微妙な色のグリスですね。元々のグリスが何か調べる必要が有ります。MP2であれば白濁している感じで。ただこの時点でどろっとデフオイルとグリスが混和されたものが出てこないので一番奥のオイルシールは然程傷んでいないのでしょう。ただドライブシャフトを引き抜こうとしていくと内部からデフオイルがどんどん出てきます。流石にこれは不味いのでシャフトを元に戻すことにしました。




スピンドルを外した間に行ったのがABSセンサーの取り外しです。ソケットを利用して叩きだしてやりました(笑 外した後デフオイルがこぼれるのを防ぐためにスピンドルも仮止めで付けておきました。




ABSセンサーです。あれ?配線が無いぞ(爆




組んであった(取り外した)順に左から並べました。ハブはインナー・アウターベアリング、グリスシール、ブレーキローターと分解できます。





細かい部品はサンプル入れの袋に入れてだまし油を充填しておきました(笑 




錆びているこれ等は交換なので




ポイとゴミ箱へ!





本日はこれにて終了です。





5.4Lのデフオイルを回収する為に大型の廃油パックが必要ですが、どうやってデフオイルを抜くかが問題です。サファリのデフオイルドレインはナットでなく四角形のソケットを差し込みタイプでそれを調べる必要が有ります。 また持ち上げるのは厳しいのでシャフトを抜いてサイドを持ち上げて流し出す方法をとれば良いのか。少し作戦を練らねば。





Posted at 2015/04/28 11:03:30 | コメント(3) | トラックバック(0) | ターボぐらい堂日記 | 日記
2015年04月27日 イイね!

重い靴再び


ハイソな重い靴を履きましたがこれを履きこなせるように成る為にはまだまだ修行が必要そうです。何しろバネシタの増かは強烈な物が有りましてウインチを下し、荷台を空にしてもそれらを積んでいた時の様な加速になりました。

勿論踏めば走りますが今まで1200-1400回転で事が済んでいたのが1400-1600回転で漸くという感じでこれは255/85R16をVXに組んだ時と同じ感覚です。もっともエンジンのコンディションが今一つの一号機で満艦号、ウルトラマン号に比べてもアイドリングから1600回転までの低速のトルクが細いと言うのもありますが、そんなの言い訳にすぎずやはりダメです(爆

あと8Jに245というタイア幅も微妙で乗り心地をとおもって空気圧を落とすとタイアがヨレ最低でも255の幅は必要と思います。これは僕のミス選択です。出来ればギア比の事も考えると265/65R17辺りが良いかと思います。

しかしこの靴を履きこなすにはまだまだ修行が必要と思った次第です。兎に角バネシタの重さと、重量バランスが違うのです。オニギリと17吋を比べるとホイルの重心が違います。オニギリはホイルの中心に有る感じですが、17吋はホイル外側面に重心が有ります。

最終型はこのホイルのバランスも加味してマスダンパー等でリンクの共鳴点を探って対策していると思いますがy60のホーシングにはマッチングが良いとは言えません。今現在リアはタイアの癖を除けば素直な感じはしますが、フロントは要考察という感じです。

バウンド・リバウンドの振動エネルギーも大きくガツンと尻の下から重い物で殴られる感じがすのはオニギリ以上です。とはいえリアの全体的な動きの雰囲気は悪くは無いと言うか自然ですが、フロントのマッチングの悪さとタイアのの組み合わせで微妙ですね。

この靴を履きこなすにはフロントもホーシングとバネとブッシュも要考察で対策を取る必要がります。なかか手ごわい靴であります。しかしメーカーはこの靴でもしなやかな感じを同じフレームで手に入れているのを考えるとまだまだ出来る事はありそうですね。

先ずはこのバネシタに負けない低速のトルクを手に入れる事が必要です。あとフロントのホーシングのトレッドも対策しましょう。ブッシュはそろそろ打ち換え時ですね
。コイルもY61ので確認してみる必要が有ります。

もう暫く走り込んで観察してみましょうか。





Posted at 2015/04/27 09:32:19 | コメント(3) | トラックバック(0) | GQという名の漁船 | 日記
2015年04月26日 イイね!

生息状況弐


鉄のアナコンダの尻尾はなかなか良い感じです。これをHZJのマフラーの様に地面に対して平行にカットするとかっちょ良いなぁ。。。。この個体3吋に33*12.5R15でこんな感じに見えるので結構太いでしょ。何てたってこの太い鉄管からのサウンドが気になるよねぇ(笑


Posted at 2015/04/26 13:43:29 | コメント(4) | トラックバック(0) | ターボぐらい堂日記 | 日記

プロフィール

「あと少し。電装系まだなので取り敢えずカウンターウエイトのウインチ。」
何シテル?   07/29 08:03
“ぐらい堂”でございます。豪州の安心・安全・楽しいターボ屋の頑固親父ジョンとの出逢いから、日々ノーマルのサファリの足の良さと、ターボのトルクを楽しんでおります。...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2015/4 >>

    12 34
5 6 7 8 9 10 11
12 1314 1516 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30  

リンク・クリップ

実験号の研究記録簿 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2015/11/18 09:05:21
 
タービン換装 GT2871R → GTX2863R フロントデフオイル交換 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2015/02/11 13:59:28
nissan safari patorol labortory 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2013/10/29 09:57:18
 

愛車一覧

日産 サファリ 日産 サファリ
Y60-4に乗り始めて実験開始。気が付いたらY60.5に。ご縁とは奇異なもので気が付いた ...
スズキ アルト 次期支援機(牛若丸) (スズキ アルト)
36アルトでは最も軟弱なXで4WDのCVTと漢の仕様では有りませんが、それでも700㎏と ...
トヨタ ライトエースバン 実験号支援機 (トヨタ ライトエースバン)
実験号のサポートとしてゴミの買い入れ、廃棄、修理時の休艦対策として第二の余生としてぐら ...
スズキ ジムニー スズキ ジムニー
JB64のAT車は個人的に非常に気に入りました。ただ使いこなせばという条件付きですけど。 ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation