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2015年07月31日 イイね!

アナコンダ完結編


 一連の満艦号へのアナコンダ移植作業関連の完結編と行きたいと思います。満艦号は翌日の午前中に完成し高山から帰還なさった御大が黄色いナンバーのキャデラックと満艦号の引き取りに行かれ夕方早速状況確認に行って参りました。

 メール等の雰囲気から相当気に入られ、車が軽くなったと言う感想も有り、ぐらい堂としても非常に興味が有る部分であります。いったいどの様なサウンドか!?どの様な走りか!?

満艦号の係留港へ到着する間際に見慣れたHONDA That’sが。到着するとThat’sも止まり中からHモの大将が下りてきます。どうも昨日はご苦労様でした。有り難うございました。ところで、どうしたんですか?と聞くとなんか変な音がすると連絡が有り、親方に聞くと緩めて締め忘れたところが有るかも知れないと連絡が有り確認に来たんだ。

成程と思い。僕もフロントパイプが直ぐにすっぽ抜けた経験が有るのでそんなもんだろうと思ってたところやはり抜けかけていました。係留港では作業がしにくいので工場へ移動させて作業しようと言う話になり、途中でフロントパイプ落とすと面倒なので外していく事にしました。

エンジン始動!





ホイッスルサウンド全開 

2.5吋ストレートスルー 0.4mバージョン(爆




という訳で皆お様がせしました。ホイッスルサウンドは正真正銘ですが、アナコンダのサウンドでは有りまでんでした。4/1日風ネタという事で御免なさい。 さてあの動画たちは其の工場へ行く途中の映像であります。

ただこの0.4mストレートスルーは音はなかなか良いのですが、とにかく力が出ません。遅い!の一言でして低速スカスカでタービン音はすれど力が有りません。ノーマルのマフラーの時と比べても明らかに力が無いですね。


工場へ到着し作業開始ですが、このジョンの差し込み式のマフラーはフロントパイプの曲がり具合がポイントで後ろから押す事でその摩擦で引っかかり抜けない様になっています。締め忘れも有りますが、僕が思うに親方がきっちりと寸法を出して取り付けたのでこの押す力が少なくなり抜けたのではないかと思うのです。

問題点は例のアダプターの部分であると思うのですが、あそこのところでタイコ側から押される長さに締め込んで様子を見てそれでも抜けるならば2.5吋側を押される長さに溶接して取り付ける必要が有ります。そこら辺を考慮して作業を行い、暫く様子を見る事になりました。

そしていよいよアナコンダの様子がこれです。






正直静かです。ホイッスルサウンドはしません(爆 デジカメでは音をひろえませんが、アナコンダからはどすの利いた低音成分の排気音がします。決して下品ではありません。 アイドリングではアナコンダが共振する振動で共鳴音が車内でしますが、これはご愛嬌で気になれば蛇腹を入れるか、緩めて位置を取り直すかですね。

クラッチミートした瞬間は先ほどの状態とは明らかに違いノーマル(排気管)と然程差が無い感じの低速のトルクが発生しています。これにはほっとして普通にアクセルを開くて行くと車が軽い!

広角なので実際より速く見えますが、先ほどの動画と比べても速度の乗りが全然違うと思います。この様な道路状況なので当然アクセルは開けられないのですが、この2.5㌧超の満艦号が重さを感じずに加速します。

大通りに出て速度を上げると明らかに3・4・5番での速度の乗りが違い、この重量級が軽く感じるぐらいに速度を上げていきます。アナコンダの音も静かな物でノーマルと同等か、低音成分が若干出ていますが、僕の策損より静かです。

これからマフラーが焼けると音は出てくると思いますが感じとして車検も問題ないレベルですね。段付きで加速すると言うより排気量が大きな生という感じでTD42がTD54にでもなった感じです。

非常に素直な感じで、ノーマルのマフラーを容量アップした感じで大排気量直六なりのどすの利いた低音成分と、ノーマルの感じに似た排気音で全体的にトルクが太くなり素直に回転を上げる感じが、これ純正だよと言っても納得できる様な仕上がり具合です。

結論としてはアナコンダは大人のマフラーで機能と上品さを兼ね備えたモノであると言えます。60.5mmの国産と3吋の差は明らかにあり、気になる低速のトルクもアナコンダに関しては問題なしと言えます。

Posted at 2015/07/31 13:25:19 | コメント(7) | トラックバック(0) | ターボぐらい堂日記 | 日記
2015年07月31日 イイね!

アナコンダ入植作業


 満艦号へのアナコンダ入植の模様をご紹介したいと思います。今回は金属加工等が必要と予想されたので溶接の熟練職人の親方のところで行う運びとなり、ぐらい堂はその部品の手配と監修を行いました。 ぐらい堂の監修不足も有り作業に手間取り結局1.5日ほどの作業時間を要している思った以上に難工事で有りました。ご尽力いただいた親方、Hモの大将には感謝いたします。

今回の作業の舞台は親方の工房でしたが、そろそろ引退しようかという話が出ているとの話が有り急がねばと言う状況でした。この親方の処には旧車の修理や面倒な事故車等が駆け込み寺の様に持ち込まれる場所でして、なかなか順番が回ってこなかったのも有ります。漸く満艦号の順番がやってきてリフトに上げて貰えました。如何せん重量級でフロントのオーバーハングに重量物が付いているのでフロントはミッションジャッキで補助してあります。






なかなか作業が難航しているとの情報を得て現状確認に駆け付けた際の写真ですが、この様に仮組され紐でマフラーが吊ってある状態です。純正やアフター物は上に立ち上がりホーシングを逃がしていますが、アナコンダは横に走り逃げているのが豪州での長年の経験から裏打ちされた方法なのでしょう。親方もステンだったら面倒だったが鉄で良かったと。実はこのタイコの後ろにテールの一体物をここに挿すだけでも二人がかりで1.5時間要したとか。。。手ごわいアナコンダです。





これはフロントパイプの接続部分の戦いの模様ですが、下がアナコンダで上がジョンです。これを和平合意させる為に米国製のアダプターが使われたのですが、それぞれに自己主張が強すぎて簡単には行かず、本邦の熟練職人の技術で何とか手を繋いだと言う事でした。





ここで色々と情報伝達の不行き届きが有り問題が幾つかありました。一つがマフラーの吊りゴムが一つしか注文が無かった事。本来はエンドとタイコ後部で必要でしたが今からでは間に合いません。位置決めの為にエンドに例のお団子を使いタイコは親方が吊り金具を製作をすると言う方向で話が纏まりました。またその吊り方を具体的に説明して意味を理解して頂けたので駆けつけて良かったと思った次第です。その他細部を打ち合わせして20年以上頑張ってもまだアンマリ錆びていない驚異的な持ち具合の純正マフラーを連れ帰りました。





夕方主催の勉強会に行く途中で状況を確認に行くと午後から親方とHモの大将とで9割がた完成形までできておりました。午前中の作業の段階ではどうなるかと思いましたが、具体的な説明の後は作業はスムース?(難航しながらも)進み後は注文した部品を待ち仕上げをするだけになっていました。 ここは親方がブラケットを製作してつりさげ式になった部分。





ここはテールの吊り下げ金具を外してフレームの外側に穴が有ったので其れを利用しての捩子留めの追加サポートです。捩子留の穴は一か所あけましたが、フレームには火を加えていません。





結構大変だったジョンとアナコンダとの米国製のアダプターの架け橋です。ここで2.5吋が3吋になります。お得意の建築金具で締め上げておきます。





ここが太鼓後部です。苦労の末差し込まれた部分と、製作したブラケットです。ここから見るとブラケットは元々マフラーについていたステーのボルト穴を利用してボルト止めになっている感じです。






これが全景です。ジョン謹製のフロントパイプ、その横にオオマグロ、そしてアナコンダとオオウナギ、その後ろにデカキンタマとこれらを内部に収める閉断面フレーム。このサファリの下周りは眺めていて飽きないですね。あのオオマグロを飲み込むフレーム高とフロアトンネル足元が狭いとかこれを見ると大した問題ではありません(笑





正規の位置に出たアナコンダです。カメラのレンズ収差で余計に出ている感じですが、実際にはキャラバンの純正マフラーの出方の様な感じです。バンパーが社外に交換されているので飛び出ているように感じますが、純正の鍍金バンパーならばそんなに違和感がない位置だと思います。





横から見た図です。翌日の午前にHZJ系のマフラーの様に面取りしてもらうと線を引いた様子です。短縮させて地面に並行に更に面取りです。





これが最終的な状態です。若干形状は違いますがデパーチャーアングルのラインの中に納まるようにカットして有ります。この巨体からすると3吋でも対して太く感じずに至って普通であります。これ純正ですよと言っても何ら違和感ない位に収まりました。




という感じのアナコンダの入植作業であります。次回の記事で後日談とインプレッションを行いたいと思います。




Posted at 2015/07/31 12:13:12 | コメント(0) | トラックバック(0) | ターボぐらい堂日記 | 日記
2015年07月31日 イイね!

ホイッスルサウンド


おはようございます。

全国(世界)の満艦号ならびにぐらい堂ファンの皆様お待たせしました。気になるアナコンダのサウンドをお届けしたいと思います。日本では貴重なホイッスルサウンドを心行くまでお楽しみ頂ければと思います。大排気量6気筒OHVヂーゼルにオイルクール式ギャレットボールベアリングターボという大陸の働く車のサウンドであります。今時の小振りで賢い4気筒ヂーゼルには出せない恐竜の咆哮の様でもあります。

ちなみに撮影はデジカメをフロントガラスに吸盤式のスタンドで固定し、運転席・助手席の窓を開放し画角は広角での撮影となっております。ですから速度感は実際の1.5倍という感じです。シフトアップポイントは1600-2000回転程とそんなに回していません。また満艦号のエアサスのバスの様な挙動もカメラがガクガク震えない事から感じて頂けるかと思います。

それではホイッスルサウンド劇場の始まりであります(笑

追記:アナコンダの取り付け等のレポートは後程行います。










Posted at 2015/07/31 08:11:31 | コメント(2) | トラックバック(0) | ターボぐらい堂日記 | 日記
2015年07月30日 イイね!

76mm


またもや意味深なメールが(爆
これは事情(試乗)聴取に行かねば!








Posted at 2015/07/30 16:47:41 | コメント(1) | トラックバック(0) | ターボぐらい堂日記 | 日記
2015年07月30日 イイね!

3吋アナコンダ


具体的にアナコンダの大きさを見て頂きましょうか。
先に刺しているのがふそうの純正マフラー外径80mmでこれがピタッと被さるのがアナコンダです。見た目は思ったより控えめで普通ですが、密かに気合十分でしょ(笑



Posted at 2015/07/30 09:12:23 | コメント(0) | トラックバック(0) | ターボぐらい堂日記 | 日記

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“ぐらい堂”でございます。豪州の安心・安全・楽しいターボ屋の頑固親父ジョンとの出逢いから、日々ノーマルのサファリの足の良さと、ターボのトルクを楽しんでおります。...
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