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GQDTのブログ一覧

2021年04月17日 イイね!

清掃その後x8

さてポンプは撤去したので、清掃、パッキン交換の続きを行います。
ブロックの上に乗せた修理書で規定トルクを確認します。

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デリバリホルダーをトルクレンチで絞め、キャップをします。

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ヒューエルカットソレノイドのOリングも交換します。

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Oリングにはラバーグリスを塗って取り付けます。

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テスターで導通確認を行います。写真の当てている位置はカメラの関係で正しくありません。イメージです。

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タイマー部分のOリングも交換します。

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清掃して

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バネとシムを戻し

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規定トルクで絞めます。これも正しいトルクでありません。イメージです。

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当たり面に腐食が若干あったのでオイルストーンで磨きました。

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コントロールレバーのOリングも交換します。

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ラバーグリスを塗って組付けます。

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フルロードの位置の備忘録

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ここのOリングも交換します。

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内部にこの様に突出してます。ここが組み込み時やアクセルレバー取り付け時に問題が生じるのでひっこめます。と言うよりもここのOリングの交換も必要です。

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このレバーに干渉します。

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取り外した様子で、このOリングを交換します。

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このパッキンが良く漏れる箇所です。

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ラバーグリスを塗って組付けます。

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バネをひっかけて

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蓋をして規定トルクで絞めつけます。

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合いマークをつけておいたのに合わせてレバーを取り付け、アイドルセットスクリューとフルロードを元に位置で取り付けます。

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組み上がったところでポンプ三兄弟。
頭頂部に進角ソレノイドが付いているのは寒冷地仕様の様です。

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ここの位置がTDCのキー位置です。

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組付け前にキー位置にマーキングをしておきます。

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さて再び取り付けです。

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まずはガスケットを撤去します。

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掃除して新しいものに交換です。

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ポンプを取り付け仮止めします。

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新兵器モノタロウの照明付き検査鏡でアイドラー側を確認します。

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噴射ポンプドライブシャフトのキー位置です。キーの上部まで印をつけていたので確認が容易です。

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念入りに確認して規定トルクで絞めつけます。山は越えました。

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噴射ポンプ横の刻印を噴射タイミング一の刻印に合わせます。ミラーで確認しながら作業します。

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ポンプの取付ボルトを締め、蓋を取り付けます。

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配管位置の確認です。

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下側から高圧配管を取り付けます。

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順調に組み上がってきたところで問題発生です。
ブラケットと配管の径が違います。



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仕方ないので車上で交換することにします。先ず外したポンプから当該部品を外しました。


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使うであろう工具を用意します。

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これは車上で外してきたものです。アクセルワイアーの取り付けが中期の物はブッシュを介して行うために穴が大きくなってます。

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中期の物は配管が細くなってます。

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これらを取り付けます。

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組付け後ポンプまでのエア抜きを行います。リターンホースを外しておいてプライミングポンプで軽油を圧送します。

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ホース類を繋ぎ混入する部分はふさいでおきます。


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あと少しです。



Posted at 2021/04/17 07:55:11 | コメント(1) | トラックバック(0) | GQという名の漁船 | 日記
2021年04月16日 イイね!

清掃その後x7


hasさんもラジエーター外しているし、、、

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僕も外すか、、、ドレインからクーラントを抜き

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上の二本のボルトを外せば引っこ抜けました。意外に簡単。でもラジエーターのくたびれが気になるけど今は無視します。

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多少広くなったかな。

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ぼちぼちの空間ですね。

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コンデンサーの破損対策をしておきます。

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ポンプ付属の配管類を外し、燃料ホースにはメクラ栓をしておきます。


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今回は前回の軽油おもらしに備えて対策を。デフ玉付近に垂れるので新聞紙をかぶせ、その下に受けを。

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高圧パイプを外し、固定ナットとボルトを外せばポンプは外れます。

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プーラーをかけてギアを撤去します。

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前回ギアが落下したので段ボールと布で対策を。

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無事に抜けました。

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取り付けたばっかりなのにまた外されたポンプ君。

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これが問題のキーの部分です。
このシャフトはダメかなぁ、、、

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なんか暑苦しいポンプ3機

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もぬけの殻ね

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ポンプの残りの作業をして載せます。

Posted at 2021/04/16 07:32:48 | コメント(2) | トラックバック(0) | GQという名の漁船 | 日記
2021年04月15日 イイね!

清掃その後x6


蓋など洗浄可能な部品は洗浄します。50度程で1時間もつけておけば軽くこすると簡単にきれいになります。特売で買ったサンエスKが入浴剤です。

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今回は腐食が少ないのでいい感じになりました。

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洗浄後銅ワッシャーを交換。

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今回はデリバリバルブは5気筒固着してました。洗浄し、軽油に浸けながら動かしているとスムースになったので、組付けます。

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6気筒つけトルク締めはまた次回。終わったらキャップをつけます。

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次は本体と蓋のあたり面に汚れがあるのでオイルストーンで磨き、パッキンの交換。あと2か所のOrリングも交換してふたを閉めます。タイマーもOリング交換します。以前、内燃機屋の社長とポンプのOHについて話していた時にプランジャーはめったに交換しないよと言われ??でした。じゃぁどこを交換するんだろうって。今自分でポンプを少し分解し始めてなんとなく分かった気がしてます。プランジャーで燃料を圧送すると思い込んでおりましたが、これは分配する役目かと。一定量の燃料をデリバリバルブに分配してこれをデリバリバルブが更に量を決める。高圧配管の中の燃料をトコロテン式に押し出して一定体積になったらノズルの開弁圧に達しこれを噴射する。これが噴射の図式の様です。となるといかに正確に燃料を振り分けるかがVEポンプの役目で、それを司るバネや錘の状態が大切。使用過程でリフトポンプのインペラーが摩耗したり、シャフトの摩耗、バネの劣化、各種クリアランスの増大で正確に機能しなくなったものを交換、クリアランスの調整、Oリング類の交換がOHという事の様な気がしました。ガバナ=噴射量、タイマー=噴射時期を決めるのですが、写真に写っている開口部にあるのがガバナ機構で、アクセルワイアーで右側に立っているレバーを引き燃料の量を決めます。その相対する左側にあるギアが見えるのがフライウエイト機構で、これはエンジン回転数に応じて回転し真ん中付近に閉じているように見えるのがフライウエイトで、これが回転に伴って遠心力で広がり中央に寄ろうとする力が働きます。この両者の力加減で燃料噴射量が決まります。アクセル踏んでいれば勝つんじゃない?と思いがちですが、このレバーはバネで引っ張るのでそのバネレートも関与します。そのばねを変えるだけでも粘りとか変わります。ブーコン機構はこれに追加でブーストが掛かるとレバーを引く機構が追加されたものです。タイマーは下部の蓋が開いている箇所の内部に入っていて、内部はピストンの様になってます。内部の燃圧によってピストンが押されるのですが、そのピストンをバネで押すことによって噴射時期を調整してます。バネレートによって変化しますのでバネが曲がっていなければシムで調整します。カムディスクは燃料を押し出すパターンを決めます。カム山の横断面(積分値)が燃料を押し出す量で年式によって形状は違えど積分値は同じなので同じ量を送ります。頂点に至るカーブで燃圧のかかり方が来まり、初期型は急でその後のモデルはなだらかになってます。これによっても燃焼特性が大きく影響されます。初期型はレスポンスが良い一方でディーゼルノックが大きく不完全燃焼が起きやすいです。この燃燃圧の変化をプランジャーで各気筒に振り分けるのです。デリバリバルブで一定圧力になったら送り出し、余分な分は吸い戻します。



Posted at 2021/04/15 06:58:06 | コメント(0) | トラックバック(0) | GQという名の漁船 | 日記
2021年04月14日 イイね!

清掃その後x5


エンジンのクランクシャフトに次いでまたもやポンプのシャフトキーを潰してしまうという大ポカを焼てしまいましたが、また不死鳥の様にポンプが出てきました(笑 これは先輩の弐号機についていたもので腑分けの儀の際に引き受けた貴重なものであります。内燃機屋のゴミ箱の横が定位置で油煙のある環境だったので埃こそ堆積して汚れてますが、錆は殆ど出ていません。

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早速外装の掃除から前回同様の作業を行います。まず内部の排油作業です。頭頂部の進角ソレノイドを外してそこから排油します。

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フィードパイプを外し、コネクター類を取ります。

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今回は先にコントロールレバーを外します。シャフトに印があるのでそれに合わせてマーキングをしておきます。

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これが問題のキーです。内燃機屋の元日産のメカニックの方によると、このTD系のキーは落ちやすく気をつけなければならないと。またシャフトの先端が細いのでそれにも注意とのことです。

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デリバリーバルブの先にキャップをしておきます。これはシールキットに入ってました。

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さて分解する前に外装の掃除に入ります。

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分解できればじゃぶじゃぶと洗いたいところですが、それが出来ないのでまずCRC556をじゃぶじゃぶ吹きかけてしばらく置きます。ドライバーやワイアーブラシでこそぎ落とし、パーツクリーナーで洗い流してペーパータオルで拭きあげる、この行程を数回繰り返しました。北関東ローム層のこまかい泥が油と熱で焼き付いております。

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外装の汚れに目途が付いたのでカバーとデリバリーをインパクトで緩めます。ショックドライバーで叩いて外すのが良いのですが、僕が持っている物だと今一つなので今回はマイナスソケットを用意して低回転・高トルクで緩めます。かなり大きなマイナスなので大きなものを選んだつもりですが、まだ小さい感じなのでマスキングテープを先端に巻いておきました。前回はショックドライバーでも逃げたのでそれを防ぐ目的でもあります。結果は上々。


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デリバリーホルダーもしっかり食いついているので緩めるのはインパクトのソケットで行いました。

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前回同様ですが、デリバリーバルブはどれも固着しております。今回は先の経験によりラスペネをバルブに差しておいてから放置し、軽油に浸けておきます。

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主な油の流路は開放してパーツクリーナーで洗浄し排出しておきました。

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次回は外した外装部品の洗浄と組み上げです。

Posted at 2021/04/14 07:37:54 | コメント(1) | トラックバック(0) | GQという名の漁船 | 日記
2021年04月13日 イイね!

清掃その後x4


ポンプの掃除とパッキンの交換が終わったので交換します。
まずファンとシュラウドを外し運転席側のバッテリーを下します。

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あの中にポンプ駆動ギアが入ってます。

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ノズルの高圧パイプのフレアを外し、配管を留めている押さえも外します。

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ノズルを交換する際にこの辺りは作業を行っているので要領は得ております。10㎜の短い板ラチェットが便利です。

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配線類の固定を外していきます。

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ポンプにつながるアクセルワイアー、配線、ホース類を外します。燃料ホースはメクラ専をしておきます。デフの下のトレーを置きデリバリホルダーにつながる高圧パイプのを外します。

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カバーを外します。

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上2本が長いボルトで残りは短いボルトです。

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こんな感じで止まってます。

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ギアが見えました。

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TDCに合わせて合いマークを探しますが、非常に小さくラジエーターの上から覗き込むとかなり見にくく難儀します。デジカメで撮影して確認しながらです。

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小さなプーラーを手配しましたがこれでもかからず、適当なボルトに引っ掛けて抜きますが難儀します。この状態でポンプを固定するナット3個、ボルト以本を外しカバーとポンプの間にマイナスドライバーを差し込んでこれを叩いて外しました。ギアが下に落ちるのでその対策も必要です。

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外れたギアです。

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このマークが小さくて難儀します。

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ホワイトペンで印をつけておきます。

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少なくとも33万キロ頑張ったポンプです。お疲れ様。

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掃除が出来ないところなので簡単に掃除をします。

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代だと顔合わせです。不思議なのが、Y60-4型には寒冷時進角ソレノイドがポンプ頭頂につきますが、今までの物にはついておりません。なんなんだろう??車体側ハーネスにはきちんと配線が来ているのに不思議です。

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実はこの後事件が起こりました。ギアのかみ合いを確認してギアを取り付けているとなんか違和感を感じプーラーで引き抜いて確認するとドライブシャフトのキーとギアの位置が合っていなかった様でキーが潰れておりました。これを取り除こうとするも非常に難儀して、結局ドリルで揉んで新しいキーを取り付けられるようにしましたが、ギアが微妙に奥まで入り切りません。これは修正後取り付け時の写真です。

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ギアの合いマークとポンプシャフトのキー位置を確認しながらです。ギアとシャフトの位置を合わせてからクランクを回しながら合わせました。

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ナットを絞め込んでいると最後の2-3山が掛かりません。それなりにテーパー部分にかかってますがなんか気持ち悪いのです。この後9割がた組み上げましたがやはり手直ししてきっちりギアが入るのを確認後取り付けようと思います。また先に書いた作業をやり直しです。




Posted at 2021/04/13 07:44:57 | コメント(1) | トラックバック(0) | GQという名の漁船 | 日記

プロフィール

「あと少し。電装系まだなので取り敢えずカウンターウエイトのウインチ。」
何シテル?   07/29 08:03
“ぐらい堂”でございます。豪州の安心・安全・楽しいターボ屋の頑固親父ジョンとの出逢いから、日々ノーマルのサファリの足の良さと、ターボのトルクを楽しんでおります。...
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