
先日、
岡山国際サーキットに走りに行ってきました♪
実は最近、このサーキットのライセンスを取ったんですね!
10年来セントラルサーキットのライセンスを所持して、ときにライセンス走行を楽しんで来ましたが、岡山国際サーキットや鈴鹿サーキットは走行会でのみ走行してきたんです。
やっぱりF1も開催された広いサーキットで走る方が気持ちいいですよね!?
岡山も鈴鹿も年に2~3回走行すればいいところで、以前からライセンスを取って比較的自由に走行したいな~と思っていました。
ということで、
思い切って岡国のライセンスを取得しました\(^▽^)/
今回持ち込んだのは、ヴィッツ1.5RS。
この車、
以前のブログでアップしたように、雨のセントラルサーキットでクラッシュしたんですが、左リアの板金塗装のみという軽傷で済んだので、その後すぐに復活!
今回は30分×3枠、1枠目は12時半からで、自宅を9時半と朝ゆっくりと出ることができます(大体、走行会だと朝早くの集合で、自宅を早朝に出なければいけない)。
天候は曇り、気温は11℃、路面温度も10℃前後。風が強くて非常に寒く感じます。
今回の走行では、いろいろ試してみようと画策していました。
この車両は、足回りは完全にジムカーナ仕様なので、通常のサーキット仕様と比べてオーバーステア傾向にセッティングしてあります。
これでサーキットを走ると、特に高速コーナーの進入が非常に怖い!
簡単に意図せずオーバーステアが出て、スピン挙動になります(意図的にコーナー進入でリアを出すのは怖くないんですが・・・)。
実際、先日の雨のセントラルサーキットでは愚かにもこのセッティングで走行し2周目で簡単にスピン、クラッシュしてしまいました!
よって、今よりもアンダーステア傾向にセッティングし直さなければなりません。
まずは
減衰を最弱(フロント・リアとも16段戻し)からスタート。
1枠目は、フロントにDUNLOP DIREZZA ZII 195/50R15、リアにTOYO PROXES R1R 195/50R15をチョイス。
何と、
この走行枠(この後の2枠も同様)はたったの3台!
プライベート感満載じゃないですか!
思い切り踏めるという期待で、顔が綻びます。
ZIIは私のイメージでは低温は弱いと感じていたため、この寒さではグリップしないだろうなと思っていました。
実際、コーナー進入時にはかなりスキール音が出ていました。
それと、最弱の減衰ではコーナーでロールが強く、特に逆バンクになっているように感じる(実際はフラットらしいが、何度走っても逆バンクに感じる!)ウィリアムズコーナーは怖くて踏めません!
それに、途中でぽつぽつ降り出すし・・・(路面はウェットにはならない程度ですが)
次枠は減衰を少し強くしようと思いましたが・・・
何と、この枠で
今日のベストタイム(2:01.51)をたたき出しました。
しかも、今までのベストタイムを3秒近く短縮しています。
2枠目からはフロントにYOKOHAMA ADVAN NEOVA AD08R 205/50R15、リアにTOYO PROXES R1R 195/50R15をチョイス。
減衰もやや硬く(フロント・リアとも14段戻し)変更しました。
しかし、少し雨が強くなりややウェット。
ウェットになる前に出したタイムは2:02.10。
途中までのドライ路面では減衰を硬くしたためロールがやや抑えられ、1枠目よりはバランスも安定している感じでした。
3枠目は再びドライ。
タイヤ・減衰は2枠目と同様。
明らかに1枠目のZIIよりコーナー進入時のアンダーが減少している(同じ感覚で進入してもスキール音が少ない)・グリップが上がっているように思われました。
これは、タイムアップ行けるぞ~と意気込みましたが・・・残念!
タイムは2:01.55と1枠目にわずかに届かず!
でも、3枠ともプライベート感満載で、全開走行を満喫できました(^○^)
今後、もう少し減衰のセッティングを詰めて行ければ、さらなるタイムアップも可能かな!?
今回の自分勝手な!考察:
1)いきなり3秒短縮できたのは、やっとこの車両(FF)でのサーキット走行に慣れてきたというのが大きいと考えられる。今まではどうしてもGT-R(FRベースの4WD)の感覚が頭・体に染みついていて、なかなかFF車両の感覚に変更できなかった。実際、ライン取りも異なるし、ブレーキ・タイヤ(RはSタイヤ)の感覚も違う。また、
セッティングの変更でコーナー進入が怖くなくなったのも大きいと考えられる。
2)ライセンス走行と走行会の違いも大きい。走行会では30~40台の車両と混走するため、クリアラップが取れない~取りにくい。実際、今までは本当の意味でのクリアラップはなかった。
今回のライセンス走行では30分間ほとんどクリアラップだった。まわりに車両がないということは、コーナーに思いっきり突っ込めるということでもある。
3)ZIIとAD08Rの違い。ZIIの方が10mmタイヤ幅が少なく、感覚的にもコーナーでのグリップが総じて弱いと思われたが、結果はZIIの方がタイムがわずかによかった。これは、路面温度の差が考えられる。この日は1枠目より2・3枠目の方が気温がやや低く、風が強くて路面温度がさらに低かった可能性がある。どちらのタイヤも低温に弱いイメージがあるが、AD08Rの方がより低温にされされた結果と考えられる。
また、タイヤ幅の違いも考えられる。この車両の大きさ・エンジン性能(馬力・トルク)にとっては、205幅よりも195幅がベストの可能性がある。実際、幅が広ければ広いほど良いわけではなく、限度がある。幅が広くなれば、タイヤ重量も増えるし走行抵抗も増えるわけだから、広くなることによってグリップが上がる程度よりも上記の抵抗が大きければ当然タイムは落ちるはずである。
これからも、このタイヤの違いは検証していかなければと考えている。
Posted at 2013/11/23 00:26:53 | |
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