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酷暑の時期はキャンプ活動は中断していますが、毎年９月の連休から再開しています。今年もこの時期に毎年訪れている、『ACNあぶくまキャンプランド』さんに9月22日から25日まで3泊4日でお邪魔しました。

今回もキャンプ場まで1時間ほどで到着できる『常葉鎌倉岳』をトレッキングして、居酒屋料理を堪能する為の腹ごなしをしてキャンプ場に向かいます。



タイトル画像は登山口（萩平登山口）のパーキング脇から『常葉鎌倉岳』を望んだものです。頂上付近は雲で覆われています。

トレッキングを開始して1時間程で山頂に到着しました。案の定、山頂は雲に覆われ眺望を望む事は出来ませんでした。

キャンプ初日の出足早々スッキリしませんでしたが、昨年山頂から望んだ絶景パノラマを思い浮かべ山頂を後にしました。

キャンプ場に向かう道すがら地元のお肉屋さんで『ラムチョップ』を買い求め、温泉で汗を流してからチェックインしました。

設営を済ませて炭を起こし、陽の高いうちから居酒屋開店です。

本日の居酒屋メニューは、熊本の通販ショップから取り寄せた『漬けダレホルモン』と地元のお肉屋さんで購入した『ラムチョップ』を炭火で頂きます。

ホルモンはしっかりした味付けがしてあり麦酒が進みました。ホルモンを堪能した後は、ラムチョップを炭火でゆっくり焼きながら、焼酎ソーダ割りを楽しみました。

キャンプ2日目は、小名浜まで魚介類を求めてドライブです。

キャンプ場から小名浜の道中に温泉が見当たらなかったので、いわき湯本駅前に有る共同浴場『湯本駅前みゆきの湯』で汗を流してから、魚介類の仕入れに向かう事にしました。

浴場に入って驚いたのは、通常日帰り温泉では入浴お断りのアートで背中や腕を彩った方々ばかりで、視線が合わないように下を向いて温泉を楽しみました。

温泉で汗を流して小名浜の『いわき・ら・ら・ミュウ』で魚介類を仕入れます。

毎年同じ時期に訪れていますが、今年は生イカは販売されておらず、エビ類も少量購入が出来なかった為、通りを挟んで向かいにあるイオンモールの食品売り場で足りない物を買い足して、キャンプ場に戻りました。

キャンプ場に戻り海鮮居酒屋の開店です。

お通しのタコ刺しをアテに麦酒を呑みながら、炭が起きるのをゆっくりと待ちます。

毎回ワンパターンとなっていますが、一品目は『トロ鯖の開き』です。今年は脂の乗りが控えめでしたが、塩加減は良い塩梅で麦酒に良く合いました。

2品目の『ホンビノス焼』をゆっくりと味わってから、メインの『牡蠣のグラタン』を頂きました。海鮮の炭火焼きはほぼキャンプでしか頂く機会が無いので、ワンパターンでも飽きずに楽しむ事が出来ました。

この後はマッタリと焚き火と焼酎ソーダ割りを楽しんで床に着きました。

前日の晩から台風15号の影響で大雨となり、タープから外には出れない程の状況ですが、気を取り直して前日の〆用に仕込んだブイヤベースで朝食を摂りました。

午後には雨が弱まる予報でしたが、天幕の中に籠っているのも勿体無いので、温泉に出掛ける事にしました。

キャンプ場から小一時間ほどの場所にある日帰り温泉『かわうちの湯』に訪れました。

温泉が有る川内村は福島第一原発から20Km圏内に有り、東日本大震災の被災や原発事故の影響から全村避難を強いられ、翌年の帰村後に復旧に着手し2014年に施設が再開されたとの事です。

温泉には大きな内湯、泡風呂とジェットバス、洞窟風呂、露天風呂など様々なお風呂が有り、露天風呂には東家も有り雨天でも楽しめます。当日は台風の影響で大雨が湯船に流れ込み少しぬるかったですが、時間を掛けて入っている事が出来ました。内湯に戻り体を温め直し、温泉から上がりました。

キャンプ場に戻ると台風は過ぎ去った後で、空も少し明るくなってきました。一段落したら最終日の居酒屋開店です。

この日の為に購入してシーズニングを施したジンギスカン鍋で北海道の通販ショップから取り寄せた生ラム肉を頂きます。ラム肉に在りがちな臭みも無く、肉厚でジューシーです。同じショップで購入したジンギスカン用のタレとの相性も絶妙で麦酒が進みました。

ジンギスカンを堪能して後片付けを済ませ、焚き火を眺めながら焼酎ソーダ割りでマッタリ過ごしました。

今回のソロキャンは天候に恵まれず、夏井川渓谷のトレッキングも断念する事になりましたが、２ヶ月ぶりのキャンプでリフレッシュする事が出来ました。来月は晩秋の曽原湖畔で夫婦キャンプを楽しみたいと思います。