最後のご奉公

間もなく無職になって3年になります。
この3年間で「働こう」と思ったことは一度もありません。
「働かなくて大丈夫か？」と思ったことはありますけど（汗

先日知り合って34年になる知人からメールが来ました。
夫婦で会社を経営している方です。
現職の方が退職するので後任として来てくれないか
という内容でした。
私が無職でプラプラしているのをどこかで聞いたそうです（笑

返事では
「オレもアラカンだ」
「丸3年働いていないから復帰できる自信が無い」
「今の自由を手放したくない」
等と否定的な返事をしていましたが一度会って話をしようと言うことになりました。
私は転職をしたことが無いので履歴書を書くのは34年ぶり。
書くのに丸二日かかりました（汗

そして今日が面接。
3年ぶりにスーツを着て出かけました。
面接と言っても旧知の仲なので緊張感はありません（笑
断られても良いつもりでイロイロ否定的な事を言いましたが・・・・
「出来る限りご意向に沿う条件を用意しますので是非働いてください」

ここでやっと自分の幸せに気付きました。
この年になって「働いてください」と誘われることのありがたさ。
自分で就職活動をしていたら希望なんて言えませんもんね。
その場で「よろしくお願いします」と答えました。

でもまたワガママを言います。
日本列島制覇計画を完遂してからにしてください（笑
さあ、出勤日までイロイロやらなきゃ！

勤務地は良い所です。
こんなところに徒歩5分。
奥まで行けばカワセミがいるかも（笑

私の写真趣味を知るその社長は
「カメラを会社に置いておくとイロイロ撮れるよ」

最後のチャンスを与えてくれた知人に感謝しつつ、覚悟を決めて最後のご奉公をガンバリたいと思います。