昭和を28年、平成を31年生きてきました。
元号が変わること自体は自分の生活になんら影響はありませんが
人生を振り返るきっかけになります。
昭和時代に学業を終え就職し、平成になって家庭を持ちました。
昭和で成長、平成で充実という感じでしょうか。
令和は「人生を楽しむ」時代にしたいと思います。
平成は戦争の無い平和な時代でした。
天皇陛下は被災地訪問と並び
戦争で命を落とした方達への慰霊の旅も続けられました。
ご自身の幼少期体験によるものもあるでしょうし
いわゆるA級戦犯7人は
「次代まで忘れるな!」
とお誕生日に処刑されています。
更にご自身の父親である昭和天皇の影響が大きいと思います。
私は昭和史に興味があり特に太平洋戦争前後の史実を独学しています。
ポツダム宣言受託時に帝国が唯一の条件を付けたのが「国体の護持」でした。
戦争が終わるまで帝国の最優先課題が国体であったのです。

この時期に最も苦労されたのが昭和天皇です。
終戦後の短期間に三度も退位の意向を表明されました。
しかし
「もっとも苦しい道が得策」
と職責を全うされました。
歴代天皇で「神」から「人間」になるなど
最も激動の時代を過ごされた天皇だと思います。
私は自分の力が及ばない世界に対しては右寄り、
自分で何とかできる世界では左寄り、
の思考を持っています。
よって天皇制は維持すべきという考えですが、制度云々よりも
平成天皇のお人柄や言動には感動の繰り返しでした。
まさに私にとって「現人神」という存在です。
激務から開放され、ゆっくりお過ごしになられることをお祈りします。
Posted at 2019/04/30 22:17:49 | |
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