アカガネ計画第三弾 - 電源強化編前編
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
12時間以内 |
1
先日スーパーオートバックスでうっかりサブウーハー付のシステムの音を聴いてしまい、猛烈にサブウーハーが欲しくなりました。
その欲求は何とか抑えましたが、いろいろ妄想しているうちに電源周りは今のままじゃだめだろうと考えるようになりました。
写真は変更前の状態です。
ヘッドユニット用の電源はオスカーインターナショナルの「バッテリー直電源セット」という物で、「ヘッドユニット用電源フィルターH2」と14ゲージのケーブル、ヒューズがセットになっています。
iPod接続ユニットの電源もここから取っていますが、どれもこれもケーブルが長すぎて下の写真のような有様になっています。
この部分でノイズを拾っているかもしれませんが、もっと問題なのはアンプとヘッドユニットのアースをバッテリーから個別に引いていることです。
アース線が長いと機器間のグランドレベルの差が発生しやすく、それがオルタネーターノイズを拾う原因の一つと言われています。
今回の電源強化は電源を車内で分岐することと、配線をスッキリさせることを目的にしています。
2
まずは引き込み線を8ゲージから4ゲージにサイズアップします。
8ゲージはチェルノフオーディオ製でしたが、今回の4ゲージはオーディオテクニカ製です。
チェルノフオーディオの方が被覆が厚いので外観の太さがさほど変わらないのが面白いところです。
ケーブルを変更したのは単に価格の問題です。
4ゲージは高いですね。
プラス側はターミナルに直接取り付けたので完全アカガネ接続です。
この時点ではヒューズボックスには取り付けず、養生テープで貼り付けています。
マイナス側も未接続で、念のために絶縁しています。
3
車内側の作業風景はこんな感じ。
このあたりで分岐しますので引き込み線は2mあれば十分です。
4
電源フィルターH2です。
アクセサリー電源用リレーと電源フィルターが一つになったもので、「ドキッとするリアルなボーカル再生」がセールスポイントになっています。
電源のON/OFF時にポップノイズが発生しない設計になっているので安心して使うことができます。
今回はH2の取り付け場所を変えてヘッドユニットから遠くなるためハーネスを作り直しました。
この部分のケーブルは通常16ゲージでいいそうですが、これまで使っていた14ゲージの引き込み線が不要になったので流用しました。
端子はもちろんアカガネです。
黄色と黒のキャップの線は一方はバッ直ラインに、もう一方はヘッドユニットに接続します。
緑のキャップの線は車載ACC信号で、内部のリレーをON/OFFするために使います。
リレーがONすることでバッテリーのプラスラインと赤いキャップのラインが接続されるわけですね。
5
ヘッドユニット側の接続部です。
H2からの3本のケーブルを接続しています。
ここももちろんアカガネです。
6
車内分岐部分です。
バッテリーからの4ゲージをアンプの8ゲージとヘッドユニットの14ゲージ、iPod接続ユニットの16ゲージに分岐しています。
ネジ止め式だとこれだけの接続がこんなにシンプルになります。
ただ、アカガネのジョイントセットのネジは8mmと短くてここまでの接続は出来ませんので普通の15mmのネジを使用しました。
12mmで足りたのですが見当たらなかったのでちょっと飛びだしているのは我慢することにします。
サブウーハーをつなぐ可能性もないわけじゃありませんし。
あと、ヘッドユニットとiPod接続ユニットはまだ接続を考える余地があるのでアカガネではなく普通のスズメッキ端子を使っています。
7
絶縁キャップが使えないので自己融着テープとテサテープで仕上げます。
まだ仮接続ですのでこの部分も仮のものですが。
この時点で薄暗くなってきたので大急ぎでヘッドユニットを取り付け、バッテリーへの配線を接続し、オートイコライジングをかけて初日の作業終了としました。
まとめてみるとたったこれだけですが、途中で大失敗とかいろいろ紆余曲折していますのでかなり時間がかかってしまいました。
今回はヒューズを飛ばすことがなかったのが救いですが。
苦労した甲斐があって音質の変化はかなり好感触です。
最後にちょっと変わった作業をするつもりですので、それで更に音質変化があるかどうか・・・いや、あってもそれを聞き分けられるほどの耳ではないと思います。
ということで後編に続きます。
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