[Ge3] 大黒アゲハをフロントドアに
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
またしても Ge3 です。
不要振動を劇的に排除し、リアルな音楽再生に大きな効果をもたらすとの事ですが、その効果や如何に。
万能制振材とも銘打っていますが、写真から想像できるように重量はさほどではなく、素材の組み合わせと構造によって分割振動を選択的にカットするんだとか。
これまで導入した Ge3 製品はどれも効果絶大でしたので、ワクワクしながら施工開始です。
2
お約束の測定です。
補正を全部オフし、フェーダーで左フロントのみ音を出すようにして測定しました。
今回はうっかりツイーターの配線を外し忘れていましたが、測定してみたところこのマイクの位置だとツイーターの音はさほど影響しないようですので、そのままにしました。
しかし、作業前後でなぜか音量レベルが全然合わず測定失敗 orz
何か大事なことを見落としているのかもしれません。
3
左ドアはこんな感じ。色々残骸があるのはニードルフェルトを貼っていた名残です。
貼り付け場所は、トリムを外した状態で周期スイープ信号を慣らしてみて一番盛大に振動していた所です。
本当に盛大に振動していたので音圧ってすげ〜とあらためて感じた次第です。
4
左は失敗だったので右は慎重に測定。
ご覧のように作業前の赤の線に比べ、大黒アゲハ貼り付け後の青い線は40Hzより下が改善されているように見えます。
以前は低域の測定結果は信用できなかったんですが、今はテストトーンの音量を上げ、マイクの入力レベルを下げて暗騒音の影響を減らしていますし、テストトーンのサンプル数を増やして分解能を上げていますのでそこそこ信用できるのではないかと思っています。
5
こちらは左ドアのトリムの有無の比較です。
120Hz近辺のピークはアウターパネルの共振だとずっと思っていたのですが、違っていたようですね。
以前測定したときはトリムを外しても周波数特性はさほど変わらなかったので、やはり以前の測定方法がまずかったようです。
これでドアチューニングの次の方針が見えてきたように思います。
6
ともあれ、今大切なのは大黒アゲハの効果ですが・・・・・・・・もう、すんごいです。
「リアルな音楽再生に大きな効果をもたらす」という謳い文句が決して誇張ではないことを実感できました。
何と言うか、楽器の「素材感」のようなものを感じられるようになり、音の響きがすごく良くなりました。
アコースティックギターはちゃんと木製のボディになり、ケーナは単一の素材で出来ている音になり、これまでは不自然に感じていたピアノの響きもいい感じに。
ドラムもこれまで聴いていた音とは何か違う感じになり、エレキギターはソリッドな感じで、これまで如何に不要な「鉄板の響き」を聞かされていたのかを痛感しました。
音色以外でも変化があり、トリムの振動が減りました。
音が響くような感じの振動はあるのですが、アタックの強い音が鳴ったときの揺さぶれるような振動はほとんどなくなりました。
ドアの剛性が上がったような感じで、それは運転していても感じることができました。
ただ、以前「風切り音低減フィン」を取り付けたときにも感じたんですが、謎のスッキリ感を感じて妙に落ち着かなかったりします。
でも、風切り音低減フィンの時も慣れたら快適になったので、すぐにいい感じになると思います。
とにかく、大黒アゲハもすんごいです。
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