ECR33 フロントブレーキキャリパー交換(流用)
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
WGNC34ステージア(2.5リッターターボ)の後期型に、ECR33スカイラインのキャリパーを取り付けます。
今まで純正キャリパーにプロジェクトミューのLM900iというブレーキパッドを使っていましたが、サーキットに行ったらローターにヒートクラック(ごく浅いクモの巣状のクラック)が入ったので、ローター交換のついでにECR33用の4POTキャリパーに交換しました。ステージアは重い車の割りに、フロント2POTの片押しという非力なキャリパーなので、ECR33用のキャリパーの流用が定番のようです。
写真はヤフオクで1万円で落札したローター&キャリパーです。サビがありますが、状態はなかなか良かったです。ブレーキパッドは純正が付いていました。
2
写真の左側がステージアに付いていたローター、右は購入したローターです。写真では見づらいですが、左のローターには細かいクラックが入っています。右のローターはサビがひどいですが、走っているうちに削れるので問題ないと思います。
ローターの径は、ほんの少~しだけECR33の方が大きいと思います。
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キャリパーを固定しているボルトですが、ステージアには14mmの物が付いています。それに対してECR33のキャリパーを固定しているボルトは12mmです。なので、写真の右のような「変換ボルト」があると安全に取り付けできます。これはヤフオクで、送料込み3600円(4本セット)で購入しました。結構高かったです。
ブレーキ工房 K-CRAFTさんが販売されていました。
http://www.brake-craft.com/ 4
あと、必要なのは「日産4POTキャリパー流用 ショートタイプ バンジョウボルト」です。これもヤフオクに売っています。1500円くらいです。
5
左がショートタイプのバンジョーボルト、右はステージア純正です。ステージアの物を短く切って使っている人も居ますが、購入した方が確実です。
R32GT-R用のブレーキ配管を使用するやり方もありますが、このボルトえあればステージアのブレーキホースをそのまま使用することが出来ます。
6
ECR33純正キャリパーの裏です。赤い矢印の所にブレーキホースをつなぎます。パーツクリーナー等で接合部を綺麗にしてから取り付けましょう。
先にキャリパーを固定してからブレーキホースを固定した方がやりやすいと思います。
7
この写真は左フロント部を、前側から撮ったものです。写真のようにホースを取り付けます。ホースに負担の掛からないように取り付けます。あと、バンジョーボルトのワッシャーは、漏れ防止のために必ず付けてください。
あとはブレーキパッドをはめて、エアー抜きをして終わりです。ブレーキフルードはビリオンのBB4ってのを使いました。
ブレーキパッドを付けるピンなどは、錆びると抜けにくくなったりするので、グリスアップしてから取り付けると良いと思います。
8
取り付け完了しました!
感想ですが、ブレーキパッドのシム(薄い金属の板)を外したので、結構鳴きます。今までスポーツパッドを使用していたのですが、フロントもリアも純正同等パッドに戻したので、効きはイマイチになりました。まだ当たりも出てないと思いますので、様子を見ようと思います。
とりあえずフロントだけ4POTキャリパーに交換しましたが、ブレーキマスターシリンダーの容量は、問題ないと思います。
ちなみに、今までのローターはバランスが悪くなっていたようで、今まで100km/hくらいで走行した時にハンドルのブレがあったのですが、交換後は治りました。
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