ストリーム　プラグ交換 DIY

【準備】

ストリームのプラグはエンジン上部に配列され、作業効率が良く難易度が低いです。以下に気をつければ失敗は少ないかと思います。

　適切な工具を準備する。
　異物混入に配慮する。
　プラグの増し締めに注意する。


＜用意する工具＞

★16mmプラグソケット
普通のソケットではなく、磁石やゴムが内蔵されプラグが落ちないソケット。

★エクステンションバー
ソケットとラチェットを接続する長いアダプター。長さは15cm以上が必要。

★ラチェットレンチ
プラグをまわす工具

※上記は連結して使うため、差し込みサイズが同じでなければなりません。これらがひとつになったプラグ専用工具もあります。

★10mmソケット
袋ナットを外すときに使用。

【イグニッションコイルを外す１】

ストリームは4気筒のためプラグが４本あります。
プラグにはイグニッションコイルが接続されているため、これを外していきます。

袋ナット４本を外す。ナットサイズは10mm。

カプラーを外す。ツメを解除しながら抜く。ツメは深いので、両手の親指の爪で押し込みながら、上に引っ張るとカプラーが抜けやすかったです。

【イグニッションコイルを外す２】

袋ナットとカプラーを外したら、イグニッションコイルを引き抜く。

【プラグを外す】

プラグホールに「プラグソケット＋エクステンションバー＋ラチェット」の工具を入れて、プラグにドッキング。反時計回しでプラグが外せます。
緩んだら、ラチェットを外し、エクステンションバーを手回しした方が早いと思います。

念のためプラグを抜いたら、エンジン内に異物が入らないようブラグホールを何かで覆うと良いと思います。

【新プラグの取付１】

新しいプラグを「プラグソケット＋エクステンションバー」工具の先端にセット。

もし潤滑油があれば、
プラグがまわしやすいよう プラグのネジ溝に「潤滑油（556等）」を１～２滴ほどかける。電極にかからないようネジ溝にちょっとだけ、まんべんなくかけなくてOK。

「新プラグ＋プラグソケット＋エクステンションバー」をプラグホールに挿入。
ラチェットを取り付けず、エクステンションバーを手回しで締める。手回しでまわらなくなるまで手締め。

【新プラグの取付２】
手でまわせなくなったら、おそらくプラグのワッシャーがエンジンに着座（接触）しています。

ここから先の回転は「増し締め」です。プラグのワッシャーを潰して増し締めします。

増し締め量は決まっており、初めての装着なら「180～225度」回転。時計方向に半回転です。

１度プラグを外して再装着の場合は「70度～90度」の増し締め。初回装着でワッシャーが潰れていますので、２度目以降は少しの増し締めです。

増し締めはエクステンションバーに「ラチェット」をセットします。ラチェットを時計方向に半回転（180度）させます。

ラチェットで増し締めをする際に、軽い力でまだまだ回るようなら着座（ワッシャーがエンジンに接触）していません。ネジ溝の摩擦で手で回らないこともあります。
増し締めはワッシャーが潰れるほどの力が必要なため、着座していないときは感触でわかると思います。

【イグニッションコイルを戻す】

あとは逆手順です。４つのホールで同作業を行います。
１、イグニッションコイルをホールに入れて押し込む（プラグに接続）。
２、カプラーをイグニッションコイルに接続。
３、袋ナットを締める。

交換終了