まずは何も言わずにこちらのPVを御覧ください。
どうです、耳に残るでしょう。
「まきもどせるなら まきもどしたい
ビデオで ビデオで あの夜を」
−というこのフレーズが。
今回のブログは、ぜひともこのフレーズを耳に残したまま
お読みいただきたい。
さて、iPhone7+に純正の革ケースをあつらえて
さらにストラップにカマキリワークショップのHITCHを
チョイスしたことは、前述の通り。
いずれも熟考を重ねた一品で、お値段もお安くはない。
革ケースは、傷つきやすい点を除けば完璧。
一方のストラップはというと、いざ使ってみると
うーん、どうも。
本体の黒色とのマッチングとか
手にした時の引っかかりとか
紐の長さとか。
ささいなことなんだけれど、気になる。
でも、コンセプトは気に入ってるし
お金もかけたし、そんなの気のせいじゃないの?
って、手にするたびに問いかける。
でも残念ながら気のせいじゃなかったみたい。
あああ、無駄な買い物だったかも。
ポチッと注文しちゃった夜に戻りたいかも。
「まっきもどせるなら まっきもどしたああい
ビデオで~ ビデオで~ あの夜を~」
あの蠱惑のフレーズが脳内リフレインするのでした。
ということで、KamakiriのHitchを取り外す事に。
慎重にボルトを外して、純正のネジに戻す。
ううう。涙。
じゃあ、ストラップをどうするのかっていうと
そんなの、ケースに穴を開ければいいことじゃない。
で、用意したのはこれ。
革に穴を開けるとなると、ポンチが必要なんだけど
調べるとポンチにもいろいろあって
中でもこのスクリューの、ラチェット式のやつは
キレイに開くらしい。
穴のサイズに応じたコマもゲット。
今回は、1.5mmのものにした。
厚紙で予行練習して、いざ本番。
グリッ。
グリッ。
どうかな、開いたかな。
うーん、まだかかるか。
グリッ、グリッ、グリッ。
うむむ。
結局、10分以上もグリグリやってようやく貫通。
筋肉痛になりそうな腕をもみながら、ネットで調べる。
と。
どうもこのスクリューポンチ、きれいに穴はあくけれど
厚手の革向けじゃないらしい。
まじか。
普通の(安い)ポンチで良かったのかよ。
あああ、無駄な買い物だったかも。
ポチッと注文しちゃった夜に戻りたい。
「まっきもどせるなら まっきもどしたあああい」
脳内再生しつつ、2つめの穴をあける。
開いた穴にはリングストラップを取り付けて完成。
このリングストラップは、長年使い続けてきたもので
とても勝手が良いのです。
今回は、ケースと同色の青と補色の黄色の2つを購入。
気分によって使い分けようって魂胆です。
うん、いいね、落ち着いた。
これでようやっとケース・ストラップ狂想曲に終止符が打てました。
とさ。
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今回のタイトル曲を唄ってる田渕純さんは
今、タブレット純と改名して、芸人をされている。
現在に至る彼のその道程を、端的に表すのなら
彼の新曲のワンフレーズが最も的確だろう。
「ブラウン管のあのひとは
ギター流しのその果に
今はイロモノの枠にいた」
−「そんなことより気になるの」。
ひさびさに、ガツンときた歌い手さんだ。
芸人さんとしても良い。
こんなときめきは、鳥肌実以来なのでした。
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♪ 夜をまきもどせ 田渕純
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Posted at
2016/11/13 12:51:04