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キアロのブログ一覧

2016年05月11日 イイね!

サイレントマジョリティー


GWは嫁の実家で過ごした。

青森の五所川原というところ。

ご実家に居候のようにいても何もすることもないので

何度も散歩にでた。






散歩に出たところで

観光地というほど、景観が良くもなく

僻地というほと寂れてもいない。

雪でもあればそれなりなのかもだけど

雰囲気は、地元の千葉とさほど変わらない。

ちいとも遠方に来た感じがしない。

遠くに山並みが見えるのが救いだ。













あてもなく歩き回って

適当に写真を撮った。

カメラを操作することはとても楽しいけれど

メモリに記憶されていくのは

どうということもない景色ばかり。






歩いていたら線路に出くわした。

線路が一本伸びている。

うむ。単線は旅情をかきたてるなあ。


ここは鉄道ファンには人気の路線で

冬になると車輌にダルマストーブが灯る。

無人駅を眺めていたら、かすかに線路が軋んだ。

遠くに列車が見えて、やがてゴトゴトと走り去る。







それにしてもどうということもない風景が続く。

色んな景色がむっつり黙り込んでるみたいだ。







でも、景勝地のように喧伝する訳でなく

極度に過疎化している訳でもないこんな寡黙な土地が

きっと日本のほとんどなんだろう。

サイレント・マジョリティ。







青森は桜が満開で、行く先々で色んな桜を見た。

ワンシーズンで2度桜を楽しんだのは初めてだ。

どんな寡黙な土地であっても、桜の花は雄弁でありました。


---
♪サイレント・マジョリティ 欅坂46





このPVで知ったけど、欅坂のセンターの子は、とても華がある。

ボーカルマイノリティですね。
Posted at 2016/05/11 22:58:27 | コメント(2) | トラックバック(0) | その他 | 日記
2016年03月21日 イイね!

酒は大関こころいき



昔の仕事でお世話になった人が

小さなギャラリーで初めて写真展をするというので行ってみた。









ギャラリーと言っても地元にある貸しスタジオの一角で

写真展といってもアマチュア写真の展示会だ。

でも趣味とはいえ、齢70を過ぎてなお

新しいことに挑戦するのは素敵なことですよ。







訪れたギャラリーでは、狭い壁面に何枚かの写真が飾られてた。

挨拶もそこそこにその写真に見やる。

彼は職をリタイヤしたのち、印旛沼で写真を撮り続けている。

だから展示されているのは、沼や沼越しの何かだ。

作品をひと目見て、

こりゃ、相当通いつめてるな。

そう思った。






私もたまに沼で写真を撮るので、写真に写ってるきれいな夕暮れや朝日や

その他諸々のロケーションに出会う確率の難しさがわかる。

聞くと、通い詰める以外にも情報収集が大切らしい。

印旛沼を撮る集団がいて、そのなかで色々と情報交換をしているんだそうだ。

なるほどなあ。





そんな集団(写真クラブ)に入らないかと誘いを受けて

ちょっと困った。

私は"気にしい"なので、例えば撮影ポイントの情報を聞くと

次に会うときまでに、その場所に行っておかないといけないんじゃないかって

義務を感じてしまう。

いろいろな情報交換には興味はあるけれど

まあ、今のところは、ひとりで気ままがいいかな。



今回の訪問では手土産に日本酒を持参した。

手ぶらじゃなんだし、かといって高価なものを贈るほどでもない。

なんというか、心意気が通じれば良い。

ということで苦心して「写楽」という銘柄の酒を探し当てた。

これからも写真を楽しんで頂きたい、ってことで。


酒は、写楽、こころいき。







お贈りしたのは、純米大吟醸だけれど

自分用に、お手頃のやつを一本買った。

記念に愛用の徳利とパチリ。

この徳利と杯は、居酒屋探訪家の太田和彦さんデザインのもの。

シンプルでどうということもない造作だけれど

徳利の持った時の風情とか、

杯の、唇に触れた時の感触なんかが、とても良い。

この酒器が欲しくて、その昔、彼の番組のDVDセットを買ったのだ。





太田和彦さんも、趣味が講じて生業になった人だ。

私たち趣味人も、生業になるかは別にして

その道に邁進したいと思う。


---
♪ 酒は大関こころいき 加藤登紀子


Posted at 2016/03/21 10:59:38 | コメント(2) | トラックバック(0) | その他 | 日記
2016年03月06日 イイね!

You Spin Me Round (Like a Record)



皆さん、レコードって持ってます?

私は持ってます。

でもってお部屋のインテリヤとして

飾ってたりします。

もちろん、本来の使い方ではないけれど

音楽を聴く、という元からの目的はもはや

果たせませんから。



所有しているレコードのうち、幾つかは

CDで買い直したり、レンタルしたりしたけれど

でもなかには、CD化されていない音源もある。


ああ、聴きたい。

でも聴けない。

だからって、今さらプレイヤーなんて買えない。


そんな時に頼りになるのが、インターネットと少々のお金。

ネットで調べたら、レコードをCDにするサービスがあって

千円ちょっとでやってくれる。

おっ、安い

のか

な。


レコードを送って、数日待ったら、レコードとCDが届いた。

今回CD化をお願いしたのは、こちら。



TAKUMIって人の、FLAGMENTS OF TIME って12インチアルバム。

懐かしいね、12インチって。

でもって、ジャケットのイラストは、あの大友克洋。



このアルバムは、30年くらい前、CANONの一眼レフのCMに使われてました。

当時、CANONの一眼も先進的なデザインだったし

CM自体も大友克洋のアニメーションだってんで

そらもう、ニューエイジ感が半端なかったのですよ。










CD化を待ち望んでいたけれど、最近の本人のインタビューをみても

その可能性はとても低いみたい。


そんなイニシエの曲ですが、改めて聞いても、うん、古くない。

…様な気がする。





CD化も問題なくって、レコード特有のぱちぱち音もない。

これで千円ならいいかもね。

でも往復の送料が馬鹿にならないので、やるなら一気に

複数枚送らないとコスパは悪いかもしれない。



ともあれ、新しい技術が開発されると

古いそれは打ち捨てられるのが常だけれど

こうして、救いの手を差し伸べてくれる向きがあると

とても助かる。



そういえば、この世で最も高価で

最も手が届かないレコードって、何だかご存じですか。

ストーンズとかビートルズのレア盤、じゃないんですよ。



私が思うに、それは今から37年前に打ち上げられた

ボイジャーに積まれた黄金のレコードでしょう。






色んな言語での挨拶や各国の音楽が録音されている、レア盤。

ちなみに、日本文化の代表として、尺八の音が録音されている。






このレコード、どのくらい手が届かないかっていうと

いま、地球から200億キロ離れたところにある。

ニューホライズンが昨年到達した冥王星だって50億キロですから

そらもう、相当なもんですよ。


このレコードは、いつかどこかで誰かに拾われて

再生されることを願って作られたものなんだけれど

どうなんでしょうね。


そのどこかの誰かは、もうすでにCDを使ってて

音楽はネットでダウンロードするものになってて

レコードの再生には難儀するかもしれない。


「え、いまさらレコードですか」


そのときは、今回私が受けたサービスみたいに

いにしえの技術を今に伝える人が

活躍してくれると良いのだけれど。


---
♪ You Spin Me Round (Like a Record) DEAD OR ALIVE



Posted at 2016/03/06 10:09:58 | コメント(2) | トラックバック(0) | その他 | 日記
2016年02月21日 イイね!

Back to the BASIC





カメラを新調しました。

Nikon Dfっていう、日本光学工業社の鬼子みたいな機種です。



昔のフィルムカメラの風体で、軍艦部には、ダイヤルがギッチリ。

刻まれてる数字もギッチリ。

ふふ、カメラの軍艦部はこうでなくちゃ。

最近は軍艦部なんて言葉すらないもの。







嬉しくて、シャッターの指皿も付けた。

ライカ様を持ってた頃に使ってたボッチ。

なかなか似合うでしょ。

ストラップは、これも昔、CONTAXのRTSに付けてたのを復活させた。

千鳥柄。

うん、いいぞ。



レンズは、PENTAXの時に買ったPlanarを買い直した。

アイカップも付けた。ファインダーも(デジカメにしては)ピンピンだ。

マニュアルフォーカスを愉しむことを

とことん突き詰めたカメラです。







後ろに並んで写ってるのはNikomart FTNって

もう50年くらい前の機種。

小6の頃、父親に借りて、わたしが初めて使ったカメラです。

記念なので、並べてパチリ。


自分でお金を出して初めて買った一眼レフはCONTAXだったし

その後、BESSAを買ったり、ライカを買ったり

PENTAXに寄り道したりして、ぐるっとまわって

今回、ようやく基本に戻ってきた感じがする。

Back to the Basic。









今回は、ちょっと迷ったけどキットレンズ付きのものを買った。

オートフォーカスの50mmレンズ。

普段は使わないけど、仕事用にいいかなって。

仕事って、あれですよ、家庭の用事ってことです。

入学式とか運動会とか、義務的に撮るとき用。









せっかくカメラを新調したけど、天気は生憎で

台風並みの低気圧が通って、春の嵐だった。

雨上がりの、曇りとかすかな晴れ間をぬって

ご近所でテスト撮影だ。







Dfは、発表されるまでティザー映像がさんざん流れて

煽るだけ煽っておいて、いざ発売されたら

あれ?っていう向きが多かった。

わたしもそう。

もっと銀塩カメラよりかと思ってた。

デザインとか、ファインダーの見えとか、思想とか。











でもね、開発記なんかをいろいろと読んでみると、どうも限界みたいだ。

技術的な部分もあるけれど、いわゆる「会社的」に。

コシナみたいに、マニアだけ向いて商売している会社ならともかく

世界に冠たるニッポンコウガクが、一部のオタク向けの製品を

するっと出せるわけがない。

そういう、サラリーマン的な視点から見るとこのDfは

実に良くやったんだと思う。







技術は進歩するけど、社風はおいそれとは変化しない。

だから銀塩の風体をしたデジカメは

ここいらが打ち止めかもしれないなって思うのです。

むしろ、今だにマニュアルフォーカスのレンズを売り続けたり

細々とフィルム一眼を作り続けてるニコンだからこそ

こんな戯れ事も許されたのかもしれない。







そんな大人の事情の塊を手に

近所をくるっと回って写真を撮った。

小学生のときの、はじめて一眼を手にした

あの感触は思い出せないけど

戻ってきたんだなあ、って思ったのでした。



このカメラとは

ながい、ながい付き合いになりそうです。




---

♪ Bact To The Basic 杏里


Posted at 2016/02/21 17:57:23 | コメント(2) | トラックバック(0) | その他 | 日記
2016年01月24日 イイね!

マジックペンと君の名前




ペンなんてものは、100円ちょっと出せば、十分書きやすいものが手に入ります。

いや100円を出すまでもなく、家のあちこちを漁れば、コロコロと出てくる。

会社のデスクの引き出しにも沢山ある。

だのに、なぜ、何を求めて、君は買うのか、そんなにしてまで。

いや、唄ってる場合じゃなくて、欲に負けて買ってしまったのは

LAMYってブランドのボールペン。ドイツ製でございますよ。







そもそも筆記用具には、昔から少しこだわりがあって

プロでもないのに、高校生のくせに、Lotringなんて製図ペンを

少ない小遣いをやりくりして買ったりしてましたし(当時価格:2300円)

[ixi:z]ってブランドのシャープペンが書きやすくて

30年前に買ったものをいまだに使っていたりしますし(当時価格:800円)

たまに文房具屋に出向くと、むずむずと新しいペンが気になってしまう。


でも、最近は、新開発のインキを使った安価なボールペンが各社から出ていて

それこそ100円で至高の書き味を堪能できるので

まあ、なにも高いペンを買わなくても、って思っておりました。

良い世の中になったものだなあ。





そんななか、なぜに久々に物欲に火が付いたかと申しますと

このLAMY、デザインは秀逸なんですが、持ち心地も抜群なんですが

インクが悪くて、書き味がイマイチ、なんですね。

だから、国産の優秀な100円ボールペンの替え芯を取り付ける「改造」が

あちらこちらで行われている。


マニアの方たちが、心血を注いで、お金も注いで

いろんなペンのリフィル(替芯)をとっかえひっかえして、

やれ、ガタつきがあるだの

やれ、ペン先の出方が今一つだの

喧々諤々とやっている。

そして、いまだに「これぞ正解」という策がないのであります。

おお、なんか、楽しそう。



で、LAMY Safari ボールペン(赤)、ってのを買った。

純正のリフィルは、噂どおり、イマひとつ、ふたつ。

昔のボールペンはこんな書き味だったな。

役所のカウンターで書類を書くかんじ。


早速、取り替えてみようって用意したのは、パイロットの「BRFN-30F」。

これだと、純正品よりちょっと短いので、詰め物が必要なんですね。


何を詰めるか。

これを皆さん、試行錯誤している。

ノック式のペンなので、下手なものを詰めるとうまく動作しないのです。






わたしは、M3×15のメッキの丸ボルトを用意しまして

ガタつかない様に、ナットも締めました(後ろをちょっと出すのがポイント)。

でもこれだけだと、ほんの少し、長さが足りない。

なので、同じサイズのスプリングワッシャを付けた。


うん、良い感じ。

でも、なんとなく、ノックの感触がちょっと硬いかな。

それに少し、重たい気もする。





今度は不要になったボールペンの先っちょを分解して

プラスチック部分を適当な長さにきってみた。

ボールペンについてたスプリングも付けてみた(なんかカッコいい)。


うん、良い感じ。

ほんの少し、しっくりきてない感じもあるけれど

許容範囲でしょう。

これを使いつつ、これぞといった詰め物を探す旅にでよう。

旅ははじまったばかりでございます。




さて、このLAMYのSafari。

数年前にモデルチェンジしておりまして

色味がちょっと変わったり、フックが黒から銀になったりと

微妙に変わってるんだけれど、ま、些細な変更なんだけれど

マニアにとっては、その微妙さこそが重要。


旧モデルの方が、ボディの色味が良いだとか

フックが黒でよりシックだったとか

なので値打ちがある(とされている)。

ばかだなあ、マニアって。

でも欲しいな、旧モデル。





で、買っちゃった。

ネットで調べまくってようやく見つけた。

私が買ったら、SOLD OUTになった。ラスイチですよ。

ふふふ、嬉しい。





こっちは、Safariのローラーボールって、キャップするタイプ。

やっぱり、黒いフックが素敵だな。

ボディの赤も、同じ赤だけど微妙に違う。

国産車の赤と輸入車のそれの違いみたい。

やるな、旧モデル。





さて、こちらも、国産のリフィルを使えるように改造だ。

今回は、お金の力に頼ってみた。

専用の「アダプタ」なるものがあるのですよ。

マニア向けに御商売をされるメーカーは、どの世界にもある。

さすが専用品、すんなりとジャストなサイズに収まってくれました。





ペンなんて書ければいいのに、書き味の良いペンはいくらでもあるのに

こうなるともはや、そういう次元ではない。

へら鮒釣りのひとが、竿を置く万力という道具に凝って自作したり

職人が作ったものを高額で買ったりするけど、それに似てる。

竿じゃなくて、竿を「置く」道具にですよ。それに凝る。

魚を釣るための道具なのに、釣れるとか、釣れないとかとは

また別の次元の話になってる。



道具にはこういう、脇道の誘惑があって

気をつけていないと、そっちが本道になりかねない。





これも、お気に入りの大切なペン。

素敵なデザインと質感と書き味。

殴り書きみたいな絵をいくつも書いた。

買い物のメモなんかも書いた。

マジックペンではないけれど、君の名前も何遍か書いた。



大切なペンはいくつもあるけど

そのペンが書くことといえば

ほとんどが落書きなのでした。





---
♪ マジックペンと君の名前 カネコアヤノ

Posted at 2016/01/24 17:54:55 | コメント(2) | トラックバック(0) | その他 | 日記

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「カプチーノ http://cvw.jp/b/1573295/43008224/
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