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キアロのブログ一覧

2015年01月25日 イイね!

友を待つ





先日、十数年ぶりに二人の友人にあった。

落ち合う場所も十数年ぶりだったので

早めに着いて、ちょっと辺りをぶらり。

やっぱりだいぶ変わっちゃったなあ。

こんなに画にならない所だったかなあ。











でも、街の構造みたいなものは、ふとしたところに残っていて

そこから微かに懐かしさが漂う。

枝葉は変わっても、幹は残ってる。

その幹から、麝香みたいに記憶の香りがたつ。











友人たちは、それこそ枝葉は枯れはじめてたけど

幹は変わってないので、すぐに昔話しの続きができた。

近況報告と、昔話の続きと、少しの自慢を

順番に交互に繰り返す。


ただ、あれですね、モノの名前がすぐに出てこなくなった。

「あれ、ほら、あれって、何だ。あのー…、例のやつ」

とか言って、誰かがフォローしてくれるのを待つ。

いまは誰かがフォローしてくれるけど、そのうち全員が

フォローできない場に臨むんだろう。

みんなで「ほら、あれ、あの…」って言ってる場。ちょっと不安。


居酒屋のメニュー表を見る時も、ふと気を許すと

みんな、遠ざけてみてる。

老人力だなあ。





こうして細かな老人力が付いてきたのを実感するたびに

すこし恐ろしくなることがある。

この、目の当たりにしている現実は、ほんとうに現実なんでしょうか。


実はとっくにもっと巨大な老人力が付いちゃってて

脳内の出来事を、現実だと思い込んでるだけで

実体は、ベッドの上にいたりするんじゃないのかな。

実はもうとっくに90才とか100才になっていて

若いころの気分でいたりしないでしょうか。

時折見る悪夢が実は現実で、惰性で暮らしているこの日々は

みんな痴呆の夢のなかだったりして。


「いや、きちんと日々は連続してるから」とか

「つじつまが合ってるから」とか反論したくなるけれど

そんなのは、そう思い込んでいるだけかも知れない。





なんて、ちょっと老けた友人たちと別れた帰り道、そんなことを想った。

まあ、でも、だからといってどうしようもないんだけど。


よしんばこの現実が痴呆の夢だったとしても

少なくとも悪夢ではないので、しばらくは目覚めなくてもいいです。

もし、現実の世界で、寝たきりの私を介護している人がいるのなら

お詫びを申し上げるほかございません。

ご迷惑をお掛けしております。


でも、臥床のわたしを介護しているその現実は

あなたの痴呆の夢かもしれません。

---
友を待つ The Rolling Stones







Posted at 2015/01/25 08:22:50 | コメント(2) | トラックバック(0) | その他 | 日記
2014年12月22日 イイね!

ガンダーラ




自転車を買いました。中古だけど。

なので、日曜日に東京は葛西ってところまで引き取りに行った。

折り畳み式なので、その場でゲットして

袋に詰めて、電車で帰るって算段ができるのであります。


自転車屋からの帰り道、あんまりにも快適なので

ひと駅分、自転車で走ることにした。

冬の午後だけど、風もなくって気温も穏やか。

顔をほころばして、するする走っていたら

あっつー間に、隣駅についた。

よし、もう一駅、いっちゃおう。




心にすこし余裕ができたので、川べりで記念撮影。

パチリ。









ドイツのBD-1という折り畳み式自転車だ。

15年落ちの中古だけど、室内保管だったので

とてもきれい。

アルミフレームの寿命を考えると不安もあるけれど

自分の寿命だって知れたもんじゃない。

そのへんは深く考えないことにしよう。






河を渡る。

これを越すと千葉県だ。

浦安ってところです。

昔は海苔の養殖で知られてたけど

今は、ディズニーランドで有名。

でもそっちは「舞浜」とか「新浦安」って方で

ここは「新」のつかない方。

なので、すこし海苔茶漬けみたいな

庶民的な感じがします。





駅前でパタパタと自転車をたたむ。

意外とすんなりできたけど、実は

自転車屋で練習してきたんですね。

でも、もうちょっと練習して

スマートにたためるようになりたいな。


あとは袋に詰めて、電車に乗ろう。





BD-1は、こんな感じに小さくなるので

スプラウトの助手席に積める。

ドライブした出先で、もうひと足伸ばして

今までとはちょっと違った景色が見られる。



キン斗雲みたいに、どこでも行けるスプラウトの

そこからちょっとちぎれた雲みたいな、小さい自転車だ。




電車を乗り継いで、地元の駅に着いて

駅前でパタパタって組み立てて、走って帰った。

家に着いたら、また畳んで部屋に置く。

こうしてまたひとつギアが増えた。

今までとは違った、新しいどこかへ行けそうな

ニヤリ、そんな予感。







後日、メンテナンスをするツールをネットで物色しまして。

ケミカルやらちょっとした工具やらグッズやら諸々。


あらかた調べて、そういえば、って思った。

BD-1って、ネジはミリかしらインチかしら。

で、検索したら、ある人のブログに行き着いた。

でもその人ってば、あれですよ。

ふしぎな縁ってあるもんですね、

スプラウトのステッカーを作ってくれた娘の

いちばんの親友の旦那さんだった。

みんな昔、一緒の職場で働いてた。


へえ、あの優男には、こんな趣味があったのか。

ひょいと路地を曲がったら、顔見知りと鉢合わせした

そんなことが、膨大なネットの世界でもあるんだなあ。




いい加減だいぶ遠く離れたはずなのに

相変わらず手のひらの上にいたみたいで

ちょっと出来すぎだ。



---
♪ ガンダーラ ゴダイゴ


Posted at 2014/12/23 00:03:16 | コメント(2) | トラックバック(0) | その他 | 日記
2014年12月07日 イイね!

クロージング・タイム




時計に目をやって、目を離して

あれ、何時だったっけってもう一遍見る。

そういうことが稀にあります。


時間が知りたいんじゃなくて、時計を見たいんですね。

お気に入りの腕時計とか、買ったばかりのときとか

殊によくある。





こないだまた、無駄な買いものを致しまして。

届いたのはこれ。

プチプチに包まれてて、その梱包の頑丈さが

精密で壊れものだって主張してる。








開けると、こんな感じ。

通電すると、埋め込まれた真空管に

ダイダイ色の灯りがともる。

ニキシー管という。










真ん中の「:(コロン)」が点滅してる。

1分経つと、隅の数字がすっと変わる。

しばらくそれの繰り返しを見てた。

もうそうなると数字には時間の意味はなくって

ただの明滅するネオンガス管のオブジェクトですね。



そういや、デジタル時計の「:(コロン)」の明滅は

セイコーが特許を持ってて、他社は使えないって昔きいた。

色んなところに発明者のシグネチャがあるもんだなあ。




ニキシー管は90年台に生産が終了してるので

今はその頃の在庫でほそぼそとやってる。

カプチーノと一緒だ。

スチームパンクっていうか

未来世紀ブラジルっぽいっていうか

なんだか昭和の未来みたいで、いい感じを醸す。




無駄な買い物なのは重々承知してるけど

コピー機でする複写だって、いつも完璧じゃつまんない。

たまに余剰にコピーしちゃって、それは一見無駄なんだけど

たまさか裏紙に使ったら、肩の力が抜けていいアイデアが描けたりして

そこから何かが始まったりもする。

人生に無駄は必要です。いや必要っている段でそれは無駄じゃないのか。

だからこれは無駄遣いなんかじゃないのであります。





そんなこんなで、暇があると卓上のひかる真空管を見てる。

時間が過ぎて数字が変わるのが、うふふ愉しい。

デジタルの時計なんて何年ぶりだろう。

なんて思ってたらSIONの唄を思い出した。


「どんなに思い続けていても

おまえの胸にゃ触れない。

街角のデジタル時計は

祝福の時描かない」

って歌っておりました。



---
♪ クロージング・タイム SION






Posted at 2014/12/07 07:56:25 | コメント(3) | トラックバック(0) | その他 | 日記
2014年11月24日 イイね!

Time Waits For No One


とても影響を受けた人の展覧会に行ってきました。

でもその人は、展覧会がはじまる二日前に死んじゃった。

タイミングがいいのか悪いのか。

その人の名前は、赤瀬川原平という。





美術館のある町の駅に降りてあるく。

土曜日の午後で、町はのんびりしたもんです。

赤瀬川原平は、絵を描いたり文を書いたり

カメラを撮ったり、それを無駄に集めたりする人で

私は、その文章と収集癖に影響を受けた。

あとはものの見方にも、とても影響を受けた。





先月の終わりに、死んじゃった記事を見つけて

「あれま」と思った。

同時に、地元で展覧会と関係者のトークショーが

企画されてたことを知って、また「あれま」と思った。

これは行かない訳には。





トークショーには申し込んだけど、外れた。

南伸坊とか久住昌之とかが来るやつだったから

申し込みも多かったようで、選に漏れちゃった。















美術館は、駅から真剣に歩けば10分ちょっと

カメラ片手にぶらぶら歩いたので30分くらいでついた。

会場には、デビューというか、若かりし頃の血気盛んな作品から

枯れた最近のものまでたくさんの作品が展示されてて

ちょっとお腹いっぱいだ。


カメラ好きだったこともあって

精密なカメラの絵が大量に展示されてたり

愛用のライカとかゾルキーとかビビドとかが並んでるんだけど

会場内は撮影禁止なのになあ、って妙な感じ。


















とても影響を受けた人だけど、直接交流があったわけじゃないし

未読の著作も幾つもあるので、死んじゃってもあんまり支障ないんだよな、ってのが

とても不謹慎な感想に思えて、バツが悪い気がして

香典代わりに本を買ってきた。


ちょうどいい感じのマフラーも売ってたので買った。

彼の著作「老人力」が思いのほか売れて、記念に仲間に揃いのマフラーを

贈ったってエッセイを読んだことがあったので、それに因んだ。

これも何かの縁でしょう。

今治のマフラーと老人力の本。





今治は前に好きな人に、お礼にってタオルを贈ったっけ。

あれから私もだいぶ老人力がついて来たよ。

---
♪ Time Waits For No One The Rolling Stones


Posted at 2014/11/24 03:06:26 | コメント(2) | トラックバック(0) | その他 | 日記
2014年11月13日 イイね!

それはスポットライトではない




粂「今週のスポッッッッッットライトー!」


黒卯「あーた、よくまーそんな声が出せるわね」


♪ジャージャージャージャーン♪





粂「今日は話題のミュージックビデオにご出演の皆さんに

お越しいただきましたー」


黒卯「まー、みなさん、よく来ていただいて」


粂「さささ、こちらへ、こちらへ」


黒卯「あーた、これは、何て言うのかしら。

アニメのキャラクターの皆さんって

ご紹介でいいのかしら」


粂「オーストラリア生まれの皆さんですが

いまや、全世界に知れ渡っていらっしゃいます。

黒卯さん、そこ、踏まないでください」


黒卯「あーた、そんなこと言っても。

とっても小さくってらっしゃるから。

まァまァ、ごめんなさいね」


粂「では、さっそく歌っていただきましょう。

  『Dumb Ways to Die』」


黒卯「あらもう歌っていただけるの?」








粂「みなさん、ありがとうございました。

ご理解頂けましたか?内容?黒卯さん」


黒卯「あーた、とっても失礼なこと言うのね。

人は理解できないことで命を落とすこともあるって

そういう、イマシメでらっしゃるのね。

なんで亡くなられるか、ほんと、判らないって。

お友達の永六輔さんも、まさかあんなことでって

良く思うんですのよ」


粂「永さんはご存命です」


黒卯「あのくらいのお年だと、向こう側もこっち側も

同じようなものって、ええ、ね?そういうことで。

仲代さんも、まさか、あんなふうに亡くなられるとは

思っていなかったんでございますよ」


粂「仲代さんもご健勝ですね。

今日はもうひと方、お招きしています。

「たま」のみなさんです!」





黒卯「あらあら、あのランニングシャツの方ね。

ようこそ、どうも、ええ、こちらへ。

おにぎり、お食べになる?」


粂「黒卯さん、山下清さんじゃありませんから」


黒卯「あーた、失礼なことおっしゃらないでくださる?

とっても素敵な楽曲と動画で、素敵な作品が

できあがってらっしゃるのよ」


粂「では、ごらんいただきましょう。

たまの皆さんで、『電車かもしれない』」







黒卯「まー、まァまァまァ、すてきな作品。

これ、絵は山下さんがお描きになったの?」


粂「だから、黒卯さん、山下清さんじゃないんですから」


黒卯「あらそー。でもとっても才能がおありね。

  わたし、パンダが大好きなんですけどね

  そのパンダとおんなじで、とっても素敵な白黒でね。

  んまー、ね、素晴らしいと思いますわ。

 またどうぞいらしてくださいね。お元気で、どうも。」





粂「黒卯さん、今日はですね、もうひと組いらっしゃるんです」


黒卯「あら、もうひと組?どちらかしら」


粂「八戸の、アナさーん、そして雪の女王のエルサさーん」


黒卯「あら、中継でらっしゃるのね」





粂「全世界的に大ヒットとなっているお二人ですが、実は

八戸の方でらっしゃるんですね」


黒卯「あら、あおもりの方でらっしゃる」


粂「黒卯さん、なまらなくて良いですって。

では、さっそく披露していただきましょう」







黒卯「まァまァ、ほんとに東北の方でらっしゃったのね。

雪がおおくて大変でらっしゃって、ね。

雪国の苦労をよく描いた作品で、ええ、ほんとに」




粂「では、続いて参りましょう。

今週の、第、三位ー!

先週は、寺尾聡さんのルビーの指輪でしたが…




第三位 浅川マキ 『それはスポットライトではない』

7,435点ー!」


---

♪ それはスポットライトではない 浅川マキ


Posted at 2014/11/13 00:43:04 | コメント(2) | トラックバック(0) | その他 | 日記

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