ふとうしろをふり返ると
そこには夕焼けがありました
本当に何年ぶりのこと
そこには夕焼けがありました
あれからどのくらいたったのか
ひとつ足をふみ出すごとに
影は後にのびていきます
悲しい毒ははるかな海を染め
今日も一日が終ろうとしています
しんせい一箱分の一日を
指でひねってごみ箱の中
僕は今 阿佐ヶ谷の駅に立ち
電車を待っているところ
何もなかった事にしましょうと
今日も日が暮れました
ああ中央線よ空を飛んで
あの娘の胸に突き刺され
どこへ行くのか この一本道
西も東もわからない
行けども行けども見知らぬまちで
これが東京というものかしら
たずねてみても誰も答えちゃくれない
だから僕ももう聞かないよ
お銚子のすきまからのぞいてみると
そこには幸せがありました
幸せはほっぺたを寄せあって
二人お酒をのんでました
その時 月が話しかけます
もうすぐ夜が明けますよ
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初日の出を見に行くつもりが
怠惰なかんじで過ごしたので
初日の入りを撮りに行くはめになりました。
まあ、夕日は夜の始まりなので
日の出とたぶん、あまり変わらない。
夕日が沈んで、夜の少し前になって
沼を渡る、生臭い風のニオイを嗅いだら
友部正人を思い出した。
いい唄をうたう人なので歌詞を載せてみました。
余り知られていないけど
吉田拓郎とか知久寿焼とか
森山直太朗とか
サカナクションの山口一郎とか
歌詞を大事にする、多くの音楽家に影響を与えた人です。
スプラウトの背中に新しいステッカーを貼って
今年が始まりました。
道中、曲がったり迷ったり、枝分かれたりするだろうけど
振り返ると一本道だ。
どんな一本道ができるのか、愉しもうっておもう。
どうぞ今年もよろしくお願いします。
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♪一本道 友部正人
Posted at 2016/01/02 16:28:20 | |
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