
前回のスポ走(7月26日袖森)に高速からのブレーキング時にジャダーをはじめて経験しました。
街乗りやサーキットでも低速時にはまったく症状が出ないので、たぶんブレーキ廻りが影響してるのは間違いありません。
で、先日、別件でJEngineに寄った際に見てもらったのですが、ローターにはクラックや反りなどの異常は見当たらず、結局原因わからずじまい。
う~ん、困った。
今使っているのは、ローターがプレーンタイプ(たぶんTRW製?)、
パッドはAPP SFIDA KG3309、いわゆるレーシングパッドと呼ばれる類のもの。
いずれも5月のマル耐前に交換したものです。
使用状況は基本サーキットのみ。
マル耐の次が6月のAHA TC1000。
その後が、前回の袖森と、これまで3回使用。
TC1000当日は異常がなかったのですが、ヘアピン手前やインフィールでハードにブレーキするのでひょっとしたら、ローターにでも影響したのか?
ただ、目視では異常がないわけですから確信がもてません。
実は、このKG3309、装着時はまだ試作品だったものを、Nさんにあてがわれたものです。
最近カタログにラインナップされたということで、何か解決のヒントがあるかなと思い、APPのサイトを
確認してみることに。
たしかに新製品としてKG3309が紹介されていて製品特性も詳しく載っています。
一番気になるローター攻撃性を見ると高い方に振れています。
従来製品KG1115やKG1204(これはJでいうKG1225)に比べても高いことがわかります。
ひょっとしたらこのせいでローターとの相性が悪いのだろうか?
だとすると、ローターを耐性の高いものに交換しないといけないのか?
などと考えつつ、なにげにカーボンメタル材質の特徴のページを読んでいくと、
ローターとパッドの当たり付けやカーボン皮膜のことが書いてあり、
「ローターがカーボン皮膜で覆われていないとジャダーが出ることがある」
ようなことが書いてあります。
う~ん、どうもこれが臭い!
だって、そんなカーボン皮膜なんてこと知らなかったから、わざわざ作ってません(恥ず)
よし、じゃあ、もう1回手順に沿って当たり付けをやろう、
ということで今朝、首都高に繰り出したわけです。
で、まずは当たり付けのために、弱めのブレーキを入れながら環状線を走ること数周した後
色が付いているのはたぶんカーボン皮膜。一様ではないけど、刷り後はある程度全面にがついているし、ブレーキのタッチも悪くないので、ここから均等に皮膜がのれば問題ないでしょう、
と判断し、いよいよカーボン皮膜にチャレンジ。
1○○km程度(首都高の速度制限上、表現できません(汗))から弱めのブレーキングを10回程度繰り返し。
車を止めてローターを確認すると、
当たりのつき方が不均一で、全然、汚いじゃん。
写真はタイヤフィッターでの作業時に撮影
もう、がっくしです。
実は、周回の途中ですでにジャダーが出てて、あ~、やっぱり消えてないや、
と半ばあきらめでした。
タイヤの組み換えの予定が入っていたので、やむなく不完全で中止。
う~ん、きれいにカーボン皮膜を作るのは難しい。
そもそも、ローターとの相性が悪いのか・・・
ちょっと解決の糸口がまったく見えません。
とりあえず、明日は袖森に行きますが、このままじゃフルアタックはできません。
せっかく機関の調子はいいのに、、、ちょっと憂鬱です。
Posted at 2015/08/15 18:50:32 | |
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プジョー106 | 日記