
にゃっはぁ〜♬
『MGC ベレッタ M93R』
この銃を初めて見たのが確か1988年
中学1年の頃の正月も開けた玩具屋の2階の冬休みで笑
敵対するお金持ちの同級生笑が、先輩から買ったと所持する、いわゆる『フル・カスタム』の銃だった
その頃は先輩なンてヤンキーのイメージしか無くて笑、お金持ちは悪い仲間が沢山居るのだと思っていた笑
その銃は原型が解らなかったのが最初の出会いでして
…黒いアウターが20センチも飛び出したロングバレルに…ホースでタンクを繋いで…
『パンパンパンパン…』とセミで相手を倒しまくっていた
『玄人』好みの銃
…当時は規制も有って無いような感じで緩くてね…
…18歳以下でも普通にゴニョゴニョ買うことが出来て…
…(´Д` )ハイ、ジコウ
逆に『犯罪』になる要素がまるで無かった
いわば『オタク』の趣味
当時は根暗な『オタク小僧』か普通の『ゲーム?パソコン?オタク』か、眩ゆい『ヤンキー』がその時代のひとたちで
中学という社会から自分の進むべく道は選び始まっていた
良く遊ぶ奴とその道へ、知らぬ間に歩き出していた中学生時代の頃の話し
勉強よりも仲間と同じ趣味をする…そンな時代
仲間がマルイの『1900円シリーズ』を2丁持ってる奴が1番偉かった時代
玩具屋主催のサバゲで同じ同級生なのに異次元な雰囲気の奴は…
歳上の先輩らと親しく話しをし…
中学生のお小遣いが毎月3千円だった時代に、ゼロが一つ付くような奴…
特徴のある前側の『フォールディング・ストック』に後ろのストックを伸ばして『パンパンパンパン…』の形を思い出して、あの銃が『M93R』という銃の名前が一致するまでは暫く時間も開きました
…当時9クラスもあった中学校で、別の小学校から来た『93R』のオーナーは、遊びでは名の知れたいわゆる『スカしたお金持ち』のボンボン息子で、こちらはまだ『マルイの1900円シリーズ』の44マグナムを大切にしていた時代に…
小さく黒いエアタンクの『ネオ・ターボ』をぶら下げて、ホースはマガジンへ直結されており
『シングルアクション』のみの強化ハンマーに、30cmくらいのロングバレルにストック伸ばしてスコープ付けてて
『弾』は当時1発1.2円もする高価な『シューター』って名前の白いBB弾を、給弾の際に惜しげも無くポロポロと弾を溢しながら…
『SS9』クラスの命中率に、『パン!パン!パン!パン!』と弾けるようなセミオートの連射術とパワーとを兼ね備えていた『M93R』
ま、勿論初めて出場した『サバゲ』では、その『M93R』に瞬殺なまでに数発も叩き込まれた若い苦い思い出…(´Д` )
…クソぅ…あの『M93R』野郎…と
数分後には忘れてましたがね…
中2に上がるクラス替えで、何故か嫌いな『M93R野郎』(勝手にライバル)とは、何故か一緒のクラスになるよな気がしていて…実際同じクラスになる笑
最初は『金持ちの上から目線な奴なぞ、クチも効かないぞ‼️』と心に強く決めてましたが…『バンバンしてるよね? 今日遊びに来ない?』と言われ…
『ウン♬』とあっと言う間に意気投合をしてしまい…(初日から)仲良くなった笑
広いデカい家の向かいに、またバカデカい二階建ての倉庫があり、二階部分が、その『遊び部屋』となっていて
『あのさぁ、あのM93R見せてくれないかな?』と尋ねると、先輩やら仲間のやらの銃が数十丁ゴロゴロしていた
従業員の休憩所だった倉庫の二階は冷暖房完備の誰の目も届かない、正に『最高』な溜まり場を手に入れて、喫煙に飲酒にエアガンと…(´Д` ) アガガガ…
後にドラムが入り…バンドまで始めたりと時代でしたが、無造作に置いてある『M93R』を初めて見せて貰った
『スゲェ…』
と初めて手にした『フルカスタム・M93R』
『大人の銃』ってヤツに感動をしてね
…きっと本物も同じ感動をするのだろうと笑
『ファミコンがぁ』とか言ってる場合じゃないな…と
『コレ、売って⁉️』と半分冗談で聞くと即答で
『5千円でいいヨ♬』とライバルっ笑
『マジ⁉️ 5千円⁉️ 高けぇぇ‼️』と騒ぐと
『そンなコト無いでしょよ‼️本体に改造費で4万から5万は掛かってるヤツだよ⁉️』と…(´Д` )ハッ…
ハッとしてね…
同い年で『フルカスタム』を持っているだけで凄いのに、それが10分のイチの値段て…と、自分に置き換えてみたら…『ぢゃ、売らない‼️』と言われてもおかしく無かったなと
小学生の会話ぢゃないよなと悟った中学時代
小遣いの数十倍以上の『大人の銃』を安く買った
『ただひとつ欠点があってね』
とライバル…(´Д` )ナニ?
『フレームが減ってきててね、連射してるとたまにスカっ…てなるンよぉ‼️』
…でも意味も解らずにただ『ウン‼️ウン‼️』と頷いて『モノ』を先に貰って帰った
その後ライバルは
『新発売になるスーパー9のプロを買う‼️』
と
『お金持ち』と『ビンボー人』の差が出て
それでも嬉しく初めて手に入れた『M93R‼️』
見れば見るほど篭った銃でして
でもその『苦労したぞ‼️』って言ってるのがね、大変目を惹く『目立つ銃』だってのが嬉しくてね
大人の改造銃
暫し『スナイプをするM93R』で戦っていた笑
…が…
徐々にフレームの削れは進行をし、『パンパンパン!スカスカ…パンパンパン…』と『間』が徐々に増え始めてゆき
新学期早々に買った『M93R』は毎週土曜日にはサバゲを繰り返し、夏前の頃には遂に弾は1発も出なくなった…
物欲とは買ってしまえば消えてしまい、それよりも『サバゲ』が出来ない方がとても嫌でしてね…
…当時も今も危ない『先輩』から『JACのMAC10』をまた5千円で買った
どのくらい『危ない』かって?
本来『パワーソース』はガスの『MAC10』
ガスボンベを2本連結するガスのユニットの上に、空気入れ用のジョイント?を取り付けて、レギュレターすら無かったけど『ミニ・エアタンク』としてチャリンコの空気入れでエア入れて
レギュレター無しのフル・パワー笑
…ただ…当然エアを入れ過ぎれば『爆発』するし、転ンでも『爆発』をするかも?と
ま…無事に何事もありませぬでしたがね…
バレルも『サプレッサー』ギリギリまで『M16用のバレル』で伸ばして、ウェイトをギリギリまで追加して…の時代
少ないエアの方が命中率は良く、当時『バリ』のバリバリ酷い底品質のBB弾だった時代
ま、近ければ当たる?かな?のMAC10っ笑
片側30連マガジンをひっくり返せばまた、30発撃てる60連マガジン
30発なぞ『2秒』くらいで消え、2回撃てば次は弾を込めないと撃てないよと
スペアのマガジンは4、5本はありましたが
…やっぱり『サイドアーム』が欲しくなる…
同級生はというと
直後にスーパー9にスコープと、スペアのマガジンと
高級なシューターを2パックくらい全部まとめて買い
週末はサバゲへ
グイグイ前に出る型のスナイパーで、ボルトアクションももろともせず、スナイプがとても上手かった中学生っ笑
バレルにバネにシリンダーやパッキンに…ハンドルにと
毎週のよに仕様を変更するのに驚いてね…
その度に電車賃を出して貰い買いに行き
『駅そば』まで毎回ご馳走になる笑
バレルだけで4、5本と、チャンバーとシリンダーも数本
サイドアームにハンマーが途中で止まるCZ75を同級生は買い
缶コーヒーのスチール缶を貫通させ
コーラのアルミ缶は3本貫通させるスーパー9
…やっぱりフルオートが撃ちたいと…
スーパー9を破格の1万円で売ってくれた
…またまたあるとき払いで笑
次に同級生はJACのUZIを買う
勿論シャーマンのダブルタンクとスペアのマガジンと
アイスマンてカスタムバレルとウエイトの1から4まで頼ンぢゃう勢いで、バレル抑える金属プレートとかまとめて買っちゃう同級生
たまたま知り合いの知り合いの知らないひとが『M93R』を持っていて、5千円で譲ってくれるとあって買い
マガジンは先代のホース付きのNEOターボのままで、見た目は初めて見た『フロントウェイト』までしっかり付いていた『M93R』』フル・ノーマル笑
普通の銃よりもフロント部分の厚みの多い『M93R』は、並みのホルスターにも入らずに、専用のホルスターなぞ注文をし、サイドアームとしての『M93R』が復活っ♬
…も…3ゲームぐらいで根を上げた…(´Д` )
『弾が出ない…』
カチカチは言うしエアもあるし、フレームもまだ削れていないけれど、弾の出ない銃は…と『ターニングポイント』を迎え
『元・M93R使い』の同級生に聞くと、『分解すれば解るよ‼️』と…『清水寺』から蹴り落とされた…(´Д` )
まず『フロントウェイト』の1.5ミリの『イモネジ』をヘクスレンチ(六角レンチ)で外す…と教わり
まず『六角レンチを買う事からか‼️』と、ホームセンターへチャリを飛ばし、輪っかのキーホルダーに六角レンチが大小各サイズいっぱいくっ付いてたレンチを買い
プラス隠しの4ミリの六角を外し、その奥のプラスネジを外して、固定のスライドを外してみると…
…そこには『?』(´Д` )?
が…解るワケ無いでしょよ…と
ライバルに電話をして聞くと『ストッパー折れてるよね⁉️』と
その意味すら解らン…(´Д` )
『俺の前のヤツをバラしてみ‼️』と同級生笑。頼もしい限りでして、前銃のロングなアウターを外しプラスネジを外して、スライドを外して中を見比べると…
ノーマルの93Rは『黒とアルミ色』の部品の集合体でしたが、フルチュンの93Rには『ゴールドや白色』の部品が目立つ意思表示をしており、また電話をすると
『アルミのストッパーは連射してると折れるンだよね‼️ それは真鍮に変えなきゃダメだよ‼️』と
ホントに同級生なの?(´Д` )?
てな知識の1989年時代
眩く光る真鍮の『金色のビュレットストッパー』と
バレルに付いている黒のノーマルチャンバー(パッキンね)はボロボロに亀裂があり、それを『白いテフロンチャンバー』へと
良く折れてしまうアルミ製から強化の『スチール製シアーとレリーズ』へと
『ネオ・ターボ』のタンク付きマガジンなのにね…『SPバルブ』や『樽型スプリング』に『ノズル拡大』までしていた…(´Д` )オソロシア…
手を抜かない先代の『カスタム』
フルチュン93Rからノーマルへと移行をして、ホントは『ハンマー』もスチールへと交換するのが普通ですが…ね
…ダブルアクションのハンマーが起きている『絵』が好きでして、シングルにしかならない『強化ハンマー』は…抵抗がありまして
…改造は見送り…と…(´Д` )
『フルチュン93R』が『5』段階の評価で『3』未満程度だったノーマルの『93R』が『チャンバーと少し長いバレル交換』だけで、『4』程度まで戦闘力は上がり満足した笑
…(´Д` )ガイケンノーマルフゥ
『メイン』の銃も色々トラブるを抱えたりをして、MAC10からまたライバルの持っていた『アイスマン4』なぞ付いた『JACのUZI』や友人から『JACのM16(中古)』や『M16VN(中古っ)』などを手に入れて
…『ヤンキーホーン』のタンクをライバルから5千円でまた買ったり…
ライバルも『スーパー9 プロ フル・チューン』から『アルミのシャーマンM4』なぞ(…金持ち…)購入したりをして時を過ごし、上京を考え『バンバン』から『バンド』に移行をした中学時代
自分の『サイドアーム』は『M93R』しか知らなかった笑
その後、新品を買ってみたり、仲間から譲り受けたりと、93Rを所持した数は5 〜 6丁
1度覚えた『チューン』のお陰で、目隠ししても組めるくらいに腕の上がった自分は、ずっと『フルチューンの93R使い』と呼ばれ遊べて
…バレルこそは短くなりましたが、ノーマルよりはいつも少し長く、バレルウェイトの『ツラ』くらいまでが…カッコよくてね
フル・チューンの『メイン』からサイドアームとしてのウェポンになった93Rっ♬
今でも所持中っ笑
ここで『M93R』の生まれた時代の説明をと、『
つづみ弾』と言う『てるてる坊主型』の弾から6mmのBB弾へと変わり、エアコキから『初』となる『フロンガス』へと進化して、コッキング無しで『セミオート』が撃てるようになった『MGCの歴史』は…ま…何処探しても載ってますからね…以下省略
1985年6月末発売となった『M93R』の初期は『チャリンコの空気入れ』をも使用でき、付属品類は未だ未入手…入手困難…(´Д` )
『ファースト』と呼ばれる『M93R AP (定価9,500円)』用のマガジンは重くゴツい『亜鉛合金』製で『フロンの液ガス』は非注入方式。
ガスボンベの『上』からマガジンを下へ押し込む方式
因みにストックは『プラ』であった…(´Д` )ファースト
部屋などで素足にマガジンを落とすと多分、救急車に乗れると思います
『セカンド』と呼ばれる『M93R エクストラ (定価11,000円)』用のマガジンは『プラ製』の『ミニボンベ』をマガジンに収める方式で…(´Д` )
このミニボンベが…まず流通しなかった…(´Д` )タンメイ…
因みにストックは『亜鉛合金製』(´Д` )セカンドカラズット
『サード』と呼ばれる『M93R ハイグレードカスタム (定価14,000円)』は、銃先端に『バレルウェイト』を装備し、グリップは『黒』でストック付き。マガジンは『ロング』と『ショート』を標準装備『ファースト』に続き『亜鉛合金』の重くゴツいタイプ。
コチラはファーストと逆の、マガジンを『下向き』にして『上』ボンベを『下向きへ』液ガスを入れる普通の方式。
コチラも救急車…となりますが、初めて手に入れたのがこの『初代M93R用亜鉛合金のサードマガジン』で、ゲームをするのには大変重く、『亜鉛合金マガジン』をきっとメーカーは売り切りたかったのでは?と
『M93R オリジナル (定価8,500円)』から『オリジナル2 (定価8,800円)』は『ストック無し』で続々と発売し、贅沢に2本のマガジン『ロング』と『ショート』を同梱して付け加えて販売
『4代目』最終型となる『M93R スーパー (定価11,000円)』から軽い『黒いスチール製』姿を変え、最後までこのマガジンの形のまま販売しておりました
確かロボコップの『オート9』も同時に出て同じスチールマガジンでしたね
80年代後半『M93R』をモチーフにした漫画が増え、まさに『MGCのM93R』が世論に起こした『旋風』と言える社会現象が続々と起こり
刑事モノの少年が93Rをブッ放したり、こち亀でも数回、同作の『Mr.クリス』では1巻の1ページから主人公がブッ放すと…
社会旋風を巻き起こし、大人気となった93Rは『MGC』の先駆けで、延べ『50万丁』を大ヒットしたモデルとなった
…その半分が…次の手に渡っても『75万人』が一度は『触れた事がある銃』ってコトでして
スライドも無く無骨で重い93Rが大ヒットした理由とは…
『リアリティ』をも上回る『タマが続けて前に飛ぶ』って今では当たり前なその当時の幕開けとなったアクションに
若者たちが魅了されたという『事実』に、金の流れがあったからこその次へのステップアップとなった『3点バースト』や『フルオート』の技術開発へ流れたワケでありまして
無骨だった『タミヤの
ホットショット』のような『M93R』
『初代
バルキリー』や『初代
ガンダム』や『
アキラ』の時代、『ファミコン』から『スーファミ』へ『第2世代 32GTーR』や『7M』から『2JZ』へと加速をし始めた時代
クルマの主治医が…『息子にはラジコンやPSPやエアガンやバイクまで買っても、ひとつも長続きしなかった』と
昨日話しておりましたがね…自分も長続きはしませぬでしたが、一度触れたモンは…時に思い出し懐かしみまた欲しくなったり…ね
それは長続きよりも『夢』として残るモンで、きっと自分らもそぅだったと思います。
『最前線』で活躍するより、誰かの胸に奥深く残る『宝物』として歴史を思い出してこンな文字に出来ればと
『MGC』という会社は素晴らしかったな…と
93Rを持ち、ニヤニヤ眺めながらながらスコッチを飲みタバコの煙りを吐く、ひとには理解出来ないでしょが『昔』には解らなかった
『思い出の浪漫っ』
マガジンは左から初期・中期・中期2
すぺあンも一丁分ね♬
ロボパンと♬