みなさんこんにちは!まさ☆すぱ~くりんぐです。
まず、みんカラなのにクルマネタではないことはご了承下さい。

今回はこちら。
ソニーTA-F555ESGです。
10年前に新潟に出掛けた時、新発田市内のハードオフにて捕獲しました。
その時の状態はジャンク。
ハードオフでのジャンクとは、完全動作しない故障品を意味しています。
そのジャンクの内容としては、
ボリュームガリ大
左から音が出ない。またはかすれる
インプットセレクター不調
という具合でしたが、過去に知り合いから頂いたTA-F333ESGを治したので、どこが不調かはわかっていました。
予想は的中。
写真はこれしか撮っていませんでしたが

向かって右のあたりの鉄板下に、セレクター本体が隠れています。
その中のふたを開け、中には固着したグリスがこびりついてるのでパーツクリーナーで洗浄。
その後、錆と潤滑を約束する船舶用防錆CRC 6-66をプシュッと。
次はここ。
メインボリュームのガリを直します。
ここもパーツクリーナーで洗浄後、隙間に666をプシュッと。

で、ボリュームをグリグリ回していきます。
あとは元に戻します。
そして、予防には予防で、
スピーカーリレーの接点も炭化により、正しく出力されなくなります。
ここにそのスピーカーリレーがいますが、はずすのはちょっと知恵の輪。
この円筒型の、まるでスリーマ○ル島原発(!?)の建屋のようなコンデンサーを外します。
コネクター類は慎重に外しましょう。
当時はバブル期のため、各所にコスト度外視のこだわりがちらほら。
このコンデンサーの表面にも、植毛加工なるものが施されていました。
手触りは気持ちいいです←
いきなり開けた図。
一度自分で開けているようですね、
歪な手書きでAやBとあります。
ここの小さな小さな接点が長年をかけて酸化や炭化し、うまく通電できなくなって、接触不良となります。
ハードオフやヤフオクのジャンクって大概これらの接触不良です。
アキュフェーズとかラックスマンの高級機なんかは接触不良を防止すべく密閉だったり、ガス封入なんてのを聞いたことがあります。
90年代後半あたりからは半導体制御に置き換わっていくので、一概に全部に今回の事例が当てはまるとは限りません。
これらピュアオーディオを知ったことにより、GT-Rやシルビアのカーオーディオにフィードバックされていきました。
DS-77ZとDS-97Cは非力なアンプでは本領発揮しないとよくいわれていますね。私なりにはこの当時12万クラスからのアンプでやっとかな?って気がします。
79800クラス
TA-F333ESG
マランツPM-80
オンキヨーA-917F
128000クラス
TA-F555ESG
マランツPM-90
オンキヨーA-919
などです。
オーディオの足跡さんにて、往年の名機を知ることができます。
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2018/09/21 07:56:27