2019年06月05日
皆さんこんにちは。まさ☆すぱ~くりんぐです。
平成最後に起きてしまった高齢者による暴走事故。
それまでごく普通に暮らしていたご家族に本当に耐えがたい不幸な出来事が起きてしまいました。
場所も都心のど真ん中。東京メトロ有楽町線の東池袋駅の真ん前です。
それに連動してかはわかりませんが、ここ最近各地で高齢運転者による暴走事故が相次いで起きてしまっています。
大変悲しい出来事ですし、日本のクルマ社会に大きな影を落とすことになりました。
偶然かはわかりませんがそのほとんどの事故の中には「トヨタ・プリウス」に乗られている方によるものも。
訳知り顔が得意になってプリウスをたたきまくってますがそれは違うんじゃないかと
「アクセルが戻らなくなった」
などという意見もがちらほら。
トヨタ車がそんなことあるわけがないといえます。あったらとっくにリコールでしょう。
私は4輪メーカー全部好きです。どのメーカーとかじゃなく、クルマそのものが好きなんです。
たまたま「R33スカイラインGT-R」に乗ってはいますけども、
小学生の頃に父がプレイしてた初代グランツーリスモでは
ゲーム内では7速化してある666psのカストロールスープラ(本物は450psの6速)
と
969psに魔改造され、最高速400km/h以上を叩き出すR33 GT-Rという2台に憧れていました。
ただかっ飛ばすのがやりたいだけじゃないですが、これがきっかけです。
前置きはこの辺にして
何をお伝えしたいのかというと、高齢になればどうしても
認知→判断→操作 は遅れてしまいます。
男性方で多いのが「俺は大丈夫」
「今まで無事故無違反だし」
これです。慢心とプライドが邪魔します。
私もゆくゆくは年を重ねればきっとそうなります。
ですが高齢となれば体は思い通りに動きにくくなります。
これは人間として生まれてきた以上宿命です。
ご年配の方がみんカラを見てるかはわかりませんがこのブログを見た人の身近にいて、思い当たる節があるなら必ず伝えてほしいです。
みんな、誰も殺した殺されたで泣きたくないです。
身内で人撥ねちゃった、撥ねられちゃったなんて聞いたら想像を絶するショックとなるはずです。
そしてもうひとつ。
この先の文章はここまでの高齢者の案件とは別の内容ですが、老若男女問わず運転者ひとりひとりが強く心掛けてほしいことです。
よくある煽り運転。
端から見れば車間を詰めてオラオラと煽るやつも悪いですが、
流れに乗らずに自分のマイペースだけを信じて後続の渋滞と、あなたへの不満、作ってませんか?
大抵の人はそのことに気づいてません。信号も赤で無視してるのも気づきません。
後続のはみんなは赤信号に引っかけられ、「ふざけんなー」って叫んでます。
スマホ見ながら?ナビでTV見ながら?なんも考えずにボケっとしてる?
今夜の夕ご飯何にしよ~、あそこのスーパーチラシあったな~って別のこと考えてる?
ええ。どうかお願いです。ハンドル握ってる時は運転に集中してください。
包丁握ってる時は料理作るのに集中するのと同じように!
周囲の状態をみて臨機応変に速度をあげて走ってください。
燃費走行意識しすぎて、地形に関係なくアクセル一定ではなく速度一定で走ってください。
アクセル一定で登りに差し掛かれば当然速度は落ちます。そのまま下れば重力に従って無意識に速度は上がります。
ガソリンは減る物です。
でもあなたの速度が減れば後ろからの不満は減ることありません。むしろ増えます。
ガソリン減ったら入れればいいのです。
画面は見ずに、窓の外と速度のメーターに意識を集中させてください。
あと、クルマという乗り物が自分の操作に対してどう動くのかも、体で覚えてください。
教習所じゃ教えてくれないそこんトコロ。もう自ら学ぶしかないんです。誰にも迷惑をかけず、「本当の安全運転」を実現するにはプロのレーシングドライバーがレッスンする講習をぜひ受けてほしいし、マイカーをサーキットに持ち込んで車の動きを体で覚えてほしいです。
座学などでは、現役を引退し、輝かしい実績を残してきたレーシングドライバーの方々の願いは究極の安全運転!
レーシングドライバー=スピード出すだけの危ない人って思ってる人、多いと思います。
しかし、それは競技の上であるし、レーシングドライバーは公道ではそんな野蛮かつ危険な事しません。
危険回避を一番心得てる方々でもあるんです。
あるイベントで、脇阪寿一監督はトークの中で
「レースというのは託されたクルマを迅速安全、かつ壊さないように目的地に届ける」ことだと。
目的地はそう。レースのゴールですね。みな頷いてました。
そのレクチャーを受け、万が一の有事の際に、体に染み込んだ感覚は緊急回避となって実を結ぶでしょう
やみくもにどこそこ構わずスピード出せと言ってるわけじゃないんですが、スピード出せばアブナイっていう意見もありますけどもそれは頭固すぎ。
古いVIDEOで、
「中谷明彦の緊急回避テクニック」
も参考になると思います。
運転者は車外と車内の安全を果たすための責任は本当に重いです。
何事も楽しむには確固たる安全が成り立った上で初めて楽しめるのです。
今一度自分の走り方を見返して、改善点があるなら頑張って改善してください。
ひとりひとりが笑いあえる気持ちいいクルマ社会を作るのは、皆さんの心がけ一つで変わると思います。
ひとりのクルマを心から愛する者として、究極の安全が支配するクルマ社会を願いたいです。
長文読んでいただきましてありがとうございました。
Posted at 2019/06/05 23:16:58 | |
トラックバック(0) | 日記