
ご無沙汰しています。初夏の陽射しが眩しく日も長くなりました。
本日996は稼働することなく、静かにタワーパーキングでお休み中です。
さて昨年の冬、師走に入り世間はクリスマス気分。
うちの996は前回お話ししたとおり、ウィンカーレバーが交換され、交差点の左折が楽になりました♪
私は仕事は電車通勤ですが、時々車で行くこともあります。
その日は996で出勤していました。走り始めて15分程の途中、ちょっとした山道があるのですが、トンネルを抜けて下りに差し掛かった時、「ピー!」何かが目の前で鳴りました。「?」メーターに眼をやりましたが最初はそれが警告音と気付きませんでした。が、しばらく走ってメーターの左側、電圧計を見て血の気が引きました。
針が10Vから12Vの間をあり得んくらいブンブン上下しています。バッテリーの警告灯も点灯。
「オルタ死んでる!」一瞬で理解しました。
伏線はありました。夏にやって来た996、走行中にエンジンの回転に比例して高周波な音が聞こえていました。例えるならスーパーチャージャーでもついてるかのように。購入翌月には気づいていたので、かれこれ3カ月になります。
最初は補器類のベルトの音で仕様と思っていました。しかし最近音がはっきり大きくなっていて、さすがにおかしいと思いウィンカーレバーの時に工場で見てもらっていました。
エンジンルームを開け、吹かしてみます。補記類がやかましく回っていますが、この音が正しいかどうかが私には全くわかりません。するといつもお世話になっている店長さん、長いプラスドライバーを持ってきて、オルタネーターに先を当てて柄に耳をつけました。伝わってくる音を聞いています。聞かせてもらうと、なるほど唸るような明らかに異常な音が私でもわかりました。
で、異音はプーリーやベルトテンショナーからの可能性があるけど、オルタネーター自体がダメかもと指摘されました。この時はちゃんと発電されていたので、とりあえずプーリー類とベルトの交換予定としました。
しかし次々出てくる不具合に、前オーナーはいい時期に手放したなー、とつくづく思いました。ちゃんと整備されていても使用による経年劣化とでも言いますか?累積した修理代も結構な金額になりました。オーディオ換えたかったのが、全部持っていかれてる感じ。その矢先の電圧低下・・_| ̄|○
職場についてすぐにエンジンオフ!
昼に工場へ連絡。一応オルタの品番を確認してほしいとのことで、ポルセンへ連絡し事情を説明。参考までにポルセンでの金額を聞いてみたところ・・電話口の向こうで担当者が笑い出した。
「新品で35万円ですね・・ははは・・・。」担当もあまりの高額に呆れてつい笑いが出てしまったようです。
「さ、35万・・!」私も絶句です・・。
「リビルド品がありまして、そちらだと21万・・ふっ!」
電話口の向こうで担当者が笑いを堪えているのが伝わってきます。
こんな金額ちょっとディーラーでの交換は無理!とりあえず電話を切り、ネットで探してみると・・。
ヤフオクでは4万円台から手に入るようです。工場からはBOSCHの品番がわかれば取り寄せできると言われましたが少しでも安く早く手に入れたかったので、ヤフオク内の業者から入手することにしました。で、後日新品オルタ¥42980を取り付けてもらいました(右の光ってるのが新品ですが、これも取り付けに色々ありました)。
その結果、エンジンめちゃくちゃ静か!走っててスーパーチャージャーのような異音は消えて、こんなだったのかと驚きです!
エンジンルーム開けてアイドリングを聞いていても雑な高い機械音が聞こえません。
交換された古いプーリーは2個ともベアリングがダメになってしまったのか、滑らかに回らなくなっていました。
踏み込むとフラット6の鼓動と心地よい排気音だけが耳の後ろから聞こえます。
まるで高級感がアップしたよう♪
最も、元に戻っただけなんですけど。
ファンベルト 8900
ガイドローラー 12600×2 = 25200
テンショナプーリー 14300
交換作業工賃 22500
消費税 5672
オルタ(持ち込み) 42980
計 139480円
結構な金額になりました・・。
しかし、オルタって日本車もいつかは壊れるのですかねー?
911は結構壊れると言われているようですが、その理由はやっぱり、エンジンルーム内の熱と雨の過酷な環境が影響しているのでしょうか?
こうしてうちの996は何とか年を越せました。
が、正月にもまたまたトラブルが・・っていつもこのパターンですね・・
Posted at 2017/06/06 23:27:11 | |
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