猛暑や長雨に見舞われ緊急事態宣言が続く中、昨年同様に何もない盛夏が過ぎました。そんな中でおうち時間を過ごすにあたり、知人から不要だというF1のプラモデルを貰いました。プラモ作りは中学生まではよくしていましたが、色んなモノを作る中で車は綺麗に仕上げる必要があり、専らミリタリー物ばかりを作るようになっていました。F1はおそらく小学4年ころに1/20のJPSロータス78を作ったのが最後だと思います。しかも電池で走る使用。当然デカールはあの金色の細いラインを失敗して、JPSだけが光り輝く車体(笑)当然未塗装。それでも十分満足していました。あれから40年…。ウォルターウルフWR-1
頂戴したからには今ある最大の努力をするべく始めましたが、ボディ塗装が悪天候で進めず、というかその後のデカール張りがトラウマで現在作業がストップしています(汗)
さて、うちの996号は通勤使用のために順調に距離を延ばし、8月6日に88,888kmを達成。昨年1月24日が77,777kmだったので、1年半あまりで+11,111kmとなりました。996号も気づけば5年の歳月が経ち、振り返れば修理や整備にずいぶん時間もお金もかかりました;)
手に入れた直後には、壊れたところは修理しながら911の雰囲気がわかったら一旦降りてもよいかなくらいの気持ちでしたが、いつの間にか手放し難くなっています(笑)
ろくに下調べもせず、勢いで手に入れてから知ることになった996の評価。カレラ系はご承知のエンジンの弱点、特にインタミ問題よりもシリンダーの傷や割れといったトラブルを抱え、うちの996号は幸いその予兆はないものの、内視鏡で覗いたわけでもないので若干の不安を持ったまま過ごしています。
しかし、修理や整備を繰り返しているうちに、車の調子が上がってくるのが面白くてやめられなくなってしまったんですね。特に早い時期に交換したスタビライザー、その後のエンジンマウント交換と2年前のショックアブソーバーを交換したことで、車の調子が見事に上がりレストアする感動を覚えました。更に昨年のオイルセパレーター交換時に発覚したカムシャフト進角センサーの不具合を治すに至り、修理後に調和した音で高回転まで気持ちよく吹け上がるエンジンは、ペラペラのシリンダーと呼ばれる不安も吹き飛ぶくらいの楽しさを覚えました。
しかもここまで来たら「突っ込んだ金の元を取らなければ!」なんて元なんか取れるはずもないのに、気づけば購入金額を超える勢いでやりたいことが次々と出てくる始末、っていうか全部やっていただいているのですけどね(笑)
整備記録にあげたエアーポンプ交換に前後して、購入時から気になってたシートの座り心地を改善するため、座面のクッション交換だけをPCにお願いしていました。
上の画像のように、特にティプトロは座面の中心より右に窪みとシートの波打ちができますよね。996号も例に漏れず購入時から波打ちがあり、座ると使用頻度の少ない助手席と比べればクッションが薄く感じて、お尻が落ち込んでいました。ある意味お尻にはフィットしているのですが、2年前のショック交換前は段差で底つきを感じていました。PCに相談するとパーツごとの交換が可能ということがわかり、今回お願いしました。
上の写真は実は交換後なのですが、皮はそのまま使用しているため波打ちはそのままです。修理後のPCの説明では下図のクッション(青矢印)を外してみると、下に敷いてあるクッションを受ける布のようなもの(おそらく赤矢印)が縦に避けていたとのこと。
その部品は当然取り寄せていなかったので、PCにあるナイロン?製のテープを数本張り巡らしてクッションを置いて遜色ない仕上がりになったそうです(テープを張ると聞いて下のようなイメージが勝手に浮かんだ)。
純正品に拘ってるわけでもないので、まあそれでよいかと思い座っているとなかなか良い感じ。座高が2cmくらい高くなりました。これで一件落着かと思いきや、走っていると10分もしないうちに尻に面圧を感じて、固い感触が痛いわけではないけれども何だか不快。もう少し慣れが要りそうです。
次なる大きな目標はコントロールアーム類の交換。見積もり額はなかなか高額(汗)
しかしここは純正部品を使用したい。品番も新しいものに変更になっているものもあり、改良が加えられている可能性がある。さあ、頑張ろう!と思った矢先、
PCCMの国内発売のアナウンス!いやー、オリジナルのオーディオで頑張っててよかったわー。うちのはBOSEでもないし。さあ、順番どうする?
Posted at 2021/09/08 20:16:49 | |
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