もう一か月も前の話を今頃UPするという笑
先月末に行われた表題のイベントに行ってきました。菅生サーキットをSUZUKIの最新マシンで試乗走行できるという、なかなかこういう機会無いですよね。昨年も行われた同イベントでは本コースを走れたみたいですが、今年は旧車祭りやっているようで、ミニバイクのレースやカート走行等で使用されている西コースでの開催となっていました。大型バイクで走行するにはやや手狭なコースなので、ちょっと残念。
菅生サーキットは隣県に位置していますが、自宅から山越えてすぐのロケーションにあるので、高速飛ばせば40分くらいで着いちゃいます。 え・・・っと、はい車で行きました。2輪のイベントなのに。
展示車両の他に、屋台や用品ブースの出店多数。試乗受付の列には人だかり。
ここで一つやらかしてしまったのですが、ヘルメット、ブーツ、グローブ、プロテクター等の装備を準備してきたものの、上着(ライディングジャケット)を忘れてきたという笑
サーキット走行なので、周りはレーシングスーツやプロテクターフル装備のガチな恰好の中、半袖Tシャツで並んでたのは私です。おまえバイクなめてんのか、っていう感じですね。流石にこの格好では走らせてもらえないので、SUZUKIのスタッフさんからジャンパーを拝借。本当にありがとうございました。
受付開始と共に、最新モデルの隼やGSX-R1000にそれ目当てと思われるライダーが群がっていく中、私はゆうゆうと人影まばらな車列に並びます。その名は
SV650。...え、何そのバイク、って?
↑こういうやつ。実は今日これ目当てに来ました。見ての通り、V型エンジンを積んだネイキッドで、画像の展示車両は純正オプションでカスタムされてます。
私、V型のバイクって結構好みで、
パラ4気筒の中身の詰まった重量級のどっしり感も良いのですが、V型の前気筒が前傾していてスリムでシャープで、どこかスカスカで軽快に飛ばせる感じが魅かれるポイントだったりします。
V型と言えばHONDAのお家芸ですが、SUZUKIも以前から実績があって、20年ぐらい前に
TL1000SっていうV型2気筒のリッターバイクを発売しています。これ欲しいなぁと当時思っていたのですが、ハンドリングに妙なクセがあったらしく、途中からステアリングダンパー追加したりして迷走したあげく、鳴かず飛ばずでフェードアウトしてしまったという、実にSUZUKIらしいバイクでした。
以降、中排気量で細々と生きながらえていたSUZUKIのVツインですが、昨年リニューアルして発売されたのがこのSV650です。実車見るのは初めてですが、やはり金の掛かったバイクではないな、といのが第一印象でしょうか(予想通りですが)。CBR250RRよりも安い価格設定は、随所でコストダウンの跡が見られます。でもその普通ってのが良い所でもあるわけで、後は乗り味がどんな感じか。
西コースを3週走行。出だしはVツインらしい鼓動感が伝わってきますが、ちょっと回すと滑らかに回転が上がっていくので、あまり面白くない?ポジションも楽な反面、一体感は薄い。でも普段自分が乗っている小排気量のシングルスポーツに比べたら、段違いのトルクで非常に乗りやすい。というか楽ちん。
一度の申し込みで3車種乗れるので、2回目も同じ車両に試乗。う~ん実に普通だ。でも何かが足りない。
3回目は最新のスーパースポーツも体験しておくかと、
GSX-R600に。跨った瞬間...熱い。ハンドルに手を伸ばすとポジションもピタリと決まる。そうそう思い出してきた、大排気量SSってこんな感じだ。アクセルを捻るとモーターみたいに回っていくエンジン。人馬一体となって曲がっていく感覚。正直...ワクワク感が止まらないが、そのモチベーションを維持するのは少々疲れるかも。
イベント的には最後に抽選会とかあるようなのですが、時間もアレなので、試乗会のみで退散してきました。普段乗れない車種を試せたので大満足です。
今現在、小排気量シングルスポーツで事足りているのですが、数年先の子供の手が離れた後に、行動半径を広げる為に余裕がある排気量にするつもりです。はたしてどの車種が正解なのか、また分からなくなってきました。
Posted at 2017/07/31 01:51:53 | |
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