映画アイアンマンの戦闘スーツや、ユニコーンガンダムのコックピットみたいに、眼前のHMDにインジケーター類がぶわーっと展開される図柄は、メカ好き男子(女子もね)にとっては垂涎ものだと思います。
※参考画像
自分もバイクに乗っていて、ヘルメット内のサブディスプレイとかに各種情報が表示できたらなぁ、と常々思っていたのですが、それを具現化した製品がかつて世の中にありました。
いや、あった...のか?
話題と期待を集めた次世代型バイクヘルメット SKULLY (スカリー)
3年程前のアメリカのスタートアップ企業の製品で、web上で多数から広く資金を集めるクラウドファンディングを利用して製品化を目論んでいたものです。
ヘルメットに内蔵されたHMDには後方の視界が表示され、スマートフォンを利用して通話やナビ・各種情報表示と連動する実にcoolなプロダクツでした。
開発は順調(の様に見えた)、2016年にはもうすぐ出荷するよー的な動画もUPされています。
ところが...
ここからはニュースにもなっているのでご存じの方も多いと思いますが、
まともな完成品が出荷される事は無く、同年8月に破産申請。初期製品の購入目的だった出資者には当然返金もされません。しかも、調達資金を高級アパートの家賃や高級車の購入、カジノ・ストリップでの豪遊で散財していたという体たらく。出資者にとっては何とも救われない話でした。
なんで今頃こんな話をしているかというと、
最近になって、日本のスタートアップ企業がまったくこれと同じコンセプトのARヘルメット開発で、クラウドファンディングで資金を集めているという事例を知ったからです。思わせぶりなティザー広告や洗練されたwebデザインとか、これデジャブ??と思ってしまう私の心は汚れているのでしょうか。
もちろん、志高く2018年の発売に向けて誠意開発中の至極真っ当な会社かもしれません。
威力業務妨害にあたったらまずいので直リンクは避けておきますが、集めた資金を
ストリップ劇場で散財するような企業ではない事を切に願っています。
もし発売されるのでしたら優しいプライスだとなお嬉しいです。
と、ここまで書いていてネットをググってたら、前途のSkullyが新会社として復活?まじか。
Posted at 2017/10/11 00:03:14 | |
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