
5/4(月曜日)

関門橋よりおはようございます。(6:00)
この日から、いよいよ九州へ上陸!…といっても、すでに旅は4日目。
今回の九州ツーリングは、九州内で3泊。
その間に九州をほぼ3/4周するという、なかなかハードな行程を組んでいました。
憧れだった九州ツーリング。
九州に訪れた事はあるのですが、自分の運転では初めて。
本当なら、北海道とは違った情緒や気候を感じながら
ゆっくり・じっくり楽しみたいところですが、
行きたい場所はかなり趣味に偏っており、
現実は、
「時間に追われながらバイクを走らせ、目的地に着いたら急いで見学。
そして、また次の場所へ。」という強行軍。
1か所に時間をかける余裕はないのです。
目の前が関門海峡。 平氏と源氏の戦いの舞台「壇ノ浦の戦い」や
佐々木小次郎と宮本武蔵の決闘である「巌流島の戦い」、
長州藩と列強4国との闘いである「下関戦争」の舞台!
なんとまあ、狭い海峡に大小さまざまな船が朝から行き交っています。
そして向こう岸に見える陸地が九州!
振り返ると「水曜どうでしょう」で見た人道口。
本当にここまでよく走ってきたものです。
では早速、高速に向かい念願の関門橋へ!
の前に…「壇ノ浦SA」
売店、早朝から開いており、なんと24時間営業でした。
目の前の関門橋、そして門司の街並みが見えます。
関門橋はデカすぎて写真に納まらず。

そしてこの展望台、風もそれなりにあり、高所が苦手な自分にはへっぴり腰でした。
そして念願の関門橋にて関門海峡横断
海峡横断後、すぐにある門司港ICを出て門司港レトロ見学。

特に気になっていたJR門司港駅。(7:00)
大正3年に建設され、ネオ・ルネッサンス様式とのこと。
本当は内部見学も行いたかったのですが、外観のみ。
駅舎横にあった石碑は…

「バナナのたたき売り発祥の地」
発祥もなにも…笑
周辺地も軽く見学のみ。 本日の行程は長いのです。
旅路を急ぎます。
門司ICから九州道へ
この日、GWまっだ中のため渋滞が予測されている区間でもありました。
幸いにも渋滞にするほどではなかったのですが、福岡おみやげを入手するため、
古賀SAにて休憩を兼ねて立ち寄り。
ただもうすでに道中の案内看板には「混」との表示

「古賀SA」(8:00)
購入したのは博多銘菓「とおりもん」
有名な一蘭も朝7時から営業しており、なかなかの混雑っぷり。
朝ラーメンに一蘭は、ワタクシ完全にお腹壊します…
目的地に向かって再スタートしますが、もうすでに高速道路はつまり気味に。
福岡県で寄りたい場所であった2か所目は…
「旧志免鉱業所 竪坑櫓」(8:30)
住宅地のど真ん中に、高さ50mもある異質な高層建築物。
この地下430mの地点から石炭を引き上げるためのエレベータ設備として造られた建造物。
第二次世界大戦中、石炭の安定供給を目的として日本海軍が建設したもので、
当時は「東洋一の竪坑」と呼ばれていたそう。
役目を終えた現在でも、あまりの強固さに壊すのにも多額の費用が掛かるとの事で、
地域のシンボルタワーとして親しまれているとか。
初めて見た時に、コンクリートむき出しの異質さに興味を惹かれました。
この形の竪坑櫓は世界にもココと中国、ベルギーの三か所しか現存していないとのこと。
戦争遺構および巨大建造物好きな自分に刺さりました。
現在は公園になっており、
朝から少年サッカーの集団が和気あいあいとプレーしている中、
しげしげと建築物を見てる札幌から来たライダーさん
……周囲から見たら、たぶん自分も「異質」だったと思います。
次なる目的地は、志免町から下道を走ること1時間。
有名な太宰府天満宮ではなく、その近くを掠め通り
「太刀洗平和記念館」(9:30)
ここ九州は第2次世界大戦中、本土防衛の最前線だったことから、
いくつかの大きな飛行場があり、その1つ。
終戦間際の空襲で壊滅状態になった場所でもあります。
ここからも特別攻撃隊(敵艦に体当たりする特攻隊)の出撃もあったそうで、飛行機の実物や遺品等の展示もありました。
そういった戦争の悲劇と一緒に、ここにしかない航空機も展示されており、それを見に来ました。

「震電(しんでん)」
終戦間際に、たった一機のみ造られた日本海軍の試作機
本物はアメリカのスミソニアン航空宇宙博物館に本体の一部が展示されているそうですが、
映画「ゴジラ-1.0」で製作された実物大の模型がここに展示されています。

飛行速度を向上させるため、プロペラが機体先端ではなく、後方に設置されている飛行機
実際の飛行はかなり課題の多いものだったそうですが。
その同年代であるゼロ戦と比較してもかなり特徴のある形をしています。
試験飛行の着陸の際にプロペラが滑走路に接地してしまうというのも納得の位置。
見たいものが見れ、大満足。
福岡県観光は以上。
続いて、ここから程なく近い隣の県である佐賀県「吉野ヶ里遺跡」
途中、高速道路は事故渋滞により、大混雑。
時間が惜しいのでバイクの優位性を生かして移動。
駐車場もバイク専用となり、スイスイと停めれました。(10:40)
車とは違い、効率的に観光できます!
幼少の頃に親戚と一緒に訪れた事があり、当時は広い広場にいくつかの櫓のみだったのが
35年後の現在はかなり広い敷地キャンプ場や各所に展示物が数多く出来て、現代人のオアシスであるスターバックスも出店しており、
以前の記憶とはまったく異なった場所になってました。
各所色々と巡りたい所ですが、ここも時間の都合によりメイン処のみ観光
幸いにもこの日は入園無料日にあたり、無料で園内を巡れました。
脇目を振らず、メイン処である「北内郭」その名も「王の宮殿」を目指します。
案内図には「吉野ヶ里のまつりどころを司る最重要区域です。」との事
神の声を聴く巫女から、下の階にいる重臣へ伝えられ祀りごとが行われていたとの事。
外部城壁も堅固な作りをしており、弥生時代にももうこのような城郭があったとは
そして売店で売っていたこれ…
なんで「神」?
スピリチュアル的商品なものを感じ、おもわず写真を撮りましたが、
調べると、地元の井上製麺の神シリーズの商品名で「神が作るようなおいしさ」から神だそうです。
ちょっと気になりますねぇー 買いませんでしたけど(w
さて続いては東生振ICより高速道路を活用し、一気に移動。
事故渋滞はまだ収まっておらず、移動に時間がかかりました。
また県をまたぎ、長崎県は佐世保市へ。
バイパスで市街地を迂回し、海岸沿いのを走行。
ここも舞鶴と同様軍港で米軍の基地があり、米海軍の軍艦や護衛艦の姿が確認出来ました。
目的地の途中で寄り道
「佐世保市小佐々地区コミュニティセンター」
先駆けて頂きました。
「本土最西端到達証明書」
まだ行っていないのですが、行程的に先に頂きました。
この後すぐに向かうので…ご勘弁を。(13:20)

本土最西端に到着!(13:30)
バイク乗りは先端を目指すのです。
本土最西端から見える景色は橋で繋がっている生月島が見え、あまり最果て感は感じません(w
この日は親戚がいる長崎市内に宿泊予定でした。
待ち合わせの時間に余裕があるので、多少の寄り道はいけるだろ!
戦争遺構でもある、「針尾通送信所」へ

(15:00)
3本の煙突のような約140mもある塔が正三角形に配置されている非常に特異的な建築物
一見、何の為に建てられたのか謎な構造物に見えます。
大正時代に旧日本軍によって建設された無線塔です
以前、訪れたハウステンボスからもよく見える、この建築物。
幼少だった自分も興味を惹かれ、気になって見ていたところ、
所説あるようですが親より第二次世界大戦の太平洋戦争の先駆けとなる真珠湾攻撃の攻撃命令暗号である
「ニイタカヤマノボレ」を発信した場所と聞かされてました。
現在では3か所の塔のうち、1か所の塔内を見学することが出来ます。
大正時代のコンクリート構造物が碌に改修されることもなく、現在もそのままの姿で立っているのは
当時の建設技術の高さでもあります。
何年か前のツーリングマップルの表紙にこの場所の写真が使われおり、
たまたま本屋で見かけ、「あ!」となった場所でもあります。

「ツーリングマップル九州2023」表紙
その写真と同じ場所で写真を撮る。とロケ地の目星をつけ、訪問。
ロケ地は一致したものの、
手持ちのレンズでは焦点距離が足りず、同じような構図では撮影出来なく、少しだけ残念。
この目の前の海、東シナ海と長崎県中央に位置する大村湾との潮の出入口となっており、
その潮の流れの速さから、渦潮が見れるほどで日本三大急潮の1つと言われています。
その潮流の上にかかる西海橋は自殺の名所だとか。
新しくできた新西海橋は橋の下に通路があり、ガラス張りの床から下をのぞき込めるそうです。

「新西海橋、奥が西海橋」(西海の丘展望台より)
ちょうど、ロケ地で写真を撮っているときに地元のおば・・お姉さまと談話し、
「ここはいつもこんな潮の流れだよ、もうちょっと海の方へいくと海面差が数mもあり、
もっと潮流が速いよ」との事。
実際、目の前でその潮流の速さを見ると、この海に落ちたらあっという間に流されるんだろうな。
と恐怖心を煽られる、普通に怖い場所でした。
ここから交通量の多い下道を走るよりは、山道を楽しく走りたいと、山道を越え、
過去にバイク乗りであった親戚におススメされた、東シナ海を見ながら走る海沿いの道、
「サンセットロード」を満喫。
アップダウンに富んだ道で景色もとても良く、最高なツーリング!

(画像加工済 誇張するとこんな風景でした)
中央奥は炭鉱でも有名な池島
流石、地元の方、おススメの道。
夕日に当たりながら東シナ海を高台から眺めながら走る快走路でした。
長崎といえば、世界遺産になった教会群。
途中、世界遺産ではありませんが、
遠藤周作の「沈黙」のモデル地ともなった黒崎教会。

(16:50)
いかん。寄り道していたら時間が…。
…そして…長崎市内はまだ??
ナビでは確実に長崎市内に近づいているはずなのですが、
山が多い長崎県。 見通しが良い箇所がなく、一向に市街地が見えてきません…
西海橋周辺や針尾通信所でゆっくりした事と、険しい山道で時間が押しており、
待ち合わせ時刻間に合うか焦っていました。
そうしているうちに、ようやく道路看板に、女神大橋との表示が。
女神大橋は長崎市の湾内をまたぐ巨大な斜張橋。
高所から長崎市内を一望でき、橋を渡ると長崎市内。

長崎といえば路面電車(18:00)
親戚の家に顔を出し、ホテルへチェックイン。
約束の時間よりは少し遅れてしまいましたが、本日も無事に到着。
夜は親戚と一緒に食事。
お魚の美味しいお店でアジの刺身に舌鼓&地元の焼酎にて酩酊
締めは、大泉洋や福山雅治がお勧めする「思案橋ラーメン」

「ばくだんちゃんぽん」
GW中な事と人気店との事で、入店まで1時間も並びました。
ホテルに戻ると、酔いが回り、明日の用意もせず、そのまま即寝しておりました。
慌ただしく時間に追われた1日だったという事と
今回のツーリング目的のひとつでもあった、
「遠方の親戚に会う」という目的も無事に果たせたことで気が抜けたのかもしれません。
走行距離 416km