さて大内宿からまた県道131号線「大内宿こぶしライン」を気持ちよくなりながら会津若松市内へ。
市街地に入ると、移動速度が落ち、30度を超える気温とエンジンの熱気が容赦なく身体に襲い掛かってきます。
ヘルメットの中は汗だくに。
市街地内にある会津若松城「鶴ヶ城」へ
現存天守ではなく、鉄筋コンクリート造の天守閣です。
最初黒瓦で再建したそうですが、明治以前の鶴ヶ城は寒冷地向けの瓦になっており、それが赤いため、わざわざ赤瓦へ変更する工事も行われたそうで。
最近、岡田准一主演の「燃えよ剣」を見たワタクシ。
司馬遼太郎原作も読み、あの「松平容保」の会津藩本拠地かぁ~なんて
歴史にかぶれておりました。
天守閣内は博物館になっていますが、混雑しておりゆっくりと見てられる時間はなく、期間限定の刀展にて「和泉守兼定」が展示されている、メイン処のみの鑑賞で天守閣最上部の展望台まで。
あれが飯盛山。 このあと訪れる予定の場所でもありました。
なぜこの写真を撮るのに一生懸命だったかというのはこの後の話。
お城の見学順序に沿って移動すると最後はお土産屋さんに。
何という計算された動線配置。 先ほどまで見学してきたお城にゆかりのある商品が並ぶお土産屋さんは大混雑。
外の看板にはこんな限定グッズも
クリアファイル4枚と特典で\4,000ってなかなかなお値段。
さて次の観光地へ移動しようと駐車場へ移動していると工事現場のバリケードに赤べこ。
会津若松市は赤べこが有名らしく、お土産はもちろん街のいたるところに赤べこのものがありました。
続いては飯盛山へ。
近くの市駐車場に駐車し、観光へ。
この飯盛山・・・名前の通り「山」なので登るのです。
本日最後の観光地でしたが、懸念していたのが「足痛」
普段3桁しか歩かないデスクワークな自分には昨日のホンダコレクションホールからの歩きですでに足が限界近かったので、どうなることかと冷や冷やしておりました。
やっぱり上るのか…と思ったら横に「動く坂道」なる有料エスカレーターが。
250円なんて料金ハードルはあっさりとクリアしてありがたく利用します!
ちなみに石階段は183段だそうで。

文明の利器バンザイ
最上部は会津戦争にて、この付近場所から煙があがる鶴ヶ城を見て自決した白虎隊のお墓があり、「神聖な場所なので飲食等はしないように」と放送かかっておりました。
ちなみに白虎隊は会津藩の16~17歳の男子にて構成された予備兵力だそうです。

横には白虎隊に感銘を受けてローマ市より寄贈された記念碑
そして付近にある、自決した場所にはこのような像が。
この石像が見てる先に先ほど見た鶴ヶ城があるとの事。
先ほどみた鶴ヶ城からの白いポール付近に飯盛山があったので、またその逆に白いポール付近に鶴ヶ城があるはず…
ありました!
さて続いて話を聞き行ってみたかった「さざえ堂」
飯盛山の目的はこのさざえ堂でした。
実はこのお堂、さざえ堂の名前の通り、建物内がらせん状の廊下になっており、建物中で人にすれ違うことなく、地上~最上階、そして最上階から地上まで降りて来れられます。
券売所にはブラタモリのステッカーがあり、タモリさんも来たロケ地だったのですねー
このようにらせん状の廊下を上ります。
タネ明かしをすると、2重のらせん階段になっており、最上部で降下用の廊下に渡り下っている作りになっています。
不思議な構造ですが、よく考えましたねぇ~
市駐車場に戻ると、不思議な機械が。
放射線を観測する機械なんて初めて見ました。
3.11の震災による原発事故の影響で設置されたものだとは思いますが、
この数値はかなり微量のようですね。
最後は新選組隊長「近藤勇」のお墓がある天寧寺に。
境内にあると思いきや、こんな山道を5~10分程度歩いたところにありました。
歴史にゆかりがある箇所を訪れることができ会津若松観光は大満足。
是にて観光は終了。
時刻はすっかり夕方。
これよりこの日の夜22:30に新潟出港するらしいフェリーに乗るため新潟まで一気に移動します。
せっかくの新潟なので地元グルメの「たれカツ」も食べたいため早めの移動。
「喜多方ラーメン」が食べれなかったのが心残りですが、調べると道中の高速道路SAにて喜多方ラーメンを出しているお店が入っていると知り、寄り道することに。
会津若松ICから磐越道で新潟を目指します。
道中雨に軽く当たる程度で「阿賀野川SA」に到着
さっそくラーメン屋さん「会津屋」にて喜多方ラーメン!
美味しく頂きました。
ここのSAお土産、山梨名物の「信玄餅」や秋田名物の「稲庭うどん」、さらには福島名物の「ままどおる」「ゆべし」も!
非常に充実しており「ここ新潟県だよな」と苦笑。
すっかり日は落ち、新潟に向けて出発します。
無事に新潟市内に入り、まずはフェリーターミナルの下見に。
本当に出港するかどうか確認してから
その後、ガソリン給油&食料買い出しと、たれカツを予定していました。
フェリーターミナル到着時刻が20時ちょっと前。
出港予定を聞くとフェリーは無事に出港する予定でホッとしたものの乗船案内が二輪は時間が早く、20時30分から乗船開始との事!
出港2時間前から乗船開始とは流石お盆。
想定より時間がなく、たれカツは断念。
慌てて新潟市内に戻り用事を済ませます。
時間に余裕が無くなるときに限ってガソリンスタンドがなかなか見つかりませんでした。
用事1(新潟来た証拠 撮影)
用事2(行きのフェリーで酔ったので酔い止め薬&酔ってしまえ飲料購入)
用事を済ませフェリーターミナルへとんぼ返りし、無事に乗船。
乗船後は出港時刻まで2時間近くあるため、船内で時間を持て余してます…
出港前にはもう着替えてお風呂に入った後まったり。
お風呂上りに乾杯!(1)
出港! 乾杯!(2)

出港時には出来上がってました。

今回乗船したのはツーリストAの半個室
ちょうど窓際が開いており、通路も自分以外は入らない場所を確保できました。
船ではあまり寝れないのですが、この日は連日の暑さと疲れもあったのかグッスリと深い眠り。

翌朝、目が覚めると秋田港に到着しており、朝6:15に出港。
朝、売店が営業しておらず朝ビール出来なかった・・・!と思いきや
自販機にビールが売ってたのを下船間際に知りショック…
航行中はレストランで昼食やダウンロードしていたアマゾンプライムビデオを見たり、時間を浪費して船旅を満喫
台風に近いはずの日本海側は、船が全く揺れず拍子抜けでした。
津軽海峡を抜けた太平洋側の方が若干揺れを感じたほどで台風の影響はほとんどありませんでした。
さらに16時30分に苫小牧東港へ到着し、定刻より15分ほど早い始末。
さすが「日本海の暴走族」と呼ばれる新日本海フェリースピードが違います。
実際に八戸~苫小牧間のシルバーフェリーよりも移動スピードが速いのは乗ってて感じます。
無事に北海道へ帰ってきました。
今にも雨が降りそう…というより降りました…
苫小牧東港から家まではご近所ツーリング。最後まで気を引き締めて無事に帰宅。
走行距離 445km
とまぁ急遽思い立った弾丸東日本ツーリング。
船泊含め3泊4日の旅でした。
非常に暑かったものの懸念していた台風の影響もなく、雨も磐梯周辺で当たったのみ。
高速道路の長距離移動はやってやれないことはないが、クルマと比較してかなり疲労が溜まるものだと経験して実感しました。
今回の目的は本田コレクションホールがメインであり、その他は日頃から行きたい場所をGoogleMapにリストアップしていた場所でした。
高速道路を多用すれば、県を越えた移動もある程度簡単にでき、
栃木県周辺の行きたい場所を巡ることが出来ました。
毎度ながら欲張りなもので一人旅は行きたい場所を詰め込んだ予定ビッチリ旅になってしまします。
また予定が立つのであれば、日本各地の行きたい箇所を巡りに行きたいものです。
Posted at 2024/10/27 22:53:31 | |
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