もうすっかり北海道も冬前、お盆の記事がなかなか進みません。
旅日記の続きを。
さて最終日
台風も福島より北側に逸れて、出発時は降ってないもののこれからは雨が降るという先行き不安な天気予報…
というよりTVの天気予報で、福島、各地域は「中通り」「浜通り」なんて名称にTVを見ながら「???」となりました。 TVを見ながらスマホで検索し「中通り」は県の中央部の街、「浜通り」は太平洋側を表すようで完全なる初見殺し。
そして台風が直撃するはずの帰りのフェリーもサイトを見る限り「通常運航」との事
いささか信じ難いのですが、まぁ…なるようになるだろ。精神で行きます。
まずは宅急便の営業所の営業時間に合わせた出発のためゆっくり目の7時半スタート
お土産の発送をするためにヤマト宅急便の営業所まで
ホテルではクール便の発送を行っていないため営業所に行く必要がありました。
想像通り「酪王カフェオレ」「レモン牛乳」のためです。
保冷バックとコンビニの氷で必死に鮮度キープしとりました。
予定通りに発送作業も済み、本日のツーリングスタート!
まずは福島屈指の快走ルート「磐梯吾妻スカイライン」を目指します
ここまで高速道路と田舎道しか走ってなかったのでこの日が初の山道。
序盤の高速走行で真ん中が真っ平になったとは言え、ハイグリップタイヤを履いているCBR
くねくね道は水の得た魚状態! 安全第一でワインティングロートを満喫!
ぐんぐんと標高を上げて 硫黄臭が強烈な高湯温泉街を抜けて
最初の目的地「つばくろ谷」
かなり高所にかけられたトラス橋で、自分には橋を歩く勇気は有りません。
それにしてもお盆中にもかかわらず誰もおらず貸切状態でした。
つばくろ谷から少し行った先に展望台があり福島市内が一望

「磐梯吾妻スカイライン」
なかなか眺めのいい場所でしたが
厚い雲からパラパラと小雨が降り出したので先を急ぎます。
念のためバッグのみレインカバーを装備。
続いては浄土平に向かい、途中の道はツーリング雑誌によく載る荒涼とした風景が広がり、この日一番のハイライトになるはずの道で期待感は最高潮
…が辺りは真っ白でした。
さらに雨も本降りになる始末。
時々一瞬、雲が途切れ荒々しい山肌が見えたものの、残念ながら景色は堪能できるほどではなく。
写真撮ろうにも、「火山性ガス発生の為停車しないでください」との看板があり停車も不可。
正直雨に当たってた事で早く目的地に着きたい気持ちの方が大きく、
ハイライトゾーンはサラッと通ってきたといった方が適切
雨に打たれながら浄土平の駐車場になんとか滑り込み
慌ててカッパを取り出し、浄土平レストハウスへ。
ご覧の天気。
ここから徒歩で登れて噴火口や景色を堪能できるらしい吾妻小富士の登山も断念。
ここにいたライダーさんと情報交換すると自分がこれから向かう方向から来たそうで様子を聞くと「雨も酷く、景色は真っ白」との事。
その情報は聞きたくありませんでした…
自分の心も真っ白になったのは言うまでもありません。
これも旅。致し方ありません。
覚悟を決めてレインスーツを着込みツーリング再開!
途中、道路最高地点
いくつかある景勝地もご覧の通り。
こんな天候の中、ルートは「磐梯吾妻スカイライン」から「磐梯吾妻レークライン」を抜けて「磐梯山ゴールドライン」を繋ぎ、
わざわざ悪天候のワインティングロード満喫ルート。
ええ。雨の中、景色はほとんど真っ白で、ただただ森の中の峠道。
途中、裏磐梯周辺、桧原湖を抜けたようでしたが脇目も降らず、
ひたすらにウェット路面の目の前のカーブを楽しく走れるかに意識を集中してました。
景色を楽しめないならバイクのライディングを楽しみます。
ちょうど最後の磐梯山ゴールドラインを下ると雨もやみ、路面も乾いてきました。
終盤には目の前に猪苗代湖が広がり、唯一景色を堪能できましたが
写真も撮る場所も見当たらず、会津盆地に下り、「道の駅 ばんだい」へ。
そばソフトクリームを食べ糖分補給し小休憩
「ばんだい」つながりで「バンダイ社のガンダム」
その他、カメラレンズメーカーの「シグマ」の工場があるようで、
道の駅にカメラレンズが販売されていましたが、
道の駅でレンズなんて売れるのでしょうか。
猪苗代湖周辺は曇で朝から雨が降ってない様子。
天気予報を確認するともうこの付近で雨は降らないようで、レインスーツとレインカバーを取り外します。
この後はツーリングを満喫できそうな予報でホッとしツーリング再開!
猪苗代湖から会津若松市内を通り抜け、南下していきます。
ツーリングマップルお勧めの県道135号線へ
これまたバイクで気持ちいい峠道をひた走り、目的地周辺に来ると大渋滞。
浄土平の閑散っぷりが信じられないくらいの混雑ぶりでした。
バイクの駐車場は別の為、クルマの脇を通り抜けてお先に失礼~
バイク乗っててよかったと感じる瞬間 バイク万歳!
二輪駐車場でこれから出発する方から情報収集すると、
この混雑状況でもご飯処は空いている箇所もあるとの事で
懸念していた昼食難民は避けられそう。
東京のライダーさんでしたが
「わざわざ涼しい北海道から、こんな暑いところにツーリング来なくても(苦笑」と
ありがたいお言葉頂きました(笑
目的地周辺は緑にあふれた田舎という名にふさわしい場所
目的地「大内宿」
茅葺屋根の民家が立ち並ぶ江戸時代の宿場町の保存地区です。
保存地区にするために、わざわざ舗装されていたアスファルトを剥がしたそうで。
まるで日本昔話に出てくるような街並み。
街道の突き当りにある急な石階段を上ると有名な景色が目の前に。
そしてこれまた有名なそばを頂きます。
箸の代わりに長ネギで食べるそば。
そばをつまむのではなく、掻き込むようにネギを使う食べ方だそうで。
店員さんの説明によると長ネギは薬味として食べてもいいそうですが、
葉に近い部分は辛くて食べれませんでした。
一通り定番の観光を満喫し、二輪用駐車場へ戻ると
ぽつーんと1台
お腹も満たして、続いては会津若松市内に戻り観光をしていきます。
(つづく)
Posted at 2024/10/21 23:15:54 | |
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