久しぶりのフェリーですが、3連休のためかフェリーは満席。
乗船手続きでこんなに並んだのは初めて。
乗船手続きを終わらしてバイクを所定の場所へ移動すると
即、船内へ案内されました。
どうも来るのがちょっと遅かったようです…
23:59分出航

乾杯!
深夜出航のため、さっさと寝るのが得策。
今宵のワタシのパーソナルスペースは

肩幅ぴったり!?
この日の走行距離66km
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8:00
おはようございます・・・
こんなピンボケ写真を撮影&OKするなんて、なんという寝不足っぷり。
フェリーの振動がどうも身体とは合いません。
海を越えたツーリングのハイテンションで今日一日を乗り切ります。
まずは八戸から西方向へバイクを走らせます。

道の駅「ろくのへ」
通勤時間帯のためか、クルマが多くあまりペースが上がりません。
朝9:00から道路脇の気温計は「32度」
バイクも熱にやられ
バイクのラジエターファンは乗り手に容赦なく熱風を吹きかけてきます…
皮パンツを履いたワタシ・・・意識は朦朧・・・
道の駅で東京から来たライダーさんに
本州のライダーはコレくらいの気温でも問題ない?なんて問いに
いっぱいいっぱい(笑)との事なんで、今日は特に暑い日のようです。

「道の駅しちのへ」

「奥羽牧場」敷地内
こんな杉並木道、北海道では見られない風景です。
ようやく郊外へ出て快適にツーリング。
十和田湖ではお祭りが開催されているそうで、混雑か予想されるため
国道394号にて八甲田山方面へ
本州ならではのクネクネ道を堪能。

「石倉山展望駐車場」

八甲田山系を望みます。
この時期でもまだ残雪があるんですね。
八甲田山といえば

八甲田雪中行軍遭難事件
立ちながら凍死していた様子を銅像にしたそうです。

ゴールデンカムイの杉本と服装と一緒ですね。
ちなみにココ、夜には「出る」そうですよ。

ふもとの銅像茶屋にて小休憩

味噌団子
この猛暑でも、テーブルのポットに入っているお茶はホットでした…
ええ。注いでしまったので飲みましたとも。
続いて

「かやの茶屋」
中学のときに修学旅行で訪れ、再訪問。

ありましたコレ。いまだ健在。
両親ウケがよさそうなお茶をお土産で入手。抜かりはありません。
ちなみに釜の中の長生きのお茶、コレも激ホットでした・・・
えぇ3年分の寿命が延びたようです。
美味しいけども、麦茶は冷たい方が好きだなぁ~
今回の旅、色々と暑さに縁があるようで・・・(;´∀`)
続いて「酸ヶ湯温泉」
予想よりもこじんまりとした場所でした。

ここは「混浴」である「千人風呂」が有名ですが、
真面目なワタシ。興味はちょっぴりありますが
そんな破廉恥なことは出来ないので、次の目的地へ。
道中の「八甲田ゴールドライン」は森の中を抜ける道で

このような「木漏れ日ロード」の中を抜けて行きます。
標高もあがることで市街地のようなまとわりつく暑さも無く、
気持ちのいい道でした。
弘前方面へ抜けていきますが、混雑するであろう弘前市内を迂回するために
一区間だけ東北自動車道に乗ります。
山を下るとぐんぐん上がる気温と反比例するワタシのテンション
あまりの暑さに「津軽SA」にて休憩
高速に乗る前にふくらはぎが攣ったり頭痛等
熱中症の症状が出ていたため、長めの休憩。
道中ドラッグストアで頭痛薬を買おう…

ファミマが入っており、冷房の効いた部屋で
サンドイッチ&青森産りんごジュース。
「うん。シャイニーは美味い。」
いつも涼しい早朝ツーリングが多いので、
こんなに気温が上がった日中ツーリングはかなり堪えました。
もうホテルに直行しようかと思ったほど。
しかしせっかくココまで来ているので行かなくてどうする?と
奮起し次の目的地に向かいます。
県道127号から通称:アップルロードなる道を抜けて岩木山方面へ。

「アップルロード」
その名のとおり、果樹園の中を進みます。

場所によってはりんごに袋をしているものもあり、

外に出ているりんごも。
まだ時期が早く、りんごはまだまだですね。

今回ツーリングの目的地のひとつ
「津軽岩木スカイライン」
弘前市内から見える岩木山の8合目まで登ることが出来ます。
とあるバイク雑誌に書かれていたキャッチコピーは
「曲道天国」
8合目までの10kmに69ヶのカーブが連続しています。
クネクネ道好きなワタシにピッタリ!と走ってみましたが、
路面状況は良くなく、先の見えないペアピンカーブがひたすらに続き、
楽しいか?と言われるとあまり楽しくはありません。
ひたすらに同じような右・左・右・左・・・とカーブが続きお腹いっぱい。
直線にも飽きますが、カーブも飽きるものなんですね。

ずいぶんと登りました。

曲道愛好家の皆さんはご覧のとおりスーパースポーツ車ばかり(笑)
同じCBR600RRはツーリング先で初めて見ました。
共に奈良県ナンバーで遠くから来てますねぇ。

さらに8合目のココからリフトで9合目まで。
具合が悪く二の足を踏みましたが、せっかく来たから・・・と、リフトへ乗車。

リフトからすぐそこに頂上が見えます。
片道30分だとか。
さすがにバイク装備では登山する気にもならず下山

連なっているカーブが見えますねぇ。
下りのカーブは苦手なんだよなぁ…
下界へ降りると、またもや茹だる暑さ。
道中に薬局もなく、頭は痛いわ、意識はヘロヘロな状態。
次の目的地へは分岐道が沢山あり、これ以上迷うのは心が折れそうとの判断により、文明の機器であるスマホのGoogleナビにて案内開始。
コレやると、どこを通ってきたか分からなくなるのが難点。
途中、猿も見かけるような1.5車線の細い山道をクネクネと走り、
果樹園の細い道から一気に出てくる目的地駐車場。
あっさり到着! さすがGoogle先生!

「鶴の舞橋」
日本一長い木造の橋。

先ほど9合目に居た岩木山があんなに遠くに。
気力で撮影しましたが、もう本当にバテバテ。
売店にてカキ氷を購入。
自分でカキ氷を買った事なんて記憶にないほど昔・・・
「こんな日に皮パンなんて履くもんじゃないですねぇ~」と軽い挨拶からの
「お土産とか・・・」と地元のおねぇさんと交流。
地元の人との交流も旅の醍醐味。
けして美人さんだから声を掛けるわけではありません。
ワタシ真面目ですから。(`・ω・´)キリッ
日が暮れ始めてきたので、またもやGoogle先生頼み。
この近くにある「JR 木造駅」へ

土偶がこんにちは。
縄文時代を代表する有名なこの土偶はこの近くで発掘されました。
そのつながりで駅もその形にしたそうで・・・
左足がないところも再現し、無駄にクオリティが高かったりします。
コレにて今日のツーリングは終了!
五所川原市内へ移動し、久しぶりの大きな街。
ようやくドラッグストアにて頭痛薬&栄養ドリンクを購入。
ホテルにチェックイン後、お土産屋さんの場所を聞いてお買い物。

お土産屋さん(立佞武多の館)の向かいに
「吉幾三コレクションミュージアム」なるものが。
帰ってから知りましたが「立佞武多の館」は
高さ20mを越えるねぷたが置いてある観光名所だそうで。
入り口のあったアレがそうか!なんてサラッと見したことを後悔。