以前、リョウさんから借りているDVDで身体特性を診断して、己に適したフォームを知ろう!って特性診断にトライした結果。
森のマリモ【曲特性】
EVASSON【反特性】
だった、ちなみにDVDの持ち主であるリョウさんはワタクシと同じ【曲】だそうです。
ワタクシ的にポジション出し等、非常に有意義だったので特性診断に満足しているのですが、EVAが【反】特性のライディングポディションカッコ悪い!と嘆いていたのです。
そんな事ないべさ~って事で【曲】と【反】特性のプロ選手について調べてみました!
プロのフォームはどの特性でも美しいハズさッ!!!
森のマリモと同じ【曲】の特性を持つ選手
トマ・ヴォクレール
通称「アホの子、アホの神、アホ社長、諦めない男」
フランス出身の自転車競技選手 生年月日は1979年6月22日
◇ライドフォーム
◇イメージ①
◇イメージ②
ステージレースでのステージ優勝やワンデイレースでの勝利が目立つパンチャータイプの選手である。酷い通称が付いているがTDF4勝と山岳賞など、更にはマイヨジョーヌを非総合優勝者ながら20日間着用し歴代5位の記録を持っている。
ヴォクレールの特徴は
「レース巧者であること」
基本的には単純に逃げに乗り、逃げ切りが決まったので逃げ集団の敵と戦って勝利、といった逃げのセオリー通りの勝ち方をする選手である。当然能力も高いがやはり「読み合い・騙し合い」の駆け引き(牽制)が非常にウマい。相手をとことん利用して勝つイメージで敵を話術で抑えているなんて噂も・・・また、どんなに勝利の可能性が低くても果敢に飛び出して勝利を掴もうとする積極性も兼ね備えている。
もう1つの特徴は
「粘りの走り」
2004年のTDFではランスから10日間、2011年のTDFではアンディから10日間マイヨジョーヌを守り抜いた。山岳ステージでマイヨジョーヌを手放すかと思いきや予想を裏切りキープ。総合系選手の戦いの中、我武者羅な漕ぎ方で必死に喰らいつく「アホの子」…もはや感動・応援をせずにはいられない。彼は人を魅せつける選手なのである。
同チームで同じパンチャータイプの新城幸也は、アシストの仕事も求められることの多いチーム内での立場もあって、逃げにチャンスがあるステージに絞ってエスケープに挑戦するが、ヴォクレールの場合は逃げにノーチャンスと思われるステージでも果敢にエスケープに挑戦するのが特徴の一つ。2009年のジロ・デ・イタリアではブロックハウスへの登山ステージというクライマー圧倒的有利のステージでもエスケープしている。
中間スプリントポイントや平坦ステージでの高低差の低い山岳ポイントなども狙う積極的な走りと独特のキャラクターが親しまれている。
◆独特のキャラクター像
「ヒマワリを持って走行」
「TTにノーマルヘルメットで参加」
「(゚д゚)して勘違いアタック」
「誰も競らない状況でポイント奪取」
「周回数勘違いアタック」
「とりあえず映りたいアタック」
度々アレな行動を披露するため、「アホの子」と命名され日本のネットや2chで抜群の人気を誇り、ロードレース界一のアホキャラの名を欲しいがままにしている。ちなみに「アホ、アホ」と言われているが、ヴォクレール本人は非常に頭が良く気難しい性格である。
EVASSONと同じ【反】の特性を持つ選手
アンディ・シュレク
通称「ルクセンブルクのスター、弟、妹、妹者」
ルクセンブルク出身の自転車競技選手
◇ライドフォーム
◇イメージ①
◇イメージ②
アンディ・シュレクの脚質はクライマー型のオールラウンダー、身長186cm、体重67kgとクライマーにしてはかなりの長身の選手である。
プロ選手としてのキャリアは2005年から、生年月日は1985年6月10日
アンディ・シュレクの一家は自転車一家で、兄のフランク・シュレクは同じチームで活躍するプロロードレース選手、父親も元自転車競技選手であった。
過酷な山岳ステージが数多く設定されることで知られる2007年のジロ・デ・イタリアで総合2位に入るなど、クライマーとしての能力は一級品である。2008年ツール・ド・フランスでは序盤にタイムトライアルで総合順位を落として優勝争いからは脱落したが、その後のアルプス越えでは、総合優勝のカルロス・サストレを強力にアシストしてチームのマイヨ・ジョーヌ奪取に大きく貢献した。また、2010年のツールでは、内容的にアルベルト・コンタドール(後に総合優勝取り消し)と互角以上に渡り合い、チェーントラブルさえなければ、コンタドールを逆転していたかもしれないという見方もできる。
反面、個人タイムトライアルが弱点であり、3年連続で総合2位(2010年は後に総合優勝者として認定された)に甘んじた一番の要因につながっている。
◆身長が高くBMIが低い「やせ型」
アンディ・シュレクの特徴は、身長が186㎝と欧州プロ・ロードレーサーの平均身長180.22㎝よりも約5.78㎝高い一方で、体重が68㎏しかないのでBMIが19.7と同平均値21.3よりも-1.6も低い「やせ型」である点だ。アンディ・シュレクは山岳ステージ得意とする典型的なクライマーだが、この細い体型がクライミングに役立っているのは間違いないだろう。
◆パンターニとの比較
アンディ・シュレクと同様にヒルクライムを得意としたマルコ・パンターニと比較してみよう。2人の共通点は、いずれもBMIが19台(アンディ・シュレク:19.7・パンターニ:19.0)とやせ型であることだ。一方でパンターニの身長は171.5㎝(アンディ・シュレクよりも14.5㎝も低い)体重は56㎏(アンディ・シュレクよりも12㎏も軽い)しかなく、体格差はかなり大きい。このことから「BMIが低いこと」は重力との戦いが決定的に重要になるクライマーとしてかなり大切だが、身長や体重の数字の大小自体はそれほど大きく影響しないことが伺える。
◆カンチェラーラとの比較
次に平坦コースでのTTで圧倒的な強さを見せるファビアン・カンチェラーラと比較してみよう。2人とも身長は186㎝で同じだが、体重はカンチェラーラの方が14㎏も重い(アンディ・シュレク:68㎏・カンチェラーラ:82㎏)。アンディ・シュレクは平坦コースでのTTを苦手としているが、これは高速域で横風なども含めた空気抵抗と戦いながら走行するTTでは、体重が軽いことがむしろ不利に働くからだと考えられる。
やはりプロ、得意不得意はあるものの、場面場面でフォームを変化させて適応させているんですな!
それぞれの特性を活かしつつ、長所を伸ばし、短所を補って強い走りを手に入れたいと力への渇望を増したワタクシでしたとさ。
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保険体育!(ハァハァ) | 日記
Posted at
2014/07/24 14:34:34