4月26日
茨城のみんカラ仲間でオフ会をすえぞ~さんが計画して下さっていたのですが、EVASSON経由で、我々「屁風新潟」にも声がかけて頂きました。
こりゃ光栄!新潟からスッ飛んで行こうぜ!って事になりました。
なんせ、オフ会初体験です!ワクワク度がハンパなかったです!!!
元よりEVASSONに来た話だったので、完全に便乗する形になってしまいますが、せっかくの機会なので最大限楽しめるように、事前に参加メンバーのブログ巡り&茨城勉強をせっせとしておりました。
・ガンダムが掌に乗る『牛久大仏』
・霞ヶ浦に見られる風景『釣り人・野鳥・リード無犬散歩』
・霞ヶ浦1周名物『(かも・ナメ・こい・豚)パックン』
などなど、ワタクシの胸はドキドキでアンディ&フランクが暴れだしそうでした!
26日
《0:20》
EVASSONと合流して、いざ茨城県へ出発!
ロードバイク2台積まんばなのでマリモフィットでGo!です。
久々の長距離運転は疲れ……なんて全く皆無で、ひたすらマシンガントーク乱射して楽しくドライブ出来ました。
野鳥ゲットだぜ!
《6:30》
目的地に到着。
不動峠と風切峠を攻略せよ!ってワケで。
ツールド筑波のコースを下見にフィットでGo!!
…しかし、色々コース間違いをしてしまって峠周辺を8の字を描くように迷子してしまいました。。。
42号線って道を車を走らせ山を登ると…眼前には壁?壁じゃない?ってレベルの激坂が。
マリモフィット君、フルスロットルなのに登るのにやっとこさです。
マリモ
「あり得ないあり得ない!死ぬろ、角度があり得ない!!鼻血出るわ!」
EVASSON
「こんな坂、下りが恐すぎる!ナイナイ!」
流石にこれはコースでは無いだろう~と二人して冷や汗タラリ。
マリモは心の中でこの激坂を
「42(死に)向かう蛇の道」と名付けておりました。
※すえぞ~さんの話だと20%を優に超える激坂だそうです
※マリモ調べ:
正式名称「十三塚」平均勾配12%、最大勾配区間
27%(な、なんてこった!)
なんとかかんとか山頂に到着、何故か巨大ガマ&ガマ屋敷が!
※すえぞ~さんの話だと「ガマの油売りの関係なのかな~」だそうでした
眼前に迫る面白そうな建造物へと早速突入する二人。
ガマのご神体の他に0円アミューズメント(哀愁が漂う…)が設置されていて、風化して動かないパトカーとかに乗ってはしゃいでマリモ動きを堪能♪
ガマのご神体を参拝のつもりが、あれよあれよとご神体を通り越し、グングン登山道を登る二人。
しかし、よぎる嫌な予感・・・先に登っている山登りファミリーがいたので声をかけてみよう!
「弁慶七戻り」と言う岩の門がこの先にありますよ~。頂上まで登ると2時間位かかりますよ?との事だった!危ない危ない、ガマの罠にハマってしまう所だった。
「弁慶七戻り」の言葉のインパクトに、本来の使命を思い出す。
さて、下山だ。ご神体に近づけない仕様だと悟り、ガマトラップを完全掌握!
二階のガマのご神体から下に滑り下りる滑り台がある、当然滑るワタクシ。
「いやぁ~!!この滑り台怖い、整備されてなさそうでリアル怖いッ!!」
こいつぁ、安全な危険地帯だ!スリル満点、皆さんも行った際には是非トライ☆
そんな感じで下見を終え、筑波総合体育館に駐車していざいざツールド筑波コースへ!
・・・早速、屁風名物「方向音痴」が発動!
全パターンの道を外し、行き止まりのオンパレード!
こりゃ困ったぞ・・・とシリアスな思考を巡らしていると、一人のロード乗りさんが!!!!
これは、追うしか!
かくしてストーカー作戦が功を奏して無事、不動峠に取り付き成功☆
EVASSONは案内ロード乗りさんを早々にパスしてグングン登って行きました。
ワタクシはアウター縛りで登ろう!と決め、のんびり目にヒルクライム♪
しばらくすると案内ロード乗りさんを抜いて、一人旅♪
その後、一定のケイデンスを保つ走りの案内ロード乗りさんに追い越され、己の登坂能力がアウタートップ縛りトレーニングでは全く向上していない事を噛みしめつつ進む。
二股の道を左に、その次に突き当たったT字路を、正しくは右に行く所を誤って左に!
更にしばらく走ったのちに謎のT字路を左に!
ワタクシには心理的に迷った時に左を選ぶ「左手の法則」という物があります!
※壁に左手を付けて迷路を突破するための法則です、この場合は全くの無意味
峠を下り、下り調の直線にて先行するロード乗りさんを66㎞/hでブッちぎり!
そのまま快速でグルッと山の周りを周回です、左手の法則です!!
完全な迷子になりました(泣)
しかも、どうやら見た景色。
どうにも嫌な予感がします、坂の上から
「ゴゴゴゴゴゴ・・・」とか聞こえてきそうな位な不穏な空気です。
いやだ、なにこれ怖い!
あれだわ、この先は
42号線のアレの道じゃないですか!
ガーミンに道をたずねるとこんな感じ↓
【この段階での走行データ】
走行距離:24.5km
走行時間:1時間21分
平均速度:19.7km/h
最高速度:66.0km/h
獲得標高:531m
消費熱量:943kcal
涙目でEVASSONにコール、通話が繋がったが音が飛び飛びだ。
マリモ
「迷子になってしまって、山の反対側にいるんよ。死の壁の道ルートの前にいる。
助けてボス、ボスけて・・・先に体育館に行くか峠おかわりしてて!」
プツッっと切れる通話、その後、何度もかけ直すが電波が届かない所か電源が入っていないため繋がらない・・・とりあえずメールで現状とかを書き残しとく。
「道に迷って死亡坂ルートに入ってしまったよ、体育館で待つか峠おかわりするかは任せます、車の所で、生きて逢おう!」
かくして、車でも登るのがキツかった、壁みたいな坂を登る42号線の死亡坂ルートに迷い込んでしまったマリモ。
やってやるしかない精神で挑戦開始です!
絶望的な斜度!(27%★)永遠に続くかのようなウネリっぷり!道幅が異様に狭く、路面が全体的にひし形の鱗状に並んでいたので、まさに「蛇の道」って感じでした!
※蛇の道:ドラゴンボールで悟空が死後、界王の処まで走る事になった永遠に続く長い道
蛇の道が始まって少しすると湧水があった、「紫賓水」をボトルと身体に注入!
村井さん、見ていますか?・・・マリモは激坂に挑戦しマッスル!!
ここまでアウター縛りで来たのですが、アウター縛りは止む無く解除。
ガチです!筑波山に真っ向勝負です!!!
はい、負けましたー(爆)こんなん無理です、ムリムリ!
この激坂に挑戦した猛者のブログを覗き見ると、前輪浮いたりするらしいです・・・
ただでさえ、登坂苦手なのに・・・筑波山のバカ!おたんちん!!
完全に折られたプライド(アウター縛り)、激坂を前に脳内に響くフレーズが。
「押いていってもイイじゃない車坂峠ヒルクライム♪」
その甘いフレーズに飛び付いてロードを押して歩いて登りました。
数歩だけ歩くと獲得標高が1m増える、なにこれ?
遠くからスポーツカーの爆音が聞こえる、人間の居る世界は近くにあると教えてくれているようだった。
前からも後ろからもロードはおろか、バイクも車も全く来ない。
居るのは野鳥ばかり、悲しみの森のマリモでした。
その後、押いていってもイイじゃない精神で風返峠に出ました。
左手側には山頂への道が。行きたい所ですが、EVASSONを待たせている身、出発地点へと向かいます。
EVASSONと合流、再び山頂を目指しておかわりです!
リベンジトライするも、脚のパワーとメンタルが蛇の道で持ってかれており、軽ギアでクルクルとのんびり登る体たらく。
見事なまでに完全敗北しました、御見それしました筑波山!
【茨城遠征 初日のトータル走行データ】
走行距離:65.7km
走行時間:4時間47分
最高速度:66.0km/h
獲得標高:1,589m
消費熱量:2,609kcal
さて、ホテルにチェックインして汗を流してマッタリタイム。
なんせ本日のメインイベントはこれからですから。
みんカラを通じて、所見の方と実際に会う。
否が応なしに緊張します!・・・ってなるハズだったのですが、筑波山の疲労感が全身から緊張を奪っていってしまったのか、非常に自然体でおりました(笑)
会場は土浦の「わん」ってお店でした。
個室で落ち着いた雰囲気で、すえぞ~さんのナイスチョイスでした☆
突然のアメリカ出張との事だったのですが、予約手配など流石の動きでした。
おしゃべりに夢中で画像的な物が1枚も無いのですがw
すえぞ~さん、ぐーなーさん、F-blueさん、EVASSON、森のマリモで18時から開始して22時半過ぎまでアレコレソレドレ話まくりました!
皆さん、見事にワタクシの中のイメージと違っていましたが素敵な人たちでした~
逆にマリモはイメージ通りだと言われ、嬉しいのか悲しいのか、等身大のブログを書けているんだろうとポジティブシンキング☆
ぐーなーさんに「靴下ライドの悲劇」を爆笑してもらえたり、F-blueさんがロード紳士なのが分かったり、すえぞ~さんが変態だと判明したり(←こらこら)
非常に楽しいひとときを過ごせました、皆さんと相棒に感謝です!!!
翌日は「霞ヶ浦1周ライド」です。
F-blueさんにマリモは引かれ無かったのか、すえぞ~さんの酒は抜けるのか、ぐーなーさんは土浦の夜の街へと消えて行くのか、全ては土浦の夜の怪しいネオンの明りの向こうへと消えていくのでした。