9月9日の事じゃった、EVAとマリモは休日を合わせ枝折峠でトレーニング遊びをすることにしておった。
しかし、マリモはスマホのアラーム力に不満を感じていて朝早く起きる自信が無かった。
そこで、マリモは「いっその事、寝なければ良い!」と開き直ったのじゃった。
トクトクと夜も更け、日も登り始めた。
結局、一睡もする事無くマリモは4時頃から支度を始めた。
集合は枝折峠ヒルクライムのスタート地点、ユピオに7時半の予定です。
※昔話口調やっぱ止めましたw Σ(・艸・○)ェェ!?
早めに到着したので、ハンモックでユラユラ揺られながら携帯いじり~
台風接近の影響か気温が低く、ちょいと寒かったのですが、日が刺すと温かくヌクヌク出来たのでオーライでした。
ハイドラを開く、EVAが道中どの辺りを走っているのか良く分かる。
便利な世の中じゃよ~、これでトランシーバーいらず!
たとえロングライド中にはぐれても容易に合流出来ますな!
EVAが到着後、一緒にハンモック♪
・・・ハンモックの良さを分かってもらえて嬉しかったとです!
さてさて、早速枝折峠アタックの支度に取り掛かりマッスル!
EVAが心の臓の上を虻に突き刺されたりしながらも、支度を進めておりますと
2人の物凄く気さくで無邪気なおじさん達がナンパしてきました(失礼)
今日のプラン等を話して、おじさん達は先に枝折峠へヒルクライム開始!
「1時間半のペースでゆっくり上がるから後からおいで~」との話でした。
・・・うむ、ピナレロにZIPPのディープホイールを付けた方のが強まっている印象でしたな!将来の我々の姿を重ねて見てしまい、何とも幸せな気分を味わえました♪
まぁ!奥さん、ディープホイール付けてるのに8㎏ですって!
機材に関しては心底羨ましいばかりでした!
ことぶきシルビアさん達のお馴染みトレーニング法であるレースタイムに合わせてのスタートするヒルクライムに今回初挑戦します!ついでに少し屁風仕様にしました。
※屁風仕様=ハイドラを起動し、お互いの現在地を把握し合えるようにしました!
7:30 予定通り枝折峠アタック開始!
EVAとのスタート時間差は、なんと14分!
いいの?いっちゃうよ?
序盤の平坦はボチボチのスピードで単身駆ける!
強めな登坂が始まるもまだ7分、おぃおぃハンデもらいすぎじゃないか?
ハイドラが二人の距離を明確に表示してくれちゃいます。
コース半分位進んでいるのにまだEVAはスタートしておりません。
本当にこの差を詰めて来るのだろうか・・・すげぇなオイと感心しつつも眼前の坂と先を行くおじさん達に意識を集中!
しばらくしてEVAもスタート!ハイドラも動き始めましたよ~、ゾクゾクぅ~!
ちょうど、枝折峠の鬼門、第2スノーシェッドの手前辺りで青ジャージのおじさんを捉えてパス!
青ジャージさん
「お~、頑張るね~」
マリモ
「相棒は今ようやくスタートした位です、後からすぐに来ますよ~」
・・・さて、次ぃぃぃ!
目線の先にピナレロさんを補足!走ってるペース的にも、これはすぐに捉えられるぞ!っと踏み込むペダルに力がこもりマッスル!!!
※この辺りで電波状況悪化の為、EVAの位置が消失
ダンシング時に斜度を度外視してコースを最短距離で詰める作戦で、ゆっくりゆっくりとピナレロさんに接近、激坂ゾーンで遂に捉え、抜いた!
・・・その後、しばらく後ろにピッタリ付かれている感覚が。。。
次の激坂ゾーンで抜き返えされました。
それからは常に先導されるような形で、馬鹿みたいな地獄ゾーンをひた走る。
何度も頭の中に鳴子の言葉がよぎる・・・
※鳴子=弱虫ペダルの主人公の友達、熱いスプリンターの赤頭君
「止まるも進むも決めるのは自分。それが自転車や!」
ぐぉぉぉぉ、名言メイカー熱い人情の男、鳴子ぉ!
このセリフばかりはワタクシのメンタルをダメ方向へ向けよるわぁぁぁぁ!!!
憎っくき大好きキャラの誘惑に苦しみつつも、最終的に
「止まるも進むも決めるのは自分、ならばガンガン踏んで燃え尽きるのも自由だ!」
と、弱虫マインドを払拭!
離されかけていたピナレロさんとの差を再び詰め直す。
その後、背後からEVAの息づかいが聞こえて来た!!!
振り返るとEVAがいる。
そこから一気に抜かされました!はえーね☆
抜かされてからは心がポッキリ!残りの坂を消化してゴール!
タイムは1時間8分、以前に単身トレーニングに来た時は1時間14分でしたが、比較すべきは枝折峠ヒルクライムのレースタイム1時間4分なので、アカンですね。

※枝折峠レース中のマリモ写真(なんか笑ってるw)
「己に負ける=EVAに負ける」の構図が出来るタイム差トレは相手とも己自身とも戦えるのでメッチャ有意義でした!
反省点としては、平坦を先頭集団と同じ位の速度で走らないとレースと同じタイムを出すのは難しい
!
山頂で4人で談笑、ホントに笑顔の素敵な人たちでした。
腹の底からチャリ趣味を満喫している感じがヒシヒシと伝わりましたよ~
・・・でも、ひとつだけ言わせてもらいたい。
「全然、1時間半ペースじゃないじゃないスか!」(笑)
ピナレロさんがワタクシと競っていたからタイム上がりそうだと思ったよ、と青ジャージさんが喫煙しつつ言うてましたよ~(怒w)
将来、相棒とあんな感じでチャリ趣味を楽しく続けてたいな~と心から思いました。
それから4人で枝折峠から反対側へ、ワタクシの水不足&財布忘れにより下り切った辺りで一期一会。
青ジャージさん
「100円ぐらいならあげるよ?」
なんて優しい言葉を頂きましたが、アカンですよとEVAの残り麦茶を拝借
←
そこから枝折峠山頂までEVAとのんびりヒルクライム♪
こうして話しながらヒルクライム出来るようになったんだな~、なんて感慨深く、景色も楽しみつつ登る楽しい時間でした。

撮るEVAを獲る!
最高の景色やね☆
楽しみクライム後は最高のダウンヒル!
EVAを引き連れてのダウンヒルなので、抑え目かつ出せるトコで最高速を味わうスタイル。
枝折峠のダウンヒルは最高にコーナーが気持ちいい、自然と歌が心から溢れ出してまいります。モンパチとか歌いながらガァァァァァ――――っと下りました。
下山後は先輩から有り難い施しを賜り、お礼にコーヒーやらをプレゼントしました☆
先輩とEVAが周辺のコースについて色々語り合っているんですが、どうにもしんどい。
なんだろ~?って思っていると異常な発汗。
脱水症状だったみたいです、いろはすゴクゴクして大人しくしてたら完治しました☆
ちなみに、「ブラックサブマリン(黒い潜水艦)」こと先輩のスタンドの話ですが、クオリティーの高いイタズラだろうって話でまとまりましたw
その後、定食屋さんでランチ。
屁風の掟に従って、勝者のEVAにアイスをおごりました。
食後の眠気に打ち負け、ユピオに戻ってハンモック寝を敢行!
最高のお昼寝でした~☆
そんな感じの枝折峠トレーニングでしたとさ、おしまい。